数学が嫌いだった。
 今ではちょっぴり後悔している。

 もともと興味を持ったらまっしぐら、それこそ寝食を忘れ、日常生活に差し支えるほどのめり込むくせに、逆に食指が動かない物事は、もはやそこま ....
 ガンジス川を夢見ていた。
 あなたが見たことのない、異邦の川だ。
 とろけたチャイのような色合いで、流れはゆるやかに、向こう岸というより彼岸、と呼びたくなるほどに川幅は広い。川岸では野焼きで死体 ....
午前中、お店に行くとシルクのワンピースが出来上がっていました。思っていた以上に質感がよかったのでウキウキしました。

今日はカルカッタへ向かう日です。午後は昨日同様、ガンジス川のほとりで本を読んで ....
 「いやんばかん木久蔵です」は、オシャレにキマってはいけない。空振りがいいと思う。 

 心の中に本当のものを求めていて、最近は、本にそれを押し付けている。書店で見つけたそれらしき本を買い ....
 子供の病院 / ヒダ・リテさん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=198517

 おもしろかった。ひじょうに映像的なフレーズが多くて、ふくらま ....
パプーにお願いして安いシルクの店を紹介してもらい、白地のワンピースをひとつ作ってもらうことにしました。先日買った青いスカーフと合わせて着られる服がどうしても欲しくなったのです。パプーはすぐに連れて行っ ....    凪が終わる時

授業が終わると道人は真っ先に教室を出た。いつもは軽音楽部の部室で、友人達ととりとめのない話をして、ベランダから演劇部の発声練習を眺めながら、本間裕子の姿を追いかけるのだが、今 ....
【青猫】
夜がふらりとやって来た。ポケットに一杯の子猫をつめ込んで。「どいつもこいつも元気だぜ。安くしとくよ!」小さな青猫を手に載せてみる。三百円だと夜は言った。「青猫はいい匂ひがするよ」さう言ふと ....
街を歩いていたら日本語が堪能な少年に声をかけられました。うさんくさいなと思いましたが、あまりにも上手なので応じてみることにしました。

どうやら少年、日本語の勉強をしたいがために日本人に話しかけて ....
火葬場を見てきました。文字通り、死体を火で燃やすところです。

輪廻転生を信じるヒンドゥー教徒は墓は作らず、死者は燃やして川に流すのが主流のようです。聖地で焼かれ、ガンジス川に流されることが彼らに ....
I want the toys of other boys
I want a knife and a gun and things
But Mom and Dad will not give  ....
お昼前にバラナシに着きました。ガンジス川沿いに位置するこの都市は、ヒンドゥー教・仏教の聖地として知られるところ。今回、私が最も楽しみにしていた都市のひとつです。
バラナシは最もインドを感じさせる都市 ....
 誕生日に僕は飛行機に乗って日本に帰る。
 空港へ向かうバスの中で、あるいは飛行機の中ですでに具合が悪い気がしていたのだけれど、帰国してまもなく予定調和的に風邪をひく。
 日本でクリスマスに恋人と ....
【催眠術師】
「…サテ次ハ催眠術デス。ドナタカ御協力ヲ…」私の恋人がハイと手を上げた。「オオ何ト美シイ方デセウ。ソレデハ、アナタガ一番美シイト思ッテヰルモノハ何デスカ?」口を開きかけた瞬間、彼女は一 ....
どこかのビートルズ○チガイの人が2ちゃんねるかなんかに書き込んでいた。

「Norwegian WoodのイントロでジョンはG#とAをぶつけている。」と。これは青天の霹靂だった。

私はわ ....
世界遺産に登録されているタージ・マハル廟、アーグラ城塞があることで知られるアーグラー。この都市はオートリキシャーの運転手サムの案内のもとで観光しました。

