冬の陽射しはなにか暖色系の粒子のようだった。体全体を引き締める寒さを、ほどよい負荷にしてくれる繊細さで頬をあたためた。枝の枯れた木々が覆う公園の歩道を抜けて広場にでると、水仙の花が一面に咲いていた。 ....  現代詩において恋愛詩は避けられる傾向にある。その一つの理由は、現代詩の不可逆的な洗練の先にある書法が、恋愛を解体する傾向にあるからだろう。素朴過ぎて日常的に発される言葉は詩である必要がない。 .... 衝突の挙句こぼれたガソリンに火がついて、薄汚れた街角はあちこちでウンザリするような昼間、警官や消防隊員たちの怒号と野次馬どもの罵声が下手なモブシーンみたいに飛び交って絡み合って、真夜中は破 ....  政志くんと会い、レグラスと交信して初めて迎える休日だった。特に予定はないが、ある場所に行くことを何となく決めていた。前日のお酒が少し残っていたし喉も乾いていた。裂けるチーズの輪切り、水菜と大根のサラ ....  採点は(?作品力5点 ?余韻力3点 ?再鑑賞魅力2点)の10点満点にて採点。
なお今回より「総合的にみてあと0.5ポイント付加したいか引きたいかどうか」を基準として(+)(−)を加えます。

 ....
「コーヒー豆をください。インドネシア200g コロンビア200g まろやかブレンド200g でお願いします。それとちょっとお手洗いをお借りします。」

こんなふうに帰りがけにコーヒー豆を頼み、準備 ....
推理小説はあまり読んでいない。
でも覚えているチャンドラーの造形なる私立探偵フィリップ・マーロウの科白。

「タフじゃなくては生きて行けない。優しくなければ生きている資格はない」

あんまり ....
「よかったよー。これ、ほとんど断られるんだ。慣れてるけど、凹むんだよね。だから入隊してくれるの、嬉しい。ありがとう。」
「いえ、こちらこそ、よろしくお願いします。ところで、今からフィットネスクラブに ....
 意味がわからない。最初にその人と話したときはそう考えた。いまでもわかってはいないけれど、そのときのわからなさは、身体中がふわふわして頭が妙に重くて、臍から下の感覚がほとんどなかったと思う。なにしろ唐 .... せわしない日々のなか、外にでたらそれが昼であっても真夜中であっても早朝であろうとも空をみあげて月をさがす。たまに日光をあびてしまい、くしゃみがでる。かならず。なんでだろうね。太陽光線とくしゃみの関 .... 友人の車のターボチャージャーがいかれて修理に15万ほどもかかるので
通勤の足の無い友人に僕の車を貸してある。
僕はといえば通勤は自転車で5、6分歩いて10分というところなので
日常的に自分の車に ....
米原でつかまった少年を擁護するつもりはないが、気持ち、わからなくもない。私なんかはなにもやらないまま成人しちゃった。二十歳になるまでに彼流のやりかたで国家みたいなもののスケールとか実感とかを感得できた .... 飛ぶときに必要なものがあるとすれば決心ではなくて、飛んでいる「当然」なのだと思う。決心なんて、どれほどもろくて役に立たない(でもそれなりに美しい)だろう。
娘が壁に手を置いて、しゃんと背をのばし立つ ....
 今年から時間的、気持ち的に余裕があるときにこんな感じでまとめてこちらにて。
 公開年、監督などは割愛させていただきます。
 なるべくネタバレはないようにいたしますが、その限りではないことも。
 ....
 大声で呼ばれたような気がした。
 元日の夜七時を過ぎた時間。
 私は、東京と福岡から帰省した長女夫婦と小学六年の孫息子、次女夫婦と四歳の孫娘たちに囲まれ、妻手作りのおせち料理を肴に、この日のため ....
 詩を読むことで日々の疲れを癒す。詩を読むことで嫌なことも忘れられる。詩はそのように、美的快楽を生み出し、人々の日々の現実生活を忘れさせてくれるもののように思える。また、詩を書くことに夢中にな .... 泣いてばかりいたら、心が水分を失くして、カサカサに乾いてしまった。
冷たい風が吹いてきて、乾いた心を粉々に吹き飛ばしてしまった。

「寒いよ。胸がスース―するよ」

誰か助けてと、座り ....
{引用=
Twitter上の企画 #空想の街 氷涼祭
http://www4.atwiki.jp/fancytwon/
に参加しました。



cielo(チェロ)、俺の名。
空とい ....
 中村梨々の詩集『たくさんの窓から手を振る』(ふらんす堂)を読んでいると、奇妙な点に気付く。この詩集には「青春」が存在しないのではないか、と。子どもと大人の視点では書かれているが、若者の視点が不思議と .... ドアを開け、外へ出た。
両手を広げ、太陽を浴び、空を抱いてみる。
冬の陽は短いし、弱いから、身体一杯に取り込む。
何だかいい気分。
少しだけ前向きになれる気分がする。

