私はオリジナリティーという言葉をあまり信じていない。言葉は語り継がれるもので誰かが一人占めできるものではないから。それに誰かが作品として発表した言葉やものの考え方に似たものが過去にあったからといって .... 年を追うごとに減る投稿はあたりまえで、書きつつもこれまで書き溜めた作品を出し続けたから、もうほとんど出せる過去作は残っていない。
前に読んだ石田衣良さんの記事の中に「自分のもっている作品(ストック) ....
「間違いない。
あの人は寂しかった。
愛してくれるどころか、
誰も構ってくれる人なんていなくて
一人ぼっちだったのよ」

グレイシアは
ボブカットの
白髪の髪の毛を
右手で撫でながら ....
ふと思った。詩を書くことよりも、それ以前に詩が浮かぶこと、それこそが作詩の醍醐味なんじゃないかって。

これまで、色んなものを買い漁ってきた。色んなものにちょっとだけ手を出してきた。
これからも ....
 自己中心的なだけの詩には限界があります。つまり、一人称原理で成立している詩には、中心が卑近な己だけであることから生じる限界があります。詩の世界を広げるためには、他者との交渉や世の中との交 ....  前回、女の子が元気な映画をご紹介させていただきましたので、今回は私情に残る男の子が暴れまわる映画を、ご紹介。最初はそういう意図はなかったのですが、結果的にそうなってしまったわけで。
 高倉健さん、 ....
題名:カットでお待ちの高橋さま

人数:2人

性別: 女性:1人 男性:1人

・一人称、多少の口調変更OK
・1分くらいの劇です

キャラクタ
♂客:高橋/お客さん
♀美:自 ....
友達からの誘いを断って、一人で原宿を歩いていた。どこかうわついた人の中。生きているとはこういうことなんだとわからせてくれる。そんな年齢でも、ないのだろうか。この無数の人は、どこにいくのだろうということ .... 題名:桃太郎になりたいねん

人数:2人

性別: 女性:2人

・一人称、多少の口調変更OK
・性別変更OK
・3分くらいの劇です

キャラクタ
♀ハ:ハルナ/女子高生。ボケ
 ....
最近僕の友人が優柔不断なので少し困っている。夜にある場所で待ち合わせすると、急に突然連絡を絶ってしまったりするのだ。そうなると、昼にためておいた準備と時間とを無駄にしてしまう。そのために高ぶっていた気 .... 第二館での紹介作
『歓待』『接吻』『海炭市叙景』『おっぱいバレー』『さんかく』
『川の底からこんにちは』『キューティーハニー』『木曜組曲』
『リンダリンダリンダ』『かぞくのくに』

 映画を ....
 いまだに雑味というのがどのような味なのか分からない。多分コーヒーの味を科学的に分析した本を棚の奥から引っ張り出して調べれば書いてあるのかもしれないが。雑味というのは自分が求める味を邪魔する味のことだ .... わたしは、昭和53年(1978年)10月ごろ、京都市で生まれた。 くだらない人間だった。

小さい頃はやんちゃだったため、 飛んで首を切ったり階段から転げて頭を打って流血騒ぎ(鉄の階段で残り三段目 ....
 酪農、というなんだか牧歌的な響きに誘われて、避暑気分で北海道に来てしまったことを、小野智子は早くも後悔していた。
 緑色に輝く広大な牧草地、吹き渡る爽やかな風。ここまでは想像どおりだった。
 搾 ....
中国山地のなだらかな山の中にその滝はあった。落差が七十メートルを越える白蛇の滝。白く水の落ちるさまが名前の由来である。秋には紅葉の渓谷を、春には桜並木の堤に抱かれて、その美しさは錦と称えられ、錦 .... 床屋にて

「おねがいします」

今日はどういった感じにしましょう?

「三浦友和にしてください」

三浦友和・・・ えー いつの時代の三浦友和でしょう?

「あれ ちがったかな。 ....
イナフは目を閉じ 耳を閉じ つま先をそろえて12時方向を見つめている 
その列車はやってきた。
サフランの花畑のなかを その列車は 悠然と走る

花たちは その風に揺られると まる ....
★第一館での紹介作
『竜二』『遠雷』『櫻の園』『ソナチネ』『コミック雑誌なんかいらない!』
『TATTOO〈刺青〉あり』『瀬戸内少年野球団』『BU・SU』『麻雀放浪記』

 第一館はこれでもか ....
スーパーマーケットで、安寧芋という名前の芋を買ってきた。鹿児島の種子島の特産品らしい。
よく出回っている鳴門金時芋より少し高いけれど、トースターで焼くと黄金色の身は柔らかく溶けるようで、それだけでも ....
 ただ生きるということは、人生を消費するということである。自ら人生を生きながら、それが過ぎていくのを受け身でしか眺めることができない。確かに記憶は残るかもしれないし、記憶に基づいた語りもなされ .... 「こんにちはうさぎ」

こ、この兎、喋れるんか?

