あの日から何年経っても思い出す1月10日生まれの人を
始まった理由なんかがあったのか、実は未だに終わってないとか
隠れ家で待ち合わせして何をする訳でもなくまた携帯を見る
....
鼻ほじる フサフサである 君と目が合わない日々は鼻毛のせいか
東京の排ガスまみれを抜け出して君と鼻毛の伸びない国へ
鼻毛切る使命を果たしこれからは一生上目づかいされたい
....
あなたとわたしは
たまに日常を共有する関係
そして言葉の世界で
たまに交わる関係
わたしのこころを
あなたが描くとき
あなたの横顔に
わたしを見つける
ただ ....
「海をください」
衝動を燃やす手立てを海に聞く 冬の最中に血潮は熱く
「スピリタス」
屠殺の日 金が欲しいと振り下ろす きっと今日、今、君に会いたい
「光来る朝」
そのゆびが ....
今まさに超人的に快感をおこすセックスロボットが立つ
ドロイドが悦を与える快感を覚え世界は少子化となる
百年後政府は少子化対策にASIMOの造精機能を研究
手帳に記されていた歌
批評子
黒き髪妻は鏡を見入るなりわれは灯火に書を見つつ
見上ぐれば肥えた雀が並びけり春の弥生の散歩道
銭湯や男女子供の出入りして湯気の匂いのほのかにするも ....
テラスから見下ろす桟橋叫び声入り江を走る風の足あと
フワフワリズドンズルズル 君フワリ僕はズルズル bye-bye飛びな
プルルルル you gotta mail ピンポーン むせい映画は森閑として
僕たちの友の友の友の友の友が友なら世 ....
思い出と別れのせりふのせいだろう 汗腺と鼻涙腺の分泌は
耳下腺の分泌がとまり うまいこと言えないからこそ別れの言葉
目を閉じる 耐え切れなくて目を開ける
どちらにしてもあなた ....
以前詠んだ短歌200〜215からいくつか
追おうとも追いつけなかった美少女も今見てみれば線が太すぎ
(OB戦の折込み有)
幼顔思い起こさす微笑するいい男には先手必勝
(OB戦の折込み有 ....
以前詠んだ短歌105〜121からいくつか
七時半 いつもの電車の6両目 あの人がいる 今朝は快晴
十字路で君は左に曲がるからそれまで少しゆっくり歩こう
美しく可愛くなれと願う ....
以前詠んだ短歌1〜21の中からいくつか。
君と僕が手をつないだ日は雪だった 真っ赤な頬でふうっと溶けた
夕暮れに川原を歩く祖父と手を今つなぐなら二度と離さぬ
雨音が ....
街灯の
周囲に孤独が群れる夜
耳をすませば犬、遠吠える
鳥たちが
十字架のように羽根ひろげ
薄暮の空に貼りついている
雨天こそ
こころ華やぐべきでしょう
赤い傘さしスキ ....
「妻と一日(ひとひ)を」 批評子
書を整理植木刈り込み春うらら妻と一日を過ごしたりけり
山の湯の朝七月も末静かに妻と出立を待つ
....
年越した蕎麦のカップを洗わなきゃ「ゆく年くる年」鐘の音きいて
年越しの時報聞きつつ自動巻き腕時計の針カチリとあわせ
正月に実家に帰り弟に靴のサイズを抜かれたと知る
「imagine( ....
屋根切れてポツポツ毛穴発泡す 雨にも強い想い出シャボン
そんなには好きではないヤツ好く見える昔の歌がよくかかる店
発泡酒ただひたすらに発泡酒 稼ぎの無いよな顔して笑う
心臓に古い破片 ....
帰ります、とメールをしてきた君が向こうから全力疾走で
君の重さを受け止める。お姫様抱っこ?もう少し痩せてからね
人ごみに紛れこむとどうして私だけがここにいないんだろう
....
恋い憂い
慣れた瞼に引く線を
やらかくなったと
母が微笑む
小春日の
朝その記憶胸に秘め
ともに嫁いだ三面鏡と
恋い憂い
朱をさす頬に
触れてみる
秘事は睫毛の
....
老いてなお 明日に夢を 見る母は 幸せなのか 不幸せなのか
横たわる松一文字かけぬけて月にむかうか かもめと共に
残照が{ルビ過去=きのう}を抱え月は{ルビ未来=あす}連れて渡った天橋立
紫のたなびく雲を背に負って君と渡った凍れる海を
....
蛙の子もう産まれるかひよひよと温かきそのゼリーの中に
雑音は頭の中で処分するあの夏の夜のamバンド
ただ一枚掲示板には忘れ物官製葉書の持ち主求む
夕闇の重たき雲に白鳥の群 ....
中東の先の元首が露と消え波も立つまじ極東の島
午後に吠え夜に己れの洞に哭く肉の{ルビ葛=かずら}に囚われし我
消えてゆくひとりの時間ゆうるりと道に{ルビ描=か}かれた雨音のよに
午後に墜ち静かに ....
発掘した漫画おもしろ過ぎて続きを探して掃除続かず。
「あそこに手が届く?。
わぁ!足も届くんだ!。
すっごいねー。」
おだてられました。
天窓 ....
純白の雪舞い降りて新年は清らかに唯幸せよ降れ
庭先にあふれるこぼれる赤い花揺らして散らす春色の鳥
雪崩式口説き落としでそのままフォールなんてしませんわたしはヒール。
ウェスタンラリアット一閃!西のホテルに消えゆくきみについてゆく。
入場テーマ鳴りやまぬう ....
逃げ出すフライドチキンを追いかけるサンタは値崩れプライドレス。
弱虫チキンを追いかけろ!フライドプライドチキンレースいん師走。
ドナドナぼくはトナカイ売られ ....
【春】
雨上がりの桜並木を駆け抜けたフロントガラスにピンクの水玉
【梅雨】
ロックした車のシートに置き去りの鏡が空の顔色伺う
【夏】
トランクに放り投げて乗せたのはビ ....
バックドロップの様なバク転をした記憶があるのはなぜですか。
喧嘩十段なんてそんなおもしろいこと言わないでくださいあはは。
回し蹴りの恍惚は止 ....
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