昨日の面接は失敗。 ....
さまざまな妄想は 書き物の中より現実の方が多い。
というか 書き物は現実の一部でしかないと思う。
ひとりひとりの妄想は プラスされマイナスされ
本当の事などは無力のように思える事もある。
勝て ....
明けましておめでとうございます

昨年はたくさんの方にお世話になりました
7月から現代詩フォーラムを始めまして
飽き性の私がここまで続けられているのも
私の作品を読んでくださる皆様のお陰です ....
 詩を書いている多くの人は、詩のイメージの中に現実以上の刺激や面白味を込めようと工夫しているように見受けられる。それは結構なことだし、そういう現実では味わえないようなものを、たとえ言語世界内で ....  
 いつもの時間にいつもの道を通り、仕事場へ向かっていた。私にとってあまりにありふれた時間に、このまま老いまで直行させられるように感じられて、私は横道にそれてみることにした。
 出来るだけ細 ....
星のながれるよるに静謐のくにへ往ぬるもの達の齢をかぞえる

ささやかにいのちを刻む時計台の街に棲む

難破船はたぶん航海を夢見ながら座礁したままで生きて行く
いつか補修するあてをこころの糧に ....
学校の試験休みも終業式も終わり、冬休みに突入した。
12月24日のクリスマスイブは、自分と彼の初めて過ごすクリスマスだった。

当初はどこへ行こうかと色々計画を練ってみたりもした。
都心からそ ....
今思うことを 日記調で書くね。

まるで となりの隣人や バス停とかで話しかけてくるお婆さんのような感じで聴き流してくれたらいい。

いま これを見てもらえてるだけで、見てもらえてる時間を ま ....
 光冨郁埜の詩集『豺』は、大雑把にいうと二つの原理と二つの空間から成り立っている。二つの原理とは傷と愛であり、二つの空間とは体験と虚構である。
 人間誰しも生きていれば心に傷を負うものである。傷は外 ....
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以下において、私が書こうとしているのは、2つの言葉の来歴と、それにまつわる私の個人的体験である。

本稿は、上記「報告書」の当不当について論ずるものではなく、朝日新聞の報道や、報道の対象にな ....
 皆さん、はじめまして。芹場照(せりばてる)と申します。私の実験室へようこそ。

 「え?実験室?」と思われた方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、私は当面の間、詩歌を始めとした創作活動を ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
Miz 5[group]深水遊脚1*15/2/11 17:53
恋愛詩の在り方葉leaf415/2/11 7:58
いまのところはホロウ・シカ...1*15/2/6 0:05
Miz 4[group]深水遊脚0*15/2/5 8:41
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと②(1/19〜1/3 ...平瀬たかのり0*15/1/30 19:32
Miz 3[group]深水遊脚1*15/1/27 7:44
ハードボイルド梅昆布茶515/1/27 7:10
Miz 2[group]深水遊脚1*15/1/26 9:16
Miz 1[group]1*15/1/26 9:14
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく 阿ト理恵6*15/1/20 20:16
赤いモペット梅昆布茶915/1/19 20:59
少年のこと求愛星団 高...015/1/19 18:35
当然のこと[group]はるな1015/1/19 10:47
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと①(1/1〜1/18 ...平瀬たかのり5*15/1/18 23:23
元日の夜に草野大悟20*15/1/12 20:41
詩は現実逃避ではない葉leaf3+15/1/12 8:01
A sheep flies猫の耳315/1/9 0:18
猫人のひとりごと  #空想の街 氷涼祭北大路京介315/1/6 20:59
中村梨々詩集『たくさんの窓から手を振る』について葉leaf215/1/3 16:18
ひつじに貰った猫の耳315/1/2 12:27
知略崩し砂木7*15/1/1 20:46
新年のご挨拶瑞海215/1/1 0:32
人生は退屈ではない葉leaf214/12/31 10:39
竹林の横道游月 昭014/12/28 2:27
星の流れる夜に梅昆布茶314/12/27 20:56
星が降った聖夜くみ114/12/25 22:54
サンブンササン. つきのいし.214/12/25 7:16
愛と孤独の彼方へ葉leaf1*14/12/25 2:48
「従軍慰安婦」と「挺身隊」──────朝日「第三者委員会報告 ...Giton1*14/12/24 2:18
一つの試論あるいは宣言〜自己紹介に代えて〜芹場照4*14/12/18 22:08

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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