{引用=
後書
八つか九つの頃、瞬きが気になり、ひとたび気になると、目を見
ひらいていたり、瞬きすぎたりして、ぎこちなくなるということが
あった。意識しなくなるとともに症状 ....
「キャー!アスハルー!!」
「シンノスケくーん!!」
「キャー!!こっち向いてー!」
「ジロチョーさーん!!」
「アスハルー最高!!」
「シゲオくーん!!!」
「寿限無寿限無五劫の擦り切れ ....
ほんとのはなし
ねえ、きみ、なんでどっかいっちゃうわけ。ほかの女とさ。ねえ、きみはわたしのこと愛してないわけ。おれさあ、一人しかめぐりあわなかったんだよ。愛してくれるひとにさ。きみだけだよ。 ....
太鼓橋
桂大橋を渡っていくと袂で別れた嘉之さんがたっている。あれ、なぜ来た方に再た引っ返してきたものか、馬鹿だな。嘉之さんにお辞儀してもう一度手を振る。笑って手を振ってくれる。ああ嘉之さんさ ....
百羅漢には百の晩夏の孔雀蝶
本日の検証は、二日酔いで健康診断を受けるとどうなるか。
と言うのがテーマです。
・結果
→怒られた。
以上、報告終わります。
じぶんの詩のなんと吹けば飛ぶようなものなのだろうと思うのは、目のまえに起こり、去っていくものを書きとめながら、そこに、書き留めるということばの「留」めようとする杭を打つことをできない、とまで言えるかわ ....
雑念はいらない。
強くなりたいなと思う、
強いの定義とはなんだろう、
強くなったら、また強くなりたいと思うに違いない。
間違いなく、腹が減ってる。
絶対的に情緒 ....
書くこと、について、ミハイル・バフチンというひとの本を読まざるをえなくなって、
でも楽しく読んでいます。
それはもう他の読者の方に怒られるかもしれないくらいざっくり言ってしまうと、
「小説って人 ....
うそばなしが側にいる時はうそばなしについて書いてはいいが創作してはいけない。相手はあのうそばなしである、どんな嘘を吐かれているか解らない、潜入創作官たるものくれぐれも ....
ウォーレス・カロザースがナイロンの合成に成功したのは
すくなくとも1935年のことです。彼がうつうつとした体を引きずりながら
デュポン社の研究所にたどりつき、ぶつぶつと誰にも聞こえないような
独 ....
正体不明の嘘が嫌いだ。
言葉を並べ立てて嘘をつく、政治家とか、弁護士とか、大嫌いだ。
抽象的だとか、混乱しているだとか、曖昧だとか、定義付け出来ないだとか、そんな、そんなものが大好きだ ....
僕はとてもパンクが好きだ。あまりにもパンクが好きなので、「今のパンクやなぁ!」って隣にいる人に言うこともしばしばで、いやぁ、ときおり思いがけないところにパンクを発見したりするんだけれども、と同時に世間 ....
過去のことを思い出すことが極端に少ないと気づいたのは30代に入ってからだった。「何も覚えていない」と人に言われることが時折あるのだ。そもそも私には思い出話をする習慣も無い。そう、私は「今」か「これか ....
とりとめもなく書いてみようと思うのは、ポエムについて、ということは同時に詩について、ということです。
すこしだけふれておきたいのは、たまに、ポエムはだめで現代詩はいいとか、その逆とか、そうした話 ....
太陽は月を殺す。早朝、渋谷、センター街。青白い空に太陽は輝く。その光は月を貫く。月は今にも消えてなくなりそうだった。だが、その姿を見るものはいない。歩く人たちは、輝く太陽の光を片手で遮っている。眩し ....
派遣切り 明日は我が身が現実に
どうしよう 婚約白紙チラホラと
集まれば 仕事をよそに身の行方
* 先日、NHKで「派遣切りがはじまった」と題した愛知県の自動 ....
近所にあるホントに小さな楽器屋でギターの弦を買って帰った。
張り替えたばかりの弦の感触はいつも嬉しい。
手堅く幸せ気分を味わえる数少ない方法だ。
明日オレは試される。頼むぜ相棒。
そんな感 ....
ここはぽかぽかしています
ぼくはここでこんにちはということについて語ろうと思います。
ことばそのもの自体が定着したのはだいたいが、かの国語統一
以降のようですが、そうしたものについては誰か話すひ ....
意味が、ことばを輝かせる。
というのはどういうことだろう、とこのところ考えています。
その途中経過のようなことを書きたく、書いています。
*
ことばとは、意味を伝 ....
世界は崩壊してしまったよ。馬鹿馬鹿しい連中はまだ信じちゃいないんだけどね。外の連中は腐った街にこびりついて生きて、中の連中はこんな所に引きこもって、それでまだ「大丈夫」なんて口にしているんだから救い ....
ヘリは無事味方のキャンプに着陸した。僕は目を覚ましていたが、大佐はまだ眠りこけているようだった。先に地上に降り立つと、アスファルトを懐かしく感じながら数歩進んだ。そして振り返らずに、「先に行きます」と ....
あなたは、物事の些細な変化は、一見なんの脈略もなく飛散もしくは移動や変形し、それは意味をなさない現象だと思うだろうか…。
しかし、それが有機的に結びついているのだという説は面白い。たとえば、クリ ....
祝祭についての言句ありがたく頂戴しました。
安穏と甘美をともにして
やわらかな萌える緑のもとでささらと流れる清水に
お互いにそっと口をつけて冷涼とその固さを愉しむ
あるいは龍田川のおだやかな流 ....
以前、株の売買をしていて、現在は惨憺たる状態なのですが、そのことをお話ししたいと思います。
株をはじめたのは3年ほど前、株ブームが起こっていた頃です。その頃は、東証の一日の出来高が45億株を超え、バ ....
人が多いと色々めんどくさいよなあ。
イジメや陰口に噂話や勝手な憶測。
大人の世界にだってちゃあんとあるのだ。そういうのって。
それは意味が無いとかくだらないとかってもっともらしいコト言ったり ....
駅で
怒りを隠さず歩いてきた人に
足を踏まれた
怒っている人がいると泣きたくなる
世界のどこかしらにいつもある怒りに
時折触れてしまうと
行き処ない悲痛な涙が込み上げて
子供のよ ....
ながいながい変わりゆく道の、いま入り口に立っているところで とそのように思えみえるのは、この世の中であり世界のことです。
いまリーマン・ショックなどから俄に表立ってきた(それ以前からすでに進 ....
詩こころと自我は関係あるのかないのかといったことが先頃、山田せばすちゃんさんとの話にのぼり、スレッド会議室で述べるには長文となりましたので、散文カテゴリに投稿することにいたします。
....
藤井貞和『自由詩学』にこんな一節があります。
「思いようによっては、さびしいことかもしれないけれども、日本語の詩にとって、真にだいじなことは、等時拍であることからみちびかれることとして、(ア) ....
123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163
【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
0.47sec.