{引用=人は誰でも他人の黒衣。操っていると思っても、操られている。
阿呆のからくり糸巻車。
そろそろ時が来たようね
中世から、このてのひらの上の地図まで時がなぞる、阿呆の船の輪郭。
ガリレオ・ ....
 辞職願には「一身上の都合」とだけつつがなく書いたものの、本当の理由は「生きることによる倦怠感」であった。生きる、という本質的な目的がわたしの中で、ピントの合わない眼鏡をかけているように、急にぼやけて .... 自分なのだけれど、自分でもないような気もする…、耳の曲でU2やら、ビョークやらをイメージしていたが、特にアイルランドは何も無い国だったな…。1年前の話でもう…僕は何年も自宅で曲を作っているわけです。黒 .... {引用=お煩い}

 二日に一度、王子は乳母に抱かれて母上にお目通りするのだった。とこ
ろが扶育大官だけが入室し、つつがなくお育ち遊ばされている旨奏上する
のを控えで待つだけである。
 天井 ....
 何週間ぶりだろう。夜、走りに出かけた。
 走り出して直ぐに気がついた。季節が変わった、と。アップダウンの多い住宅地の間、短い間隔で等しく並んだ蛍光灯の光が緑色を帯びているように見える。敷地に植えら ....
泣いた方がいい人っぽく見えるよ。オススメ。
アバ  ンストラッシュ とか
トリニダー  ドトバゴ とか
うっかりうっかりうっかりうっかりうっかりうっかりうっ
かりうっかりうっかりうっかりうっか ....
ーー奥さんの良く行く、カラオケに主人も同行することはなかったのだろうかと思った。それも、今時では珍しいことだなと、私は思った。ゴルフの練習場には5つほど打つ場所があって、主人は端っこから打つのが好 ....  清水昶氏の、デリカシーのない発言を禁止している掲示板「新俳句航海日誌」で、2000.10の頭に、お父上の清水武夫氏の詩集「火の学会の着席順(1974.3.30発行)」に残部があるので欲しい人は連絡く .... さわ子の友人:「さわ子 自殺したよ」
  男   :「死んだ?」
さわ子の友人:「助かった。命だけは。でも頭おかしくなっちゃって
        わたしの顔見ても ....
 新宿の家電量販店に、除湿器を買いに行った。
 除湿器というのはなかなか使える家電で、雨が多い日などにヒーターと併用すると、室内に干した洗濯物の乾きがとても早くなる。
 何種類かの除湿器を物色して ....
ブラックバスをルアーで釣るのは、初心者にとっては難しいことだと思う。
ミミズなどではなくルアーを使っているのでは魚は釣ることはできないのではないか、という先入観があるからだ。
私は中学生の頃、テス ....
ときどき、自分がいままでどうやって生きてきたのか思い出せなくなる。
たとえばそれはセーターを編んでいて、順調に右肩まで編んだところで突然、鈎針の動かしかたを忘れるようなかんじ。右に編むのか左なの ....



あ どもども 見知らぬ皆さん こんちくわ

えっと ヨルノテガムと申します てへ

この頃 何か映画批評のようなものを書きたい と思ってまして
何か ズボラ ....
{引用=犬女}

 この国では乳首が三つとか乳房が一対以上ある女はイヌメと呼ばれ、豊
穣神に遣わされた乳母として少女の内に取り立てられた。
 次代の国王と王位継承者をその乳で扶育仕るという名誉 ....
 母が私の靴をはいて出てしまった。
『せちがらい世の中です。どうか探さないでください』
 朝起きると母の書き置きがあった。あまりにも淡白なセンテンスだった。私は泣きながらトーストをかじり、泣きなが ....
{引用=産}

