土曜日の夕方、近所のスーパに向かった。店では月曜に発売するはずの週刊誌が売られていた。時刻は5時を回ったところで、店内には小学生や部活帰りの中学生に交じって仕事を終えたばかりの会社員や作業服を着た男た ....
以前、作家の佐藤亜紀さんが『ユリイカ』で、批評とは西瓜割りみたいなもんだよ、という趣旨のことをちらっと書いていて、なるほどうまいことを言うもんだなあ、と思わず膝をたたいたことがあります。引用してみ ....
口語自由詩と散文との違いは正直よく分かりません。
それでよく詩を書いていると言えるなっと詰問されたら「ごめんなさい道楽でやっているものですから」 とでも謝るしかありません。
そんなことどっちでも ....
「5号は、全体的に、許しとか、ほんのり希望、というものを感じました。特に示し合わせたわけではないのですが」とは、同人の遠海真野の言葉だが、『反射熱 第五号』の詩は、確かに一定の方向性を持っていた。そ ....
いよいよ帰国の日となりました。朝の6時半に乗り合いジープに乗るつもりだったので、6時に出発することに。
5時50分にフロントに行ってみたのですが誰もいません。前日ホテルマンに6時にチェックアウト ....
詩はどこで生きるか
=朝日新聞谷川俊太郎インタビュー
「詩はどこへ行ったのか」から考えた事=
世間的には、詩集も詩論も人の目に触れる機会はどんどん減っているように
私には思える。ア ....
十年の、事実
プテラノドン
メインレースは悲惨な結末、突風に吹き荒れた
駐車場を後にした。
赤信号に変わろうかという時に友だちが言った、
大外からまくれるぞ。俺たちなら行ける。
僕はア ....
駅前のカフェでサリンジャーの短編小説を読んでいた。ブラインド越しでも西日がきつく、窓を背にする席を選ばなかったことを後悔した。木製のイスも座り心地はよくはない。空調も若干効きすぎている。要するに ....
世界は人間なしで始まったし、人間なしで終わるだろう
ーーークロード レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』より
「4年に一回、すっごく泣きたくなる年がくるの。」
「 ....
間もなく日付が変わるのと同時に、遂に、第4回批評祭開催です!
今回は事前告知の方法をいろいろと試してみました。おそらく効果的であったとは言い難いのですが、その過程での一番の収穫は「サイト ....
・・・・ちぇッ。ったく、分からんやっちゃなぁお前は。だからやで、もっかいゆうたるからちゃんと聞いとけよ阿呆。ほやからな、二三発バットで頭どついたかてな、人間そんな簡単に死なへんねん。分かるか。 ....
久しぶりの晴天でした。山の天気は変わりやすいと言いますが、ダージリンに到着してからはずっと曇り空で、雨に降られていました。
今日は空が青く、雲が白く、景色がくっきりとしています。観光ができる最後の日 ....
君が東京につく頃までには、この手紙を書き終えたい。そして君が東京を去るときまでには、この手紙が君の下宿先のポストに入っているようにもしたい。難しくはないんだ。余計なことは書かず、必要最低限だけを ....
タイガーヒルツアーに参加してきました。ヒマラヤの雄大な展望が眺められる絶景スポットで、ここから日の出を拝むことがダージリン旅行者にとっては外せないイベントみたいです。
朝の3時半にホテルのフロン ....
今の自分がどうであろうと、
過去の自分を知る人の前では相手もその過去の記憶の情報を基に接してくるのであり、
むしろそういう答え方を求められているのであるから、
過去の自分を演じ ....
(※今から書くことは、かなり飛躍した考えで、矛盾に満ちている。私自身、今から書くことを本気で考えているわけではない。本気で書いているとしたら、あまりにも宗教じみてもいる。なぜ書いているのかというと、ふ ....
ここに参加してから6カ月以上たちました。
当初「ゲイジツって……」という散文でいろいろ現代詩は気味悪いと書き、芸術を標榜するサイトもゲロがクソを批評しているようだと書いたら、OHさんあたりからも ....
限界なのだ。という声が聞こえた。
見ると綿雲がぶるぶると震えていた。
空が震えているわけではない。空を支えるものが震えているのだ。
いよいよその時が来たのだ。
私は日々の糧を得るため ....
詩集の表紙には闇夜に浮かぶ舟の漁火が、誘導するようにふわりと灯り、
誘われるまま詩集を開くと、霧の中に佇む一艘の小舟の写真が出迎えていた。
山中以都子さんの詩集『水奏』は、もうここから始まってい ....
飛行機の国内線でバグドグラ空港へ飛びました。ここから乗り合いジープで標高2134メートルに位置するダージリンを目指すことになります。
空港で若いインド人夫妻に声をかけられました。一週間前まで大阪 ....
けふも又減少したり生命力生きる力も日々に衰へ 攝津正
歌作の心得のある者には失笑の一首であろう。上の句と下の句は同義反復したに過ぎない。しかし「けふも又減少したり生命力」はユニーク。
....
