ピロピロと視界の端にエンジェル


時空の長征で友が目覚めて


エロ・グロ生命 来世の果ては形態のサル


人間に受胎するとなお進化する努力


ワイアー・カラビナ光り火口へ ....
民衆革命 落雷の遠く呼ぶ日に


カモシカの臀部持つ少女の歩行


声低く呟きは凍てた空曇らす


第三文明 心の領土に建設


中庸の道説く中道のコーナー見て


尻の ....
引出し開けて眼球を愛でる


価値を産む祝祭の時の色


頭脳で汗かく情報煉瓦


起立するペニスと勃起するミサイル


濃霧に馬の後光の疾風
コツコツと地下階段 黄泉の光も漏れて来て


馬頭人間シャワーカーテンに陰


夜のうちに暴れ回って墓場の菊


戻れない黄泉からは死霊の世直し


飛ぶ夢や妙に明るい都市に住 ....
夢魔のヒズメ削り取る血沈の昏さ


女体幻想 目開けば臭いタオル


狂気にてあらゆる体液の可食性


アウ・アウと耳元で紅い唇が呟く


肉欲の狂い腐乱した魂と獣形後生

 ....
文芸の友消えても言うべき事


ジミヘンのことごとく白くて精気霧散


前のめりの死 竜馬のごとく


神殿か独房か一人文芸


この青空を分かち合う微笑





 ....
深刻ぶるロックで動機づけて


釣り堀から川へ流れ出る水


魚が跳ねみぞれ白く転ぶ


山小屋で地図と革命のタイムテーブル


銀河に殉ずる仏群の大光
アマテラス発射して皇居消滅


核サイロの冷たい照明 弾頭AMATERASU


ミサイル勃起し弾頭凍てついている


アマテラス狂い炸裂して蒸発の人体
地球を体内としてつぶやく時


腕章に血が滲み妙に深刻になる


原爆 君の名はアマテラス


虎を飼うマンションに帰りつく


心の地図描くとも恒星天描くとも


官僚 ....
ギリシャ彫刻を愛し整頓する


歩道にスプーン落とした氷雨


曇天が冷え地上に煌々と明かり
北風砂浜に吹き廃船濡れて


ホットコーヒーの湯気が白龍


影のない曇天の街に己失う
前衛・側衛を薔薇で固めよ この行進に


軍服に階級章ナシ ゲリラ戦


暗闇にまぎれ上陸するボート


インドラと閃きつつ俳・諧


孔雀音もなく羽根ひらく


庭園に ....
活字に移すと格調高くなる情報


迷ったら日蓮御書に聞く


葉ッパ決メルより古来瞑想の偉大
足の裏に眼があって地脈甞めてみる


宙空にシャガ爛れ咲き


空が青いので白塗りしたい
小鳥らで華やぐ樹木美しい


霧の中で体が七色に輝いている


光波・音波そのものロックする
心臓の安全ピン抜き 投げつけた


鉛とかし空に流して偏頭痛


空を折りたたむ俺の意図どおり


ご一家のお写真に黒焦げの戦死体
リズムのはざ間に踊りの明星見て


左腕の腕章に滲むメランコリー


火星の砂漠に蜃気楼の立つ


伎楽面 浮かぶ部屋に黒板がある
真摯な道化の王を越える


辛辣に道化て王となる


定まらぬ王権より今日のお茶
桃色のホテルが見えたからスタイリング 日々磔刑 肉体の性 ウォー


重たい瞼が伝える 神々の肩と身


ボリボリと氷食う冬日
悪・業焼入れコウベ八つ裂く


火傷する左腕の空想力


ビンの中 火炎石の妖気
昇る左階段に緊急の影


陽だまりに己の影濃い


お互いの影の実体 絶滅者
初霜の 世界を白く 清めけり
初霜や おしろい粉で 野を塗りし
初霜や おしろい塗りし 化粧師よ
初霜や 野を白無垢に 変えにけり
初霜の 降りる気配の 空に満ち
初霜に 大地包まれ 静かな ....
破壊の後はまっ白ですジミヘン


東からの陽射しの赤子の肌のごとく


冷気揺れ朝を煮詰めて読書する
「希望」は光の爆発のようだな


歌垣に天皇いたなど知らぬこと


校庭に花一匁で夕日飲む


文芸し睦まじい眼鏡と静かな書
鬼 この冬日を綺麗に撃つ


常世で鍋つつく我あり


戦闘の間隙を縫う冬日


鈴の音 部屋の端の方
羽ペン:白馬に青インク赤インクの痛みかな 満月や野分のあとはちりほこり

脚二本欠けて眠れり秋の蜘蛛

物音や今年は柿のはづれ年

銀杏をつぶして行けり救急車

行秋や祭りのあとの歯の痛み

晩秋や恥を数へて夜もすがら
 ....
思う存分の冬に願かける


冷気 霊気を含み常緑樹


ラプラタの夏に立つ我が半身


私のカケラがラプラタ川に石投げる
靴下の 穴をかがれど またかがり

箱を開け ケースを出して また仕舞い

生乾き 取り込み部屋に 再度干し

夕方に 音のみ見える 人の業
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
雑詠6句アハウ0*09/11/25 9:52
わが部屋の静物309/11/24 16:35
輝く馬409/11/22 15:51
巡る黄泉4*09/11/22 12:28
生々しい夢魔209/11/21 13:50
友 失っても4*09/11/20 8:17
銀河の下で209/11/19 12:11
SF 「アマテラス」1+*09/11/19 9:04
僕の原爆209/11/18 16:56
冷えてる大地109/11/17 15:43
窓からの眺め3*09/11/17 9:34
文武の庭園にて309/11/16 16:25
葉っぱを決メル209/11/15 20:14
狐の眼209/11/15 13:28
華やぐ知識4*09/11/13 23:26
心臓の安全ピン309/11/13 8:00
宇宙の神秘3*09/11/12 12:23
真面目に道化て209/11/11 9:51
あの日鏑木009/11/9 19:57
日々磔刑アハウ209/11/9 16:27
悪・業409/11/8 18:03
左階段 昇ル209/11/8 16:00
初霜&夕暮れ (2009.11)guchi_...009/11/7 19:57
ジミヘンアハウ309/11/6 8:14
遥かな声209/11/4 16:45
常世の冬5*09/11/4 7:57
羽ペンm.qyi209/11/3 13:56
晩秋[group]三州生桑1+*09/11/2 20:32
ラプラタ川の散歩アハウ2*09/11/2 8:38
繰り返しプル式209/11/1 15:59

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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