竹内芳郎著「文化の理論のために(岩波書店、1981)」は、マクルーハンの「機械の花嫁」を読んだときに覚えた興奮以上のものを僕に与えてくれた。

しかし彼の唱える「カオスとコスモスの弁証法」は単なる ....
 以下、私の友人である故中川路良和君の処女作品集でもある『頭變木』所収の全詩篇です。
 初対面より間もないころ、人には見せたことがないのだが、と中高生時代に書き溜めた作品をなぜかひそかに読ませてくれ ....
みなさま、こんにちは。相田九龍と申します。

私は【批評祭】というお祭りを過去に3度、現代詩フォーラムで主催させていただきました。
このお祭りではその名の通り、沢山の批評を読むことが出来ます。
 ....
花巻から一時間半。単線列車にゆられて、彼のふるさとへいった。
空気がつめたく、おりたった駅からはおおきな山と、大きな工場がみえた。
祝日。人はまばらで、商店街のシャッターは七割がた閉まっている ....
 ねぇ、母さん、パンちゃんって覚えてる? 幼稚園の遠足で、動物園に行った時、母さんが買ってくれたジャイアントパンダのぬいぐるみ。そういえば耳の所をかじったりして、母さんにはよく叱られたっけ。どこに行く .... 退院してからというもの、自分でも呆れるほど堕落した生活をしている。
今朝にはもう、痛みは殆ど消えた。
我慢できないようならと、処方された痛み止めは一度も飲んでいない。
それでも、左手に大袈 ....




ケータイてふしぎ。緑やら黒やらちいさくひかる固まりを手にとりそれぞれの速度でひとは文字をなだれこむ。きみの分身をうすくふりつもらせる。地上絵はモザイクのこうずいみたいで。 ....
 ぼくの友人K君は隔週水曜日の資源ゴミの日に古本古雑誌の束を拾ってくるのが得意な男で、切り貼りしてノートにコレクションしている。しかし、K君は活字を読むことには興味がないみたいだ、ぼくは思う。刻まれて .... 3年越しに取った、1年目は筆記試験は受かったが、実技試験で落ちた。
試験中上がってしまい考えられなくなった。2年目は休みを取った。
3年目には筆記試験と、実技試験免除の講習を受け、合格した。

 ....
 目の前には、豪華な食事が食べきれない程並んでいた。けれども、それらを存分に味わう事など、私にはできなかった。今この場でどんなに腹を膨らませようと、明日になればまた腹が減る。そんな風に考えてしまっては .... カラダくっつけただけで情移ったみたいに親しげなオトコは正直めんどいなぁ。
セックスで相手の心まで溶かすことができる思てる眠たいヤツはこんなことしたらあかん。
それくらいのことも分からんヤツはカラダ ....
−−−−−−−

03/9

自戒として、あるいは、第「二者」の言葉として〜

「お前の言葉とやり方は、
以前からわたしに吐気を催させている。
なぜお前はいつまでも沼地に住んでいて、
 ....
{引用=
「……十九世紀においては、詩人は文明からの逃避者として現われ、二十世紀にあっては文明の批判者として現われていることに注意しなければならない。イギリスのエリオット、オーデン、スペンダー、フラ ....
 NHさんの訃報に接して

 「こうしん君こうしん君、今朝のニュースみた?」
 わたしの友人・若きマルクス主義者の、彼谷行進(
かなたに・こうしん)くんのアパートのドアを叩いた。
こうしん君 ....
プラットホームのベンチで私は友人と会話をしていたのだと思う
ひとりは男で、ひとりは女だった。彼等は20代後半で、私は彼等と映画の話をしていた。
それはひとりの男が電車内の椅子に座り頭を両手で抱 ....
僕らはもっと仮定して行動すべきだと思う。
例えばこの文章を980円の特価キーボードでものすごいローファイな音を立てながら打ち込んでいる僕がもし、もしですよ、あなたの本当のお母さんだったらどうですか? ....
比喩ってよくわかりませんけどだいだい次の二つに大別できると教えられています。