まず訪れたのがタージ・マハル。ムガル帝国 ....
1…
 人は物事を整理し、「記号化」→「体系化」→「理論化」することによって脳を発達させ、進化してきた。いろんなことを「記号化」するによって解釈することによって言語を育み、知識を得てきた。
すなわ ....
 21日。東京に住んでいる姉と待ち合わせをして東京見物をすることにした。
 銀座で待ち合わせをして歌舞伎を見るのに都合が良いため是非観ようと思い立った。しかし劇場前の係員さんに一時間半待ちだと聞いて ....
 今月の初旬から始まった埼玉の基地での研修が、明日終わる。今年度で転職が決まったので近々退職する予定があるが、昨年から自衛隊に勤めている。(自衛隊に興味がある方は問題ない範囲でお話ししますので遠慮なく ....  あなたとわたし、わたしとあなた。
 学校帰りにこうしてケーキを食べて、熱い紅茶を飲む。
 秋に始まった授業で、あなたと知り合った。あなたが声をかけてきて、それからあなたは二時間喋りどおして、最後 ....
朝の6:10発のアーグラー行き電車に乗るべく、5:30にホテルを出発しました。
が、インドの電車は定刻どおりに来ないというのが有名で、実際に発車したのは7:00頃でした。中には6時間遅れた、なんて例 ....
【雑踏】
地下街の雑踏で見知らぬ若い男に肩を叩かれた。「はい?」何やらまくしたてられるが全く理解できない。何語だらう。男は段々激してきて私の肩を小突く。「何するんですか!」男は声高になり、またドンと ....
デリーの南西約260kmに位置、ラジャスタン州の州都であるジャイプール。約10kmの赤い城壁は赤砂岩の色に合わせてすべて淡紅色に塗られ、別名「ピンク・シティー」なんて異名ももつお茶目な都市でもあります .... 憲法9条にしろ、北朝鮮核問題にしろ、飲酒運転ひき逃げ事件にしろ、
浮気にしろ、結局は自分の生き方である。
常に真面目に生きるべきであると思う。
完璧な法は無い。抜け道はいくらでもある。
真実は ....
批評・評論をする資格は誰にでもある。しかし、
「芸術に正解はない」
ということを理解していない評論者は意外にも多い気がする。
さすがに
「自分の考えこそが答えだ!」
なんて思っている阿呆は多 ....
何かを選択をするということは何かを捨てることだ。そして、生きるということは他の生命を奪うことだ。何度同じことを考えてきただろう。ずっと、このことを考えている。

選択することができなかった。何も捨 ....
【小児病棟】
「僕死ぬんかなぁ」点滴パックを換へながら答へた。「いつかは皆死ぬわ」「看護婦さんはいつ死ぬの」「そのうちね」少年はため息をつく。「僕なぁ、妹殺してしもた」「えっ?」「喧嘩して、死んだら ....
最悪なことに、早くもインドに呑まれました。2万円近くぼったくられてしまったのです。

きっかけはバス乗り場を探している時でした。ラールキラーという観光名所に行きたくて、バスで行こうと停留所の場所を ....
改めてJAL航空にて成田出発。今度はちゃんと飛びました。

飛行機の中でヒンドゥー教の本を読みました。
ヒンドゥー教―インドの聖と俗 (中公新書・森本達雄著)

ヒンドゥー教の概要、歴史、カ ....
女性一人でインドに行くことにしました。

いよいよ出発です。携帯のアラームを6:30にセットしておいたのですが、設定ミスのため鳴りませんでした。でもなぜか6:31に目が覚めました。
祖母が亡くな ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
妄想三角比都志雄1+*09/12/31 16:04
脳が頭蓋をヒカキ、夢を見た影山影司009/12/31 6:18
インド旅行記11(バラナシ→カルカッタ)チカモチ409/12/30 11:52
滑った感じ八男(はちお...3+09/12/30 11:17
ショートレビュー・サンデー 12 レコポエ版露崎209/12/30 3:21
インド旅行記10(バラナシ)チカモチ209/12/29 1:01
凪が終わる時within5*09/12/28 22:14
【140字小説】青猫他三州生桑009/12/28 21:29
インド旅行記9(バラナシ)チカモチ409/12/27 10:56
インド旅行記8(バラナシ)309/12/26 10:51
365分の1としてのクリスマス、あるいは本のカバーについてrobart209/12/26 0:19
インド旅行記7(アーグラー→バラナシ)チカモチ209/12/25 8:47
12月24日、快晴。瀬崎 虎彦309/12/24 23:29
【140字小説】泣く女他三州生桑309/12/24 20:30
ノルウェーの天国A-292*09/12/24 11:43
インド旅行記6(アーグラー)チカモチ409/12/24 8:26
本能が怖い話を拒絶する 下書きメモ結城 森士1+09/12/23 14:48
埼玉出張記(2)相田 九龍209/12/23 3:34
埼玉出張記209/12/23 3:34
アルルカン洋菓子店瀬崎 虎彦3*09/12/23 1:51
インド旅行記5(ジャイプール→アーグラー)チカモチ209/12/23 1:26
【140字小説】美少年他三州生桑009/12/22 20:32
インド旅行記4(ジャイプール)チカモチ309/12/21 23:38
よもやま話ペポパンプ3*09/12/21 22:18
批評について結城 森士109/12/21 1:09
選択と削除0+09/12/21 0:24
【140字小説】ふすま他三州生桑009/12/20 16:22
インド旅行記3(デリー)チカモチ209/12/20 9:30
インド旅行記2(成田→デリー)109/12/20 9:25
インド旅行記1(成田→デリー…→成田)209/12/20 9:20

Home 戻る 最新へ 次へ
101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 

【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
1.4sec.