土煙りの中から少年と大男と若い女が現れた

少年と大男は同じ鳩と繋がっていた

若い女はこの世界の法則の例外を

そんなこともあるのかな、程度にしか気にとめていなかった

大男の右頬か ....
2005年にウエノポエトリカンジャム3という
野外で8時間ぶっ続けで約80組が出演し
詩の朗読をするというイベントの
実行委員会の代表をやらせていただいた。
3というのだからそれ以前に2001 ....
 東京湾をフィールドとする釣師にとって、アナゴは馴染みの深い魚である。
 キスやハゼを狙っていても、日が沈むころになるとアナゴが食ってくる。
 防波堤や漁港の岡っぱりからの釣だから、寿司屋ででてく ....
 
 本日、バック転日和。池谷幸雄は今頃なにをしてるかどうか、という問いに答えるのは、簡単だ。
 バック転をしている。相変わらず。月でもいい週でもいい、大阪人がタコ焼きをほうばる回数より多くバ ....
早い朝の淡い光線に君は濡れながらそれでも整然とした様子でそこに生きていた、俺は喉に突っかかるような痛みを覚えながら君の名前を呼ぼうとしたが、記憶に栓をされているみたいにそれはままならなかっ ....  今から30年以上前に高田馬場で朗読会を
していた上手宰さんは僕が尊敬する詩人で、
4月の「ぽえとりー劇場」は世代を越えて詩
を共有する雰囲気になったのが、とても嬉し
いことだった。そして、長 ....
あたしは 今日も 錆びかけた個室で ベッドにはいった
いつごろからそうしてるのかわかんない けど 法律で決まってるから
{ルビ駅=シンシツ}は人もまばら そろそろ発車だからね
個室は最初 カタン ....
♪ジョニーが来たなら伝えてよ
二時間待ってたと♪
隣の家の真行寺のおばさんにそうお願いしていたら、
ある日の夕方おばさんは血相変えて僕の家に来てこう言った。
「あんた気をつけなよ。 ....
詩は在る、として詩を書くとはなんだろうか。
書いたものが詩である、というのはどういう状態なのか。
詩人をどう定義すべきか。

それらの問いは、今や意味をなさないのではないだろうか。
なぜなら ....
服部剛氏の第二詩集となる『Familia』を開くと、そこには温かな潮流が静かに流れていた。

服部剛という詩人は日常の何気ない風景の中から、その温かな視線で拾いあげてくるアングルが、
マザーテレ ....
散文カテで投稿しようと思ったけど、無計画に文章打ってるだけじゃ人の時間をうばうだけだな と思い直してこっちに貼っつけ。
だってさ、もう何年もおんなじこと言ってるんだもん。しかたねえよなあ。(1/22 ....
 
 余華の『活きる』日本語版を読み、一度見た映画版の『活きる』をもう一回見ることにした。
 張芸謀監督に誘われた余華も脚本制作に参加し、映画版に小説にない要素がいくつか加えられていた。毛沢東像が ....
 今日、鼻から通す胃カメラ(経鼻胃内視鏡検査)で胃の検診を受けた。うわさどおり口から入れる胃カメラよりずいぶん楽だった。

 私は十年前に自覚症状の無いまま発症し、かつ知らないうちに治癒した胃潰 ....
猫介は学校を晴れて卒業した。
そして就職活動を始めた。

三毛猫食品の応募票を入手した。
質問項目がたくさんあった。
「なぜわが社を?」
「自己PRしてください」など。

初めてのこと ....
俺たちは七人兄弟だ。
容姿も全く同じ、その主義主張も性格も、思考も全くの同じだ。
たった一つ違うことは、それぞれが同時にひとつの場所に存在しないこと。つまりは物質的な同一性。それだけだ。

 ....
 きそくがある。じぶんのげんこうをひとつもってはいれ。ただし、くうはくやくとうてん、だくてんはんだくてん、すてがなひらがな、ろくじゅうさんしゅるいのもじだけをつかい、すべてをいちじとかんさんしてせんじ ....  規則が、ある。自分の原稿を一つ持って入れ。ただし、原稿には空白や句読点、濁点半濁点、、捨て仮名、ひらがな、全てを一字と換算して千字ぴったりの原稿。漢字やカタカナ、異国の文字は不許可とする。

  ....
〜愛犬への手紙(応募作品800字制限)

妹の結婚式は相手方の故郷、新潟の長岡で執り行う事としていた。

当時、その際に父方の親類と母とが揉めていたのはもう遥か昔の事。
遠い親戚を招待する。 ....
現代詩以前にも詩は数編書いていた。


今読み返してみれば、季語ならぬ詩語を並べて詩風にしただけの取るに足らないもの、もしくは、単に思ったことを少しひねた言葉にかえただけのものでしかない。いわゆ ....
これで投稿100個目になりました。

