こちらへ住むようになって8ヵ月が経った、といえば、もう慣れて当たりまえだという頃だけれど、しかし昨年の9月頃まではまだここと、実家とを行き来していたから、じっさいに腰を落ち着けてからはやっと、3, .... 誰もいない日曜日に眠りに落ちていく僕は、いったい誰なんだろうと思わされていた。だけど現代詩フォーラムに関する様々なことを思い浮かべさせられながら、今日も終わってしまうのかもしれないと震えだした。こ ....  ちいさな文章をずっと書きたかったので書いてみる試み二回目。前回リクエスト&コメントをいただきましたざりがには冬眠中です。トワイライトエクスプレスには豪華コンパートメントのほか慎ましやかなB寝台もあり ....  蛍光灯が点滅して雨のように散りばめられる中でわたしは歩いていた。
 「昨日のテレビどうだった?」と由美子が繰り返している中で、彼女の頬と同じ色をしたコンクリートの床が音を立てている。配水管や電気の ....
ぼくは小説を読んでも粗筋が書けないし、想いだせないタイプの人間だが、この小説なら3行で書ける。

30男が、猫と競馬にはまり、同じように猫と競馬にはまっているひとびととの日常を語って物語は進行す ....
おとといの晩、列車をのりついで、姉がこちらへ来た。
電話が来たのが六時半で、その四時間あまりあとに明石のコンビニエンスストアで発見したとき、姉はおそらくいそがしく泣いたり、笑ったり、落ち込んだり ....
お礼をですね、人に言い始めたら、一生かかっても一番大事な人に言えないのですよ。
大事な最後をとっといてもそれはきっといえない事なので一番最初に、一番大事な人に会いに行くといいですよ。
嫌な奴らがい ....
霊魂の存在を語る
紛れもない事実としてこんなことを大真面目に話すひとがよくいる
もしもあなた自身が、思わぬ形象(かたち)でこれを体験したとすれば
それを事実としてあなたには受け入れることがで ....
例えば、現代詩フォーラムを見ます。(当然、現代詩フォーラムは例です)
今日、たくさんの詩(まぁ「たくさん」なのかわかりませんが「たくさん」とします)がアップされます。
アップされた詩には、ポイント ....
 「俺は自分が青や緑やとにかく寒色のものを着ると、ただ具合が悪そうな人に見えるということに十八歳になった日に思い知らされたんだよ。」
その日に赤いセーター二枚も買ったんだ。

 十七歳も今思えば ....
ツイッターで葉月二兎さんとゆー人を知ったです。
その人のブログに、「(約)10年前の詩投稿掲示板」てのがあったです。
http://les-divagations-moderntique.blog ....
 うるさい位にジャズが、
大きく流れている薄暗がりの小さな喫茶店。
会話厳禁の中で、
三人はそれぞれに思いを馳せて黙りこくっていた。

十六才の僕は喫茶店と言えば
ホットを頼むのが礼儀なの ....
 目玉焼きに魚、ご飯に味噌汁。朝食のような昼食を食べて、僕は満腹だ。
それで今は、少し動きづらいので、大掃除も買い物も後回しにして、キーを叩いている。なんだか頭が重い。土星のように重い。乱気流が縞 ....
 小さな文章が書きたいので書いてみる。
 以前、部屋から線路が見えるアパートに住んでいた。普通の各停や急行や貨物、それらに加え、トワイライトエクスプレスが走っていた。大阪から日本海側を北海道まで行く ....
北風の吹く丘(セミドキュメンタリー)

1章

北に30度西に傾く家に在りて
父の眠る丘がある
京都の吉田山ほどもない
小さな丘だが
僕は此処に父が眠っている
と考えているこの丘に登 ....
季節は冬から 深い冬へと移行していく。

氷が張る
霜が降りる
陽の傾きが早くなる

その予兆は至る場所で目にすることが出来るが
視界が澄めば澄むほど
思考は閉ざされていくのは何故だろ ....
明け方、走りながら、後ろを振り返るひとを見た。 後ろというか、真後ろだ。
短パンから生えた2本足をものすごいスピードで回転させながら、首だけ真後ろを振り返った。
身体は前へ、いしきは真後ろへ。 ....
こういう詩を読むと、私自身もストーブに当たり、ぼうーっとして考えにふける、その一瞬がめぐってくるようだ。こういう瞬間は、もちろん束の間かもしれないけれど、他のことはどうでもよくなる精神の幸せな集中時な .... かっての賑わいも今は昔。歴史を誇る埼玉県川越市南古谷にある波打ち際商店街も大型ショッピングモールの相次ぐ出店とこのところの不況であえなくダウン。すべての商店主がマンション建設を企む大手不動産に土地を譲 ....  クリスマス・イヴだ。
 みんな何をして過ごしているのだろうか。
 僕は暗い部屋に一人、パソコンに向かってキーをたたいている。サンタが訪れて来そうな気配はない。というか、今朝から誰一人この家を訪れ ....
そこは30畳ほどの、奥行きのある長方形の、真っ白な空間であった。
四隅をピンで留められた写真たちがぶっきらぼうに並んでいる。