ヴィクトリア記念堂に行ってきました。当時、インドの皇帝も兼ねていたヴィクトリア女王を記念して造られたもので、純白の大理石を使った美しい建物です。
カルカッタの中心にあり、広大な公園に囲まれていました ....
電車のつり革につかまり、揺らいでいる男性。
おそらく、電車が止まる度に生じる力に抗する力を持っていないのだ。
男は頭をうなだれている。
よろめく姿から想像する。
彼は、今眠くて仕方ないのだ。
....
ものごとを客観的に捉える時、「絶対」は存在しない。客観性というのは事実をもとにして考える視点なのだから、主観的な発想は極力削除すべきなのだ。ものごとは流動的であり、定まったものや確かなものは何一つな ....
朝の7時にマザーテレサの家に集合ということだったのですが、いざ到着してみると驚きました。そこには50人はゆうに超えるボランティアたちが群がっていたのです。
キリスト教なので西洋人が多かったのです ....
彼は模試で学年4位を取ったらしかった。彼は誰にも話さなかった。定期テストでクラス1位の女子が興味ないという風に友達とはしゃぎながら横目で彼の用紙を見る。彼女は25位だった。
「先 ....
朝の10時頃、カルカッタに着きました。ジャーナリストと一緒に街を出ると、そこは泥臭いバラナシとは打って変わった都会でした。
地面は土ではなくコンクリート。道路には黄色いタクシーが大量に走り、牛の落し ....
数学が嫌いだった。
今ではちょっぴり後悔している。
もともと興味を持ったらまっしぐら、それこそ寝食を忘れ、日常生活に差し支えるほどのめり込むくせに、逆に食指が動かない物事は、もはやそこま ....
ガンジス川を夢見ていた。
あなたが見たことのない、異邦の川だ。
とろけたチャイのような色合いで、流れはゆるやかに、向こう岸というより彼岸、と呼びたくなるほどに川幅は広い。川岸では野焼きで死体 ....
午前中、お店に行くとシルクのワンピースが出来上がっていました。思っていた以上に質感がよかったのでウキウキしました。
今日はカルカッタへ向かう日です。午後は昨日同様、ガンジス川のほとりで本を読んで ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
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変わってねーのは夕日だけ
プテラノドン
2
10/1/9 19:50
【批評祭参加作品】西瓜割りを見物する人の群れ(詩における批評 ...
[group]
角田寿星
10*
10/1/9 16:57
【批評祭参加作品】口語自由詩と散文との違いは何か
[group]
……とある蛙
7*
10/1/9 15:28
【批評祭参加作品】原罪と救済のパレード(反射熱 第五号)
[group]
古月
3*
10/1/9 15:01
インド旅行記18(ダージリン→デリー→成田)
チカモチ
3*
10/1/9 12:05
【批評祭参加作品】谷川俊太郎インタビューから考えた事
[group]
大村 浩一
13+*
10/1/9 9:38
【批評祭参加作品】好き勝手言わせて貰う【十年の、事実】
[group]
虹村 凌
2*
10/1/9 8:09
透明で無害な煙草、倍速で行われる会話、無目的的な快速電車
robart
1
10/1/9 2:46
冬の博物館の前で
〃
1
10/1/9 2:45
第4回批評祭開催にあたって(2)
相田 九龍
1
10/1/9 0:01
レクチャー
捨て彦
1
10/1/8 21:24
インド旅行記17(ダージリン)
チカモチ
4
10/1/8 10:16
消印のない手紙——参考資料⑥
robart
1
10/1/7 2:13
インド旅行記16(ダージリン)
チカモチ
4
10/1/6 19:28
過去の自分を演じる仮面
飛べない豚
0
10/1/6 14:36
勝利という概念は記号の罠だ 仮説メモ
結城 森士
3*
10/1/6 11:55
現代詩フォーラムに参加しての感想
……とある蛙
12*
10/1/6 11:32
今にも落ちてきそうな空をみた
影山影司
6
10/1/6 0:27
山中以都子詩集『水奏』
渡 ひろこ
5*
10/1/5 19:26
インド旅行記15(カルカッタ→ダージリン)
チカモチ
4
10/1/5 19:14
歌人 攝津正
A-29
1*
10/1/5 0:30
インド旅行記14(カルカッタ)
チカモチ
3
10/1/4 12:06
芦毛の伝説
ブライアン
1
10/1/3 19:18
当たり前のことを忘れないために 走り書きメモ
結城 森士
1+
10/1/2 19:48
インド旅行記13(カルカッタ)
チカモチ
3
10/1/2 11:15
脱皮
榊 慧
4
09/12/31 22:07
インド旅行記12(カルカッタ)
チカモチ
4
09/12/31 20:03
妄想三角比
都志雄
1+*
09/12/31 16:04
脳が頭蓋をヒカキ、夢を見た
影山影司
0
09/12/31 6:18
インド旅行記11(バラナシ→カルカッタ)
チカモチ
4
09/12/30 11:52
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150
【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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