また三分持たなかったまた三分も持たなかった…ぼくそうろう。
もう!三分持たなくてもいいからせめて前戯に三十分かけてよ。
吹かせてやるぜ今夜こそゴールドフ ....
あいしてる、あいしてるったら、あいしてる。何度言っても言い足りないのよ。
閉じ込めた君への想い雨の日は傘に紛れて開けるのかも
付き合ってもないのに、
キスして。
おかしいね。
やきもち妬いてる。
「キスして、」
あれって言われてあれでわかるけどさそれってあれじ ....
めくるめく甘美な夜にひざまづき温かいチョコバナナ食べてる
ハート型チョコは谷間で溶かすから中まで舐めて味わっていて
99%カカオチョコは溶け不純な愛がねじ込まれてる
....
さいはての地にふりつむ雪のごとく君と重ねる想いは純白
車窓より眺める赤のグラデーション眠れる君の夢に届ける
冬景色 北国の海 雪と星 その中にいる君と私と
ゆるや ....
ほろ苦い恋の香りに酔いしれる
今夜限りの甘い夢だけは
ライト浴び無言劇するダルタニャン お前は子馬 若い冬の木
地球の重みも痛みも我に極まれり重力うなぎ喰らう夜。
蛍光灯冷蔵庫テレビハードディスク高周波四重奏団。
冷蔵庫に入れた頭痛を被り耳鳴りやり ....
早朝の廊下でふいに逢いし君嬉しくもあり恥ずかしくもあり
バレンタイン
伝書鳩も今日だけは
ハートのチョコを配達します
サメですがあなたを食べたりしませんて
彼は頬白、僕は甚兵衛
カメレオン
実はほんのり悲しいの
わたし ....
建国の日に初老の夫婦と共ゆきて京洛の地に遊びたり
戦前戦中戦後、家族で暮らしし家今は喫茶店となる
両手に掴めば幼子のごと妻の裸足はほのつめたきかな
砂売りの国砂買いの国向けの砂の輸出を止めるそうなり
五十二の祝いにもらった万華鏡徹夜でつくる工作少女
下らない嘘に心を乱す僕 もうそれ以上笑わないでよ
もういいや だってコーヒー冷めちゃうし。あの日の指きり果たせなくても
{ルビ如何許=いかばか}り請ひても君が言の葉に {ルビ真=まこと} ....
寝つけない夜が続いて月は満ち私もそっと丸まっている
積もる話もあろうから雪が止むまで話そうか暖まろうか。
「きみからふって、
ぼくからつもった。」
そんな雪の日だったね。
別れの日。
....
愛よりも肩こりのツボを知っている主婦は強いぞかかってきなさい
帰り道
降りるバス停近づくと
ボタン押し競争いつもしたよね
黒板に
相合傘とか書かれてさ
笑われてたの、何年前かな
運命の恋だとずっと思ってた
ずっとずっと続 ....
ねえ、そういうのいけないと思います「あなたを愛してる」と書く希薄さ
会うたびに確認しても同じこと脆弱な作りになっているのよ愛は
保証書に期限を書かないようなこと。君への好きもそのようなこと ....
暖房の使用削減目論見て日に10回のハグが義務化に
ハグ法がベビーラッシュを生みだして高齢社会を是正してゆく
ハグ法が生んだ人口爆発は地球温暖化に拍車かけ
三月に紫陽花 ....
冬の海 少し遅れて貴方の後を
今日旅立とう 今決めました
もう二度と会えない事を思いつつ
歩く砂浜言葉少なく
海の果て遠く離れた地を思う
如何して私たった独りで
きっともう忘れ ....
{ルビ朝凍=あさじみ}の
利休鼠に
朱を刷いて
きと{ルビ誘=おび}かるる
垣の山茶花
暗香に
袂を引かれ
仰ぎ見つ
名残の雪に
....
佇みし
紅に身を寄す
我が心
幼き頃より
君は山茶花
逃げじゃない 前へ前へと進んでてひどく疲れたから休むだけ
白雪に落ちる一輪 寒椿 その紅に近き死思う
水鳥は冷たき水に群つどい湖のほとりの枯れ草の宿
一日を二人過ごして今宵また妻は聖書に読みふけるなり
絵に描くか詩によむか玄関の雲間草可愛ゆく咲く
すみません、僕はいなかったらしいです。探さないでよ見つけないでよ
最後までみつけれらないかくれんぼ、ひとりで帰るにちようの午後
あの星と、この星にいるあなたとは関係ないのを証明し ....
キミを愛してるの「ミ」はきっと"E minor."
どれからはじめる?。
ドレミから?。
砂浜に、
五線譜引いて、
別れた ....
傷口に口づけ。
(塩を舐めて、)
どれぐらい痛くして欲しいの。
沈黙には沈黙。
出したくなったら出してもいいのよ。
口の中。
....
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