夏の宵
泣けたらいいなと
ふと思う
夏の虫 怒らないから 鳴き止むな 中上忌今年は浅田彰来ず {ルビ冷奴=ひややっこ}夜が大きい{ルビ他所=よそ}の街 あなたから生まれいずる愛がある

バス停に生まれてバスを待ってたの

向日葵がくびかしげてる夏野原

恋に溺れ綺麗なままで水中花

夕暮れにネオン涼しき予感かな

今年またなくなり ....
陽を浴びてきらり樹氷の華が咲き 夕暮れてひとりぽつんと雪だるま


バス停に人待ち顔の雪女
犬と往く
散歩に今朝は
虹を見る
夕立の中なら泣ける声あげて



大空を飛ぶ鳥になり虹の中
片恋のボタンはずして息をする

坂道を二人乗りして夏が行く

できたての朝は真夏のゼリーかな

水族館ガラスに映るあなた見てる

砂浜の足跡がまた波に消え

潮騒の残響に潜む君の声
白鷺のいる雨 薄い青風と坂とアラームと

始まりは 皮肉な光と 脱力感

踏み切りが私を呼んだ白昼夢

時間には逆らえないねと十六時

夕焼けは君が言うほど赤くない

食事なら色彩欠如の晩餐会
 ....
鳩なきて妻目をさます文月朝

雨上がり妻のととのう庭涼し

妻遅し帰る待つ夕茶漬けすえ
駆け抜けた 熱き血潮は今もなお

白球の行方に気分が浮き沈み

終わる夏 流した涙は後輩へ

青空に響く 金属音の夏

声枯らし檄を飛ばす 最後の夏

負いしもの 踏み越えてき ....
空泳ぐ魚が水面に映ってる

せせらぎの声が今日は風邪ぎみで

光る瀬に低空飛行の戦闘機

居眠りの私を蟻が巣へ運ぶ

川の瀬に溺れる私の夕まぐれ

さようなら魚が跳ねて言いました
苔むして 夏の日足に 映える石 雨やみて雲雀の飛んだ水たまり

何を見て驚いたのか鯉のぼり

紫陽花がたくさんのいろ人みたい

桃をむく香りと北へ寝台車

空目指し向日葵たちが背比べ

アリが来てわたしの足を ....
其れ



夜更けの雨を好み候 俄雨にむせる灰 幾人かと視線の合いし夕立かな 駅ビルの中も濡れたる夕立かな 雨脚や出水の亀の見ゆる窓 魚跳ぬる河口眩しき都市の夏 秋の風 初夏の中にも 混じり居り 

秋来れば ちいさき 虫達 喜びて

秋茄子に ブラジル 生まれの かぶとむし 

かぶと虫 卵を いだき 土の中 

みみずはね 土を 耕し 活き ....
唾を飲む。
ごくり、と耳に響いてく。

目を閉じる。
あの日の空が見えてくる。

聞こえてる。
君の歌声今もなお。

声をだす。
浮かんだ言葉をひたすらに。

泣いてみる。 ....
しとしととヒエイ霞てつゆの雨

青田には頼もしげなるつゆの雨

梅雨の雨降りくる中を歩みゆく
いつくしむ べっどのきしみ ぎしゆらり 街なかやフェイスタオルの落ちたまま  スイカ玉 抱えた君が 懐かしい
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
夏の宵風音007/8/11 16:58
夏の日盛りこうや0*07/8/7 14:56
熊野大学A-290*07/8/7 0:40
2*07/8/5 23:36
水中花小川 葉007/8/1 3:21
樹氷ゆりえ0*07/7/31 10:37
1*07/7/31 6:13
朝虹むさこ3*07/7/30 18:04
夏模様ゆりえ1*07/7/28 12:25
真夏のゼリー小川 葉6*07/7/25 1:24
雨(三)A-290*07/7/25 0:48
夜に綴る壱日ミコ707/7/18 22:50
朝夕生田 稔0*07/7/18 7:41
夏〜高校野球〜秋桜4*07/7/16 19:57
さようなら小川 葉607/7/16 17:24
夏のある石こしごえ5*07/7/16 16:53
雑季たもつ13*07/7/16 10:38
有季 自由律 多行/////107/7/12 0:30
夜更けA-291*07/7/11 2:12
夏の或る日こしごえ3*07/7/9 14:43
夕立A-292*07/7/9 2:00
1*07/7/9 1:47
雨降り1*07/7/5 2:21
1*07/6/26 21:19
生体実験 。 すぬかんなが...0*07/6/25 7:44
生きている秋桜9*07/6/23 11:14
梅雨生田 稔407/6/22 11:54
劣情雪間 翔107/6/21 17:34
日の盛りA-292*07/6/20 20:07
思い出doon3*07/6/17 4:45

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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