パチパチパチ

一番最初は2006年12月13日でした。
以来コツコツというかダラダラと言うか書いてきましたが
最近はめっきりペースダウンですね。
 ....
そば屋のラーメンってさ、そこら辺でムダなプライド掲げてるラーメン屋より美味しい気がするのは気のせいかなあ。

実家の隣駅にある麺屋へ行ってみた。BGMがずうっとBEATLESのお店だった。
 ....
書くワークショップ 荻窪での4回目を終えました。
今回は参加人数が6人でした。参加されたみなさま、ありがとうございました。

書くワークショップは、みんなでことばを出し合って、出てきたことばから ....
僕は小さい頃、ウサギになりたくて、何故ならば、あの雪のように白く絨毯のようにフカフカな毛と、この世のものではないようなまあっかな眼が美しくて、見惚れて、そして憧れを抱いていたからだ

「ウサギにな ....
 昨夜は新しい詩集「Familia」の出
版記念の詩の夜であった。何人もの詩の仲間
がこの本を手に取り、休憩時間にメッセージ
と名前を書いて、一人ひとりに手渡せた時、 
僕は詩を書く者の幸せを ....
  
  http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0510/index.html
  (NHK日曜美術館のページ)
  昨日新日曜美術館の再放送でパウル ....
社会で生きていくことの意味について悩んでいる私に対して、「まだそんなこと考えてんだ」と鼻で笑っていたけれど
四月一日、その人の刑はもう執行されて、遥か遠くに旅立った。
私はそれを最後ま ....
私は二つの中国の面を持っている。
父の形見、とても大切なものだ。
陰は白、陽は黒。
こうして手にしていると不思議な力、大きな力を感じる。
深い謂れを父から何度も教わったのだが…、
白面をチナ ....
「研二様、3番窓口までお越しください。」

待合室の椅子でうんざりするほど長く待たされた
私は、
その声を聞き、やっと順番が来たという
安ど感とともに、
腹立たしさも湧いてきた。
今まで ....
 著者は第16回詩と思想新人賞を受賞した橋爪さち子氏である。
すでに二冊の詩集を出されていて、もうベテランの域に入っていると言ってもいい詩人が新人賞を受賞したのは、
そこに新鮮な感動と発見があるか ....
60代の友達とご飯を食べに行った。

 「誰かが首を吊っている、俺はそろそろ朝飯だ」という中原中也の詩を教えてもらった。彼の信条は、「大切な人は生涯3人でいい、それ以外は考えていたら何も言えな ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
NO!吉岡ペペロ309/6/4 0:38
ウエノポエトリカンジャムと詩について 1馬野ミキ13+*09/6/3 22:02
アナゴMOJO1*09/6/2 10:50
クロマニヨンプレイカンチェルス...409/6/2 1:04
Fishホロウ・シカ...2*09/6/1 0:31
愛の詩人・上手宰と「冊」の詩人からの伝言服部 剛209/5/29 21:22
レールウェイの先は霞んでいる[group]竜門勇気1*09/5/29 11:29
誰が豚かを決めるのは俺だ花形新次6+*09/5/28 22:14
詩は軽蔑に値する非在の虹0+*09/5/28 17:02
服部 剛第二詩集『Famila』渡 ひろこ7*09/5/27 20:29
(未整理。)[group](1+1)/...2*09/5/27 12:13
大監督の映像も抑える中国小説家余華の筆力里欣009/5/27 9:53
楽です、鼻から通す胃カメラA-292*09/5/25 23:28
猫介ケンディ1*09/5/25 19:23
lit竜門勇気009/5/25 2:57
1000^63こきんこかんしょてん影山影司0*09/5/24 22:38
1000^63個金庫館書店0*09/5/24 22:38
「一員だったのは私達の方だった」Leaf009/5/24 16:07
現代詩を書いたわけと書かなくなったわけKETIPA0*09/5/23 0:19
100回目の告白つむじまがり5*09/5/21 18:38
懲りない麺々BOOKEN...5*09/5/20 14:38
五感からはじまる創作のワークイダヅカマコ...309/5/20 2:49
ウサギになる魔法噛子009/5/19 18:15
詩集「Familia」に込めた想い 〜(もう一つの世界)に尽 ...服部 剛509/5/19 0:54
頽廃芸術と呼ばれて—昨日NHK日曜美術館をみました。石川和広4*09/5/18 12:06
パッヘルベルのカノンかのこ309/5/12 3:30
陽炎柊 恵6*09/5/12 1:09
告示・通達ケンディ009/5/11 20:35
詩集『乾杯』橋爪さち子渡 ひろこ6*09/5/11 19:49
生き物と食べもの猫のひたい撫...109/5/11 8:09

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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