 さて女王だが、日夜の狂態に目は隈取られ歌い皺が眉間と頬に刻まれ、
幾度と香油をすり込んでも肌から瑞々しさが逃げ、豚のように食べてもや
つれ{ルビ鱶=ふか}のように飲んでも渇き ....
今夜眠れるとしたなら、すでに朝方になっているような気がした。しかしその思いつきは何故か心の中の気持ちを落ち着かせた。私は自分についての世界を思い浮かべる。まだ訪れていないものは、ひらめきのようなものな .... 今も思い出されるあの日、私は夢見ていたハワイで楽しいディナークルーズに参加することができた。怪しい熱帯樹林の繁る真夜中に訪れたシンガポールでは、美しい夕暮れをぼんやりと見ることができた。そんな気のして .... {引用= この鬱蒼たる森はかつて宮殿であった。腐葉土の堆積と地下茎の絡合に阻まれて遺構とて目に立たないが、ここから真北へ直進すると、やがて行き当たる巨きな樫の根方に井戸跡がある。崩れた石積を覗き込めば ....  図書館へ向かう道の途中に小学校がある。とっくに登校時間は終わっていた。
 出来てからしばらく経つらしく、白く塗られたコンクリート製の校舎はどことなく薄汚れ、遠目からでもそれとわかるクラックが入って ....
 たった三駅でも、待っている間は長く感じる。
 普段暮らしているぶんには意識しないのだが、どうもせっかちなのか、こういうちょっとした間が忌々しく焦れったい。
 おまけに忘れっぽいので、こういう ....
 さきほど行った商店街の、タバコ屋のあたりを通り過ぎて数分歩くと、普段会社で使うのとは違う、私鉄の最寄駅に着いた。
 いつ買ったかすっかりわからなくなった、現場作業でかなり擦れてしまった黒のGーSH ....
 あれから寝坊の心配なく、朝早く起きる事が出来たが、あえて会社へは行かない事にした。これから戦うためには、入門書のようなものを一冊読んだだけでは、とても足りないと思ったからだ。
 戦うといっても、会 ....
 折り返した電車から降りると腹が減っていることに気づく。
 そう言えば仕事が終わってからなにも食べていなかった。それだけアツくなっていたということだが、それほどまでに理不尽だと思えたのだ。
  ....
私立女子高。
可愛い制服と、私の他に、私の中学から受験する者が居ない事を
目的で選んだ第二志望の高校だった。
第一志望の高校は落ちた。当然第二志望の女子高は私の偏差値より
下回っていた。
 ....
原作は読まずに映画を観に行った。どうせ出来そこないの九州弁を聞かされた挙げ句、薄っぺらな人間把握を押しつけられるのが関の山と踏んでいたが、意外や意外。

人間把握の深い浅いはともかく、俳優陣による ....
一昨日。雨で仕事が延期に。けっきょく晴れたが。で、カミさんと映画鑑賞。『TSUNAMI』。韓国映画。ガックリ。不満解消に映画のはしご。『十三人の刺客』。まあまあ。

ラーメンでも食って帰ろうと、同 ....
 
 そうしながら、近くの店でコーヒーでも飲みながら読むか家で読むかを少しだけ考え、本屋で金を使ってしまったことでもあるので、よけいな出費は避け、用心して家に帰ることにした。決めると目の前の線が揺ら ....
 本は、とりあえずわかりやすそうなものから手に取った。
 見開き二ページごとに、イラストを織り交ぜた形で内容がまとめられているという体裁の、ちょっと字が読めさえすれば、誰にでもわかるようなものだった ....
「屁理屈言ってんじゃあねえよ」
 権藤と言う名前のその担当は、もう六十過ぎにもなるらしいという事なのに妙に元気な小柄の男だった。土気色の肌に酒に焼けたようなものが混じり合い、脂乗りしている。坊主頭よ ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
演劇の有用性についてsalco3+*10/10/18 19:51
ゆるやかな生活豊島ケイトウ18+*10/10/18 18:34
PCのこととか番田 110/10/18 2:16
Queeeeeensalco0*10/10/18 0:49
国道 点滅する信号線ブライアン2*10/10/18 0:16
墓の前にも椅子の上にも私はいませんキリギリ210/10/17 20:47
ある日の現場で番田 110/10/17 3:54
火の学会の着席順 清水武夫鵜飼千代子4*10/10/17 1:09
「Dolls」の黄色い車〜〜〜ヨルノテガム210/10/15 7:00
陰湿機「Y」3*10/10/10 13:29
あしたバスを釣りに番田 1*10/10/9 1:59
保健室のこと[group]はるな210/10/8 23:45
映画 北野武監督作 『Dolls』 の黄色い車〜〜〜ヨルノテガム210/10/7 1:30
Queeeeensalco0*10/10/7 0:01
母の靴、私の靴豊島ケイトウ18*10/10/6 10:14
Queeeensalco3*10/10/5 1:13
パレットと楽譜と指揮棒と番田 110/10/4 2:00
埋め込まれるもの110/10/3 1:19
Queeensalco2+*10/10/2 22:01
原風景11[group]日雇いくん◆...210/10/2 19:56
原風景10[group]010/10/2 19:55
原風景9[group]010/10/1 3:32
原風景8[group]110/10/1 3:31
原風景7[group]010/10/1 3:30
「檻の中の同性愛」桐ヶ谷忍3*10/9/30 20:45
方言のちから 映画『悪人』を観たA-291*10/9/30 1:05
映画観て、人を観て010/9/30 0:46
原風景6[group]日雇いくん◆...010/9/29 23:30
原風景5[group]110/9/29 23:27
原風景4[group]110/9/29 23:25

Home 戻る 最新へ 次へ
94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 

【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
0.5sec.