柿の実の 甘さは
夕日の においする
☆ きんかんの 鈴やなるなり 庭のすみ
☆ 雨雲も 色づくこの頃 秋の風
☆ 木の葉散る それだけなのに 涙散る
☆ しみじみと まなさきに散る 赤き葉よ
☆ 秋寒く どちらが ....
決意から挫折するまで七秒五
白い君想い焦がれてうどん打つ
鳩を騙す我が心中の黒手帖
受験生 {ルビ参考書=ほん}のしおりに ぽち袋
サンタさん 届けてほしい 合格証
笑いあう 心うらはら ヒバナ散る
数学の ノートは赤く 染まりけり
教室は {ルビ学級閉鎖=へ ....
木の葉散る グラデーションの 雨の里
{ルビ教室=へや}の中 受験生の 熱い冬
嘘 つ き が 鼻 を と が ら せ 三 日 月 よ
面 影 に 光 り を 照 ら し て 君 さ が す
白 い 雪 恋 し く 思 え ば 窓 白 し
赤 い 蝶 震 え ....
信仰と 「胎陽よ!」射た 灯魂死
ガラリアで 琴歌う床 で蟻らが
地パレイド 懐胎が痛 トイレは血
へ賛美歌 Sunさん讃さ 過貧さえ
愛尖字 回文符如何 jin製 A!(me ....
紫煙吐く 色なき風を染めんとし
栗剥くやただひたすらに我のため
触れずとも胸を開きて鳳仙花
桔梗咲く丘登りたり逢へずとも
黄落す逢ひ引きと云ふ罪重ね
木に残す柿 ....
陰 口 で さ や さ や ス ス キ の 少 女 た ち
手 首 に は 真 っ 赤 に 咲 い た 赤 も み じ
セ ー タ ー に 袖 を 通 し て 影 か く す
....
回文し 六咲き-ザクロ 心部慰花
睡散花 ヘリウム売りへ 缶、彩す
(無売り)と名 冠絵の炎苛 な鳥産ム
三ツ葉摘み さあNolの朝 蜜は罪
燦然と 千℃のdon't say ....
咲く落差 Kirsch 切る、朱 地の噛む血
知識とは 血飛沫の赤 桜の木
「紅さがさ 朝から捧ぐ アサハカさ」
不意に嗚呼! 手折れた首-A 輸血の唖。
箒木の紅葉するや秋を掃く
誕生日「た」の字もでずに夕食過ぐ
薔薇の赤琥珀の酒の似合う花
木漏れ火に透かして御子もレビ記未胎
太陽の灰よりの胎の遺り火よ
受肉の自由句の慈善く薄朱色
ガレリアの瓦礫が0祈で枯れり「A」
咲日の宙リップの赤目に重く
隣人の臨時寺院 ....
或る実に熟む知恵が鋭利アルミニウム
彼涙し無、白けさが嗚呼!カルシウム
「A」繰りると少年が罪アクリルの
鳥、唖空む夢滑空にトリアゾラム
な鳥産む万象卵、炎苛ナトリウム
....
岩に穴を抜くと石幹 転がる脇にお花
写真撮って 君もろとも 僕はこんな詩が好き
かっこいい出身地だろ?道は夜 頭にはネオン
今度行きましょう
来るとは思わなかった だろ?
電 車 待 ち 君 が 乗 る の は 何 両 目
君 の 人 カ バ ン ぶ ら り と あ く び 顔
煙 草 に は 縁 が 無 い の と 火 を か く す
無 視 を ....
秋 風 に る ら り る 揺 れ る お さ げ 髪
笛 の お と 冷 た い プ ー ル に 泳 げ れ ば
青 の 裾 ゆ ら し て プ リ ー ツ 見 え 隠 れ
ひ ....
飽き冷めに 暮れたからだOh, 薪夜、咳手
否、火借り 酒浸ると喪さ 浮かばれず
浮名二枚は 田の苦労さとは No知ろさ
鳥九重×出す小乗の比 対の硬さ
手折りたい巣 名似た地 ....
秋雨に 濡れた身体を 抱き寄せて
裕次郎の無頼の歌や八月尽
稲光叫びたくとも叫ばれず
秋夕焼けヨードチンキの染みのごと
新涼や夜の果てから明日を見る
何も無き身を庇ひつつ休暇果つ
秋初めビーナスの裾整はる ....
喪雨降った曖昧視姦濡れ毛布
も映った I My 私感彼、恐怖
もう吊った哀、毎死カンヌでロープ
不毛だっ他愛ないし冠ポップ
もう終わり、甘美な唾液が、弛緩の勝利歌ってルーイン。 ....
蜜 蜂 や 甘 い 寝 床 は ど こ に あ る
茶 の 花 の 語 ら ぬ こ と を 飲 む ば か り
両 足 が 棒 の よ う だ と 案 山 子 か な
赤 ....
釣り竿の 藍編む露ed year,year,夜
glass水 手と螺、ポットに 沈んでる
釣り糸の 不意ed Backが 箱形崩し
笑む、どっと 球は居合いと 鉛雨期
黄金の ....
招くばかり滝
草いきれびょうびょう
水酸化 名取り生む、咲いた 睡散花
或る幽、山河澄めたN 暗喪に熟む
青空に アメンボ泳ぐ すいすいと
指震え 恋人の手を 掻き毟る
血が出ると chill out近く 灯欠けると
そしてなお シュガーの夢に 遊ぶのか
疲れたと 怠慢蒔いた戸 誰、月 に
死ね死ね死ね死ねキャンデ ....
煤眠り SuiSui再度 焦げロープ
苔眠り スィスィ再度 漕げボート
逆さ花 茎をあたしにどうしろというの
願ってもない 連れ込み宿の壁れんれん
アスファルト届き届かず朱い爪
(ペンギンの声引きつる ....
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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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