ツイッターで葉月二兎さんとゆー人を知ったです。
その人のブログに、「(約)10年前の詩投稿掲示板」てのがあったです。
http://les-divagations-moderntique.blog ....
うるさい位にジャズが、
大きく流れている薄暗がりの小さな喫茶店。
会話厳禁の中で、
三人はそれぞれに思いを馳せて黙りこくっていた。
十六才の僕は喫茶店と言えば
ホットを頼むのが礼儀なの ....
目玉焼きに魚、ご飯に味噌汁。朝食のような昼食を食べて、僕は満腹だ。
それで今は、少し動きづらいので、大掃除も買い物も後回しにして、キーを叩いている。なんだか頭が重い。土星のように重い。乱気流が縞 ....
小さな文章が書きたいので書いてみる。
以前、部屋から線路が見えるアパートに住んでいた。普通の各停や急行や貨物、それらに加え、トワイライトエクスプレスが走っていた。大阪から日本海側を北海道まで行く ....
北風の吹く丘(セミドキュメンタリー)
1章
北に30度西に傾く家に在りて
父の眠る丘がある
京都の吉田山ほどもない
小さな丘だが
僕は此処に父が眠っている
と考えているこの丘に登 ....
季節は冬から 深い冬へと移行していく。
氷が張る
霜が降りる
陽の傾きが早くなる
その予兆は至る場所で目にすることが出来るが
視界が澄めば澄むほど
思考は閉ざされていくのは何故だろ ....
明け方、走りながら、後ろを振り返るひとを見た。 後ろというか、真後ろだ。
短パンから生えた2本足をものすごいスピードで回転させながら、首だけ真後ろを振り返った。
身体は前へ、いしきは真後ろへ。 ....
こういう詩を読むと、私自身もストーブに当たり、ぼうーっとして考えにふける、その一瞬がめぐってくるようだ。こういう瞬間は、もちろん束の間かもしれないけれど、他のことはどうでもよくなる精神の幸せな集中時な ....
かっての賑わいも今は昔。歴史を誇る埼玉県川越市南古谷にある波打ち際商店街も大型ショッピングモールの相次ぐ出店とこのところの不況であえなくダウン。すべての商店主がマンション建設を企む大手不動産に土地を譲 ....
クリスマス・イヴだ。
みんな何をして過ごしているのだろうか。
僕は暗い部屋に一人、パソコンに向かってキーをたたいている。サンタが訪れて来そうな気配はない。というか、今朝から誰一人この家を訪れ ....
そこは30畳ほどの、奥行きのある長方形の、真っ白な空間であった。
四隅をピンで留められた写真たちがぶっきらぼうに並んでいる。
草木。
ドラム缶から立ち上る火。
テトラポッドに打ちつける波。 ....
最近文学極道に行って、中田満帆さんという人に出会いました。
その人のブログ見ました。
僕のハンドルネーム「反現代死」を挙げて、作家における記名性について書いてありました。
http://koto ....
詩を書いていると、つまらないような感覚に襲われることはよくある。ひとりでぼんやりと絵を描いていても、眠気を感じることが良くあるように、すべては、きっとくだらない行為なのかもしれない。我々が行おうと ....
弱者のつもりなどなく。
俺は少し変だけど死にたいって思ったことは無かったことに今はしておいてと言える権利を持っている。信じてる。利用はしたこと無いが。
ショットのダブルの皮ジャンが似合う ....
風邪をひき、治ったと思い油断していたら、ぶり返しこじらせ、ここ二三日ベッドから出れずに居る。
紅茶に蜂蜜を阿呆ほど投入し、飲んでいる。からだは温まるが、おそらく風邪が治ったころには、からだに重みを感 ....
かつての詩人は宿命的であった。中原中也や萩原朔太郎、そして吉本隆明や田村隆一といった詩人もまた、部分的には宿命的であった。彼らの詩が良い詩であるということと、彼らの詩が一つの宿命の主調音を奏でている ....
ノルウェイの森を、久しぶりに読み返していて、七章に差し掛かったところで何かおかしいな、と思えば、43ページ目(つまり44ページ目も)がきれいに破りとられていたのだった。ワタナベと緑が昼間から酒を飲 ....
大阪市のあたらしい市長がニコニコ笑っているテレビ、独裁者が死んだ、知らない言葉、知らない人々。ずっともう昔に、キリストは死んだらしい、日本の政治は永田町でなにやら絡まっています、名刺交換、ミサイル ....
このサイトの中で行われているポイント制度は、本来意味を持つべきである、詩作の中であまり意味を持つ物ではない。また、このサイトだけではなく、日常生活の中における勉学などにおいても、恐らく、ポイントが ....
家から徒歩1分のところに高台になった駐車場がある
高台と言ってもほんのわずかだ
しかし私にとってはその“ほんのわずか”が重要で
冬の夜の帰り道、
そこへ立ち寄ることが多い
息が白いな
....
明日人に会うので、伸ばしに伸ばした髪を切りに床屋に出かけた。逗子駅前にある床屋で、中年の男性とその母親と思しき女性の二人でやっている。男性の方は、すっとした二枚目で、恐らくサーフィンか何かをやってい ....
テーマ1 台風15号
地上を泳いでいるこんな日は、淡水魚の渓流での苦労がよくわかるというものだ。
尚も傘は無効なのに、{ルビ長刀=なぎなた}の如く構える人が圧倒多数なのは、濡れを厭う ....
牢屋、牢屋、続くよ。
行き先知らずバスに乗って三百円払って続いていました。昔から。そのもっと昔から。昔から。昔という字は好きではない。大して鉛筆で書かない字。俺はね。
続くよ続くよ続くよ。好きじゃ ....
日常の中で発せられる言葉はいつも、自分自身のことを表現することはない。ただ、広い空間の中にぼんやりと存在する響きのようなものである。道行く人はいつも、それらを思うことなく口にすることだろう。私のよ ....
一年近く、困っていた。
ここに登録したメアドがなんだったか忘れてしまったがために、パスの再発行さえもおねだりできない状態だったからだ。
手当たり次第に、心当たりがあるメールアドレスとパス ....
「七味唐辛子を壜に冬日和」という俳句読んだ。俳句のようなものは短いし、
俳画というものもあるから、看たというのがいいかもしれないが。林ノ下豆腐店という人の書いたもので、妙に作品と名前が適っている。 ....
『金魚王国の崩壊』を読んでいると、途中から胸を掻き毟られるような感覚が襲ってくる。ミカゼが生き物を思いやり、救ってやりたいという気持ちが非常によく伝わってくるのだ。私もかつてはそうだった。今となっては ....
特に忘れることができないのは、私がこれらの作品のうちの多くを、決して冗談でなく、遺書と考えて書いたということだ。そして純粋に自分一人のために、私というただ一人の読者のために、力を尽して書いたということ ....
もういいや、全部、知ってる
へーほーえーそう。
恋は犯罪、犯罪だあ重罪だあ、すべてをダメにする。
あれもこれもそれも、積み上げたものもぜんぶだぜんぶ
左足の関節がいたい、いたい、痛い居 ....
あったかいコーヒーが飲みたい。
あたたかいコーヒーは偉大なのです。ほかほかでいい匂いがして、マグカップをもっているだけでふにゃあとなってしまいます。
飲んだらほうっと言葉にならないためいきがでて、 ....
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