「喋れるうさぎ」

なんで語尾が【うさぎ】なん? ふつう兎の語尾は【ぴょん】やろ?
いやいや、ふつうでも兎は喋らへんけれども

 ....
 『ポエム座』三連投以上出来ないのね…ならば場違いは承知の助、このようなカタチで
鑑賞映画の感想などを、詩を書く皆様にお読みいただければと思い立った次第。
 月単位で区切って、作品ごとに加筆してい ....
なんでもない日だった。大きくのび、した。ボンデングワイヤーのような糸月のひかり、からだの底まで届き、魂のきしむ音、微かにきこえた。すこしだけ走ってみた。裏の森へ行ってみようと。が、すぐ、たちど .... 月が毎年4センチメートルずつ地球から離れてゆくことを知ってしまったわたしは、屋上でゾウが飼える家を建てた人は湘南動物プロダクションからゾウを買い取るのか気になりはじめた。消臭スプレーを振り撒いたキッチ .... 探しても、探しても見つからない、私たちの家。

妻と私は数年前、偶然にもほぼ同じ時期に、生まれ育った家を失った。

それは震災のためでもなく、津波に流されたわけでもなく、人知れず静 ....
ズバ抜けた集中力と戦略攻略の出来る頭脳を利用して、器用に丁寧に組み立てては、儚く崩れてしまう事すら、一喜一憂しつつもそれを楽しみ、己の限界に挑む。空から降ってくる動物を組み立てて続けて3時間。(そろそ .... ある夏の終わりの夜、彼女に招かれた私達2人は、四畳半の小さな和室で食事をしていました。貴女は白地に紺色の菖蒲柄の浴衣を着て、しっとりした肌で私達の目の前に座っています。その姿は妖艶と言う言葉が似つかわ .... 海沿いの町を抜けると突然道が途切れた。
行き止まりの道の先には砂浜が広がっている。
湿った風が吹いていて気持ちのいい日差しも降り注いでいる。
やっとここに来ることができたのだ、と思った。
いつ ....
何事においても、排出する事に快感を覚える。
排泄行為は言うまでもない。
お風呂も毎日一時間以上入って、汗をダラダラ流す。
風邪をひいたらラッキーだと喜ぶ。
鼻水を出す喜び、咳をして腹筋使って、 ....
オレのゲーハナやや伸びるにつき寄る年波を感じざるを得ない。

随分前に隣にいた、気の効いたあの女ならば「何を言ってるのだ?」と白々しく顔をしかめて言い放つところを、今、ふと隣をみるとやたら困った顔 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
記憶を宿すこと深水遊脚8*14/12/14 12:35
詩の種乾 加津也6*14/12/13 23:40
君を食べるopus014/12/13 17:16
日々の贅沢とは余韻314/12/12 9:27
詩の一つの可能性葉leaf314/12/11 3:00
ボクの名画座—映画あ〜じゃこ〜じゃ—第四館[group]平瀬たかのり4*14/12/9 14:19
カットでお待ちの高橋さま北大路京介214/12/9 11:48
ギャップのセール番田 014/12/8 0:53
【声劇台本】桃太郎になりたいねん【漫才】北大路京介014/11/26 21:51
間接的な週末番田 114/11/25 0:36
ボクの名画座-映画あ〜じゃこ〜じゃ-第三館[group]平瀬たかのり3*14/11/23 23:00
That's Me[group]深水遊脚2*14/11/23 9:06
ほんにんれきnemaru3*14/11/22 23:36
ニューハーバー草野大悟20*14/11/21 20:24
白鱗島中 充4*14/11/21 0:01
床屋にて北大路京介514/11/18 12:37
『サフランの髪飾り』座一314/11/17 21:37
ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第二館[group]平瀬たかのり3*14/11/16 16:04
夜更けの紙相撲 霜月あるいは食物月(おしものづき)[group]そらの珊瑚15*14/11/15 16:29
人生を消費しないために葉leaf0+14/11/15 2:06
うさぎうさぎ北大路京介414/11/14 21:10
ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第一館[group]平瀬たかのり4*14/11/13 10:11
眠れない夜の果て阿ト理恵7*14/11/12 20:42
7*14/11/12 20:40
Googleマップの中の家小川 葉6*14/11/11 22:00
おとこのこの能力とおんなのこの脳味噌nao1*14/11/11 7:56
大蛇の女0*14/11/11 7:54
さかな裃左右之介214/11/8 20:40
排出の快感桐ヶ谷忍9*14/11/8 12:00
同じ道を歩いてない裃左右之介214/11/7 19:44

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