われわれは偉大な詩人『金子光晴』同志が領導される栄光の時代、『金子光晴』時代に生きて闘っている。
人類が生んだ詩の英才である『金子光晴』同志を詩人に戴いていることは、わが人民の最高の栄誉であり、 ....
初めて散文欄に投稿させていただくので、
まずは自己紹介から行きましょうか。
私はそらのとこという名前を自分で付けました。そうです、ハンドルネーム兼ペンネームであります。由来は端折ります。
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特にこれといった意図もなく、
ただふと思ったので書き綴ります。
信頼と信用という言葉は
同じような意味を持つ言葉だけれど、
しっかりと区別をしなくてはならない言葉だと
唐突におもったので ....
今年一年を振り返ってみる。
もう、書くことによって救いを求めるだとか、
そんなことは、
思わないことにする。
大掃除をした。
中学三年のひと夏しか着ていない、スクール水着が出てきた、新 ....
ドタンと、26時くらいに編プロ時代の僕が帰ってきた。着の身着のまま10分くらいでシャワーを浴びると、パジャマも半端に裏返しつつ、脱衣に被り、敷いてあった枕と布団を越えた。飛びスッ、と位置だけは、細い体 ....
あっ、白と黒の木製の板が水色の雲に吸い込まれていく
ぱらぱらばらと何の脈絡もなく、雲に、空に吸い込まれていく
僕はこの板に掴まって空へ行かなければ
僕はこの板に掴まれば空へ行 ....
司会の僕が「2部のラストはこの人に登場してもらい
ましょう・・若き詩人の星・児玉あゆみさん」と名前を
呼ぶと、「笑いと涙のぽえとりー劇場」に初登場の児玉
さんは詩と朗読について「詩は(難しいと ....
大きな金属加工工場の鋼鉄音がケタタマシく鳴り響く中、私は比較的早い起床時間を迎えた。昨日はどういうわけか非常に眠たく、PM 9:44ごろに完全に眠りについたのが原因だろう。私は目覚めも少々心地よく、普 ....
施設に来た子供たちが、「鳥を捕るのがすごく上手なお兄ちゃんがいる」と目の前で騒ぐので、俺はなんとなくそっちの方を見た。
すると、見覚えのある男が雀を次々と捕まえているのが目に入った。何をどうして ....
僕は元来多くの詩を覚えているほうではないが、「ひとつ」ということを考えるうえで、忘れられない詩がいくつかある。今回の論考ではこうした例を取りながら考えることも必要となるだろう。
{引用= ....
今回はタイトルにもあるように、時折算数を引き合いに出す。何故なら、僕は算数が苦手だからだ。通れない場所に隣接したほうが、通れる道は明瞭になる。僕が自信を持ってできるのは、せいぜい四則演算の程度なの ....
これから書くのは、詩をつくる際に僕が行っているごくごく基本的な操作についてである。
何故そんなことを書こうと思ったのか、について、まず一義的な理由を述べるなら、スタジオイマイチの大脇理智氏に「谷君も ....
『堀田善衛 上海日記』感想
硬い文体と予想したが、意外とスイスイと読めた。
中国語も英語も多言語もあるが、間違いと漏れ字の中国語も何箇所を見つけたが、それでもそれ自体がどうでもよ ....
それにしてもですよ、見るからにあやしげな女がよたよたと教会の階段を上っているというのにどうして誰も止めやがらないんでしょうか。その時たまたまそこに誰も居なかったというわけなんでしょうか。そ ....
12月21日に高知での忘年会的な朗読ライブに出席してきて、「ああ、今年も一年が終わるんだなぁ」と、ふと思ってしまった。極めてありきたりなんですが、これまでの仕事の関係などもあって一年の終わりを感じる ....
「ショートレビュー・サンデー」略称SRSの年末版です。
2008年の印象にのこった現代詩フォーラム内の詩をふりかえったり、つれつ
れとおもったことを書きます。
2008-02-08 ....
詩を書くことが、それぞれの書き手にとってどんな意味を持つのか。それは個人によって様々であるだろうが、おそらく書くことが自らにとっての救いになりうると感じている書き手が多く存在するものと思われる。書く ....
昔から池袋の雰囲気が好きだった。
上野より危険な香りが少ないし、新宿のような毒もない。
かといって渋谷のように媚びるわけでも恵比寿のようにお高くとまるわけでもない。
デゾレイトで ....
高校二年に進級した私の環境は正直言ってあまりよくなかった。一年生のときロールモデルにしたいと思った教師とは接点がなくなり、非常に相性の悪い若い男が担任になった。まあ人気のない教師ではあった。いま思え ....
色んなコトがビミョーなバランスで成り立っているんだと思うんだけど。
そのバランスは常に危ういものでもあるんだよね。
でも今のバランスが全ての人にとってベストかってーと、そうでもないだろうしさ。
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ある日曜日の午後、私は同期のあさぎちゃんとカフェでお茶を飲んでいた。
「今日は付き合ってくれてありがとうね」
大木を縦半分に切っただけのようなテーブルをはさんであさぎちゃんがそう言った。
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とても小さい頃、小学校に上がる前に書いた日記を読んだ。
「"雲"を辞書でしらべた。がっかりした。」
空気中の水分が凝結して、微細な水滴や氷晶の群れとなり、空中に浮か ....
まずは、アマモリトオルさんのテキスポ詩集「夜はいつも旅のはじまり」を紹介させてください。(少々宣伝込みで申し訳ない)
http://texpo.jp/texpo_book/toc/2822/
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書くという漢字には斜めの線がない。
書く、という言葉を聞くとき、わたしはどうしても、カクという金属的の響きを受け取ってしまう。引掻いて、削っていくこと。
曖昧な気分や感情を、紙に写していくので ....
真白な 事象 そのゆえに かれをあいしたのは だれ。
向日葵の咲き誇る夏であったが為に、彼の葬儀は凍り付いた二酸化炭素の煙が目に沁みた。
青ざめ強ばる腐食の膚をやんわり押せば戻らずに留ま ....
桜の花びらはもう枝から落ち、表になったり裏になったり、吹く風にくるくると回されたりしながら、春の終わりに舞っていた。
運河沿いの町なかにぽっかりと作られた狭い小さな公園だった。
数えるほどのベンチ ....
実はたいしたことなど言っていないのだ。
言っていたとしてもそれは言っていただけであるのだね。
決定力と説得力が伴わなければ誰もだあれも惹きつけられないし、傷つける事すら出来やしない。
逆にそれさ ....
目が覚める。手に握られていた、ゴミのような紙。領収書。宛名は空白だった。枕には涎が着いている。アルコールの匂いがする。カーテンから光が差す。胃に違和感があった。消化不良だろう。布団から起き上がる。水 ....
正しいとか正しくないとかはあんまり重要じゃない。
気分か気分じゃないかのほうがよっぽど大事なんです。
1番良い方法が必ずしも自分の望む結果を招くとは限らないし。
って事はソレはそもそも1番良い方 ....
(旅立ちの日)
「…… … ……朝尾、伸介」
「はい!」
「…… …… …… ……… …… …はい。よく頑張ったな、おめでとう」
「…… …… …… … …」
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