1.直喩 ・きみの脚は鹿のようにほそい
2.暗喩 ・きみの脚は鹿だ

この二つはよく目にする表現法です。
そ ....
将来の展望というものが、希薄だなと思う。それは他人と話していて、感じる。
思い出というものも、同じようにうすぼんやりしている。未来のことも、過去のことも、ぼんやりとしていて、遠い。
二年後とか ....
「お兄ちゃん助けて」って声が、聴こえるんだよ、妹の声が。こんな事は初めてだ。俺がこの世界に生まれ堕ちてから、俺には妹なんていなかった。だから今、生まれて初めて耳にした妹の声だ。それが助けを求めているん ....  さぁさ、お立ち寄りくださいませ。世にも珍しい神通力をお見せいたします。厳しい修行の末に身に付けましたるこの力、密教におきまして使える者は極僅かと存じております。また、これを俗の方々に見て貰いまして旅 ....  本当の事を言うとね、僕は、君と離れ離れになる事を悲しんでなんかいないんだよ。だから僕の事は心配しないで、安心して、君ももう泣かないで、そして、笑ってお別れしようよ。
 春になったら、僕はジャンガリ ....
 周知の通り、日本で最も大きなマルクス主義を柱とする政党は、
日本共産党ですが、これも1920年代に、おそらくはコミンテル
ンーソ連の支援のもとに非合法に結成されたものです。現在の
党員数はおよ ....
私は時々、こう考える。私以外の人間は存在せず、現実は全て私の夢で、その私はまだ生まれてさえいないのではないかと。
また、こうも思う。宇宙全体が本当はバスケットボールくらいの球で、アメリカ人の子供がい ....
 雀の鳴き声が聞こえた――と思うと、チュンチュンと云うその音は、何時の間にやら、ポタポタ……と、光る滴と成って、暗闇に在る深淵の静かな表面へと、吸い込まれる様に落ちて行った。円い波紋が立ち、幾重もの輪 ....  詩誌「荒地」について語るために、当時の時代背景と彼らのマニフェスト
について若干言及を致しましたが、ここで少々、現時点においては忘れられ
がちであるとも思われる日本文学史上の背景について、もう少 ....
ふと思い返すと、懐かしかったり苦い味がしたり、色々と胸に去来するものがあります。それを取り留めもなく語っていこうかと。調べもしないのであやふやです、悪しからず。
まだ幼い頃に見ていた「ウゴウ ....
        『U^ェ^Uへの反論』 蛾兆ボルカ 
   http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=226473

1・「そうまでして」という語は、それ自体が ....
  

  「僕等は詩についてどこまでも語りうる。それは生と形式の問題であって、
   どのようにも論ずることが可能である。」
  「詩について考えることは、とりも直さず僕達の精神とを結びつけ ....
     【不屈の闘魂は、キモチじゃなくて身体に宿る】  蛾兆ボルカ
         http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=226261

  今朝、遅く ....
「らしくないね」「うん。」
ドラッグストアに行って今すぐサプリを物色したいんだけど、と電話をもらった。家に行った。ト―は廃材として売られていた小さな木片の詰め込まれたビニールを物色していた。「ドラッ ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
美しいことばatsuch...8*11/2/15 16:04
故 中川路良和 詩作品よりまどろむ海月5*11/2/14 22:56
「批評祭。」「批評祭?」「批評祭!!」相田 九龍2*11/2/14 17:11
置物のこと[group]はるな011/2/14 14:41
着信履歴とパンダ光井 新111/2/13 4:29
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」アマメ庵311/2/13 0:38
1ビットにもみたない手紙ねことら411/2/11 18:58
読書ノートああああ4*11/2/11 4:18
介護福祉士を受かってから思うことペポパンプ5*11/2/10 23:57
高級弁当という収穫光井 新111/2/9 13:12
普通の出来事捨て彦111/2/9 3:26
詩、薬、病のこと等、ノートより寄稿小野 一縷3*11/2/7 21:37
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 <閑 話 休 題> 4 NHさんの訃報に接して るか2+*11/2/6 23:22
something wrong_01ehanov111/2/6 20:29
ファンカーゴに乗ってる連中に年金を払ってる奴はいない竜門勇気3*11/2/5 6:02
「虚喩」ってなんだろ紙飛行機16*11/2/4 10:04
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