草木。
ドラム缶から立ち上る火。
テトラポッドに打ちつける波。 ....
最近文学極道に行って、中田満帆さんという人に出会いました。
その人のブログ見ました。
僕のハンドルネーム「反現代死」を挙げて、作家における記名性について書いてありました。
http://koto ....
詩を書いていると、つまらないような感覚に襲われることはよくある。ひとりでぼんやりと絵を描いていても、眠気を感じることが良くあるように、すべては、きっとくだらない行為なのかもしれない。我々が行おうと ....  弱者のつもりなどなく。

 俺は少し変だけど死にたいって思ったことは無かったことに今はしておいてと言える権利を持っている。信じてる。利用はしたこと無いが。
 ショットのダブルの皮ジャンが似合う ....
風邪をひき、治ったと思い油断していたら、ぶり返しこじらせ、ここ二三日ベッドから出れずに居る。
紅茶に蜂蜜を阿呆ほど投入し、飲んでいる。からだは温まるが、おそらく風邪が治ったころには、からだに重みを感 ....
 かつての詩人は宿命的であった。中原中也や萩原朔太郎、そして吉本隆明や田村隆一といった詩人もまた、部分的には宿命的であった。彼らの詩が良い詩であるということと、彼らの詩が一つの宿命の主調音を奏でている .... ノルウェイの森を、久しぶりに読み返していて、七章に差し掛かったところで何かおかしいな、と思えば、43ページ目(つまり44ページ目も)がきれいに破りとられていたのだった。ワタナベと緑が昼間から酒を飲 .... 大阪市のあたらしい市長がニコニコ笑っているテレビ、独裁者が死んだ、知らない言葉、知らない人々。ずっともう昔に、キリストは死んだらしい、日本の政治は永田町でなにやら絡まっています、名刺交換、ミサイル .... このサイトの中で行われているポイント制度は、本来意味を持つべきである、詩作の中であまり意味を持つ物ではない。また、このサイトだけではなく、日常生活の中における勉学などにおいても、恐らく、ポイントが .... 家から徒歩1分のところに高台になった駐車場がある
高台と言ってもほんのわずかだ
しかし私にとってはその“ほんのわずか”が重要で
冬の夜の帰り道、
そこへ立ち寄ることが多い

息が白いな
 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
日記(/0115)はるな412/1/16 2:52
豊かな時代における詩番田 212/1/15 1:11
ざりがには冬眠中です。小池房枝712/1/15 0:09
_012/1/14 17:59
『プレーンソング』覚書DNA012/1/12 13:18
おとといのこと[group]はるな512/1/10 14:41
お礼のはなし竜門勇気3*12/1/9 9:33
霊視体験アラガイs5*12/1/7 7:58
詩のリミックスについてえええええええええええええええええええ ...反現代死9+*12/1/4 15:37
十八歳の犬榊 慧1212/1/3 18:44
10代詩人のための詩投稿掲示板:::::::zzzzzzzz ...反現代死3+*12/1/2 19:50
ファースト・エンカウンター板谷みきょう1*11/12/30 10:23
まーつん3*11/12/29 18:45
トワイライトエクスプレス小池房枝4+11/12/29 0:34
北風の吹く丘(セミドキュメンタリー)生田 稔211/12/27 20:56
巡るAkari ...2*11/12/26 22:54
短パンで走り去りながら真後ろを振り返る人の<眺め> ...2*11/12/25 4:12
「燃やす」への感想ぎょうてんか...011/12/24 12:54
波打ち際商店街日雇いくん◆...1*11/12/24 1:28
イヴの罠まーつん3*11/12/24 0:27
中平卓馬『キリカエ』展に関する覚書DNA0+*11/12/23 4:11
作家における記名性、中田満帆さんのブログから^−^反現代死6+*11/12/22 17:57
詩を書くことの壁番田 4+11/12/22 1:51
俺は食うよ榊 慧111/12/21 20:59
終りの季節DNA111/12/21 14:24
詩と宿命yamada...211/12/21 10:58
43ページ、つまり44ページ目はるな311/12/21 9:04
初雪[group]4+11/12/20 18:30
ポイント制度について番田 0+11/12/20 1:12
HOMEAkari ...2*11/12/18 1:16

Home 戻る 最新へ 次へ
67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 

【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
0.49sec.