「デキちゃった」


寿命縮まる そのコトバ

「冗談」と笑う 女の魂胆
寄り添えば

寄り添うほどに

傷付けて

ヤマアラシの棘

ジレンマの愛





指先に

広がる熱に

息を呑む

荒ぶる鼓動

 ....
唇の渇きに季節の移ろいを 
     
     月も冷たし秋の額縁
そんな目で見つめないでさわりたいよ歩いてきたら固まっちゃうから

フサフサな毛並みがぬいぐるみみたい脈打つカラダ君は生きてる

あのビスケットの歌みたく増えてくスキップがたどたどしくて好き ....
焦点をぶれさせるため朝はある 指のすきまに宿る色彩

眠り明け 耳鳴り低く響くので 夢のはしから余白を殺す



むしられる前のつぼみに似たひとの、首をしずかに傾けるさま

唐突に遠さ ....
■「三銃士007」■


声をあげ まだ温かいリボルバー君がためならロシアンもやる
〜ダルタニアン〜


トリガーを引ききる時の痛みさえ分かたぬおまえの傷に刺すキス

 ....
六甲の夕映えはるか丘陵の伸びやかにして淋しきものと こめかみの銃口我に味方せり引くも引かぬもその強さゆえ

撃鉄を起こす刹那の走馬灯 涙とともに溢るる思い

悲鳴とも歓喜の叫びとも聞こえたが俺は応える「闘え、この ....
ゆきやないさむくはないしあつくもない轟音のジェットいちおの平和

故郷たち叱られ和創る神々のいかり静かに血潮が騒ぐ

たからかに踊る琉球舞人は永遠を知り愛をおしえる

打つ巫女の挫恩のおと ....
音もなく見つめる先のその先は
不安隠した
群青の朝

我先に感じようとした死の世界
稚拙さ故の
苦しき夜明け

終われない私一人の物語
伝えきれない
不安のこだま

痛みゆえ我 ....
マックポテト頬張りながら好きなのって本気か嘘か試されている

君の趣味メロンソーダとオムライスそれは嗜好だとなぜか言えずに

立ち込める闇の向こうにも太陽が必ずあるって信じてた頃

ダイエ ....
何年も進展しない関係に区切りをつける別れの言葉

君の家まで延びている畦道は互いを繋ぐ赤い糸かな
京都駅
 公開放送
  弾き語り
   802から
    広がる響き

苦みあるチョコクロの秋
朝ごはん
京都タワーを見上げて喰らう

大好きな音楽家待つ艶女
オペラグ ....
八月の青草ひきずって 今宵も天使の寝小便ぽつり

坂道を避けて歩いた火曜昼 知らずにかいた汗拭われる

あの風に少し乾いた道をゆく 街眺る山の一つ目目指し
もんたのお顔にばってんつけて「みのみのもへじ、、」って…何やってんだろ。






「おいくつですか?。」お年頃マエストロあたり前田のデクレッシェンド… ....
もう思い残すこともないようなあるようなまだ「そこ。」にいるきみへ、






「はじめまして。」をくり返しようやくぼくらは他人になってゆく。


 ....
私の
血筋の上を
漂うは
紅色の
銀色ナイフ
 
心の臓
抉る右手に
移る汁
血とは呼ばずに
愛液と呼ぶ
 
骸から
這い出す黒き
怨念や
悪魔にとって
至上の愛か
 ....
錆び付いた太陽ガガ音を立てて空廻ってまたひねもす。


今頃蝕あたりをおこした地球が月のかけら吐き出している。



雲の肋骨をひと囓りして穴を開けたもう ....
{ルビ白真砂=しろまさ}の空地に這ひし{ルビ葛=くず}の{ルビ蔓=つる}九月はじきに終ふる気のする



                  
           白真砂=花崗岩由来の白い ....
花冷えに辛夷の花は紙吹雪
さながら空に向きて咲きつぐ

隣屋の蔦塀越して握手する
さまに吾が家の薔薇に近づく

芋づるが木犀の木に巻きつきて
ヌカゴガ三つ太りていたり

雨だれのリズ ....
   〜秋〜 水色揺々 


   「手折れぬは花言葉」


水色の細い曲線滑らかに夕を奏でる9月のフルート

コスモスの薄紅風とたわむれて赤トンボかわし鬼さんこちら

 ....
輪切りにした世界の果てで象さんを励ますそんなお仕事です。



きみも熱くなり過ぎた太陽を舌で舐めて冷やしてみませんか?。




あの夜空を飾るには ....
ぶら下がるその生殖器の先端を切ってお持ち帰り下さい。




歯を立てて噛み締めればジューシーな味が広がります「なまもの。」ですから。





 ....
暑き日の

全てを見透かす

孤独さよ



つらつらと

とりとめもなく

熱燻る



眠りさえ

疎ましく想う

冷めぬ熱



風止まる

 ....
2?百円弱の水を飲みロールケーキを四切れ食う夜長 街煙るしのづく雨に{ルビ慄=おのの}いて誰を待つのか片方の靴

雷鳴と{ルビ海鳴=うみなり}の距離比べては真夏に返る銀幕のウラ

秒針0で息止める荒ぶ風緩まった気がした交差点

銀の糸指に ....
指切りをした後の指撫でてやる細いその身にゃ重たい約束

パチンパチン音立てて飛ぶ白い月「私」であったはずの爪たち

幼子のぬくい手引いて歩いてく明るい方へ明るい方へ

喉ふさぐ飴煮詰まった ....
僕だけが星を見たんだこっち側流れる君の星を見たんだ

隕石と勝手に名付けた石を蹴り胸にささればいいと思った


泣いていい?口さきだけでつぶやいた
君のハンカチ抱きたかったんだ ....
吹雪舞ふ街並暗くなりゆきて
車の尾灯赤く際立つ

遊び居し子等それぞれに呼ばれ去る
昏がるる公園白芙蓉散る

ひそやかに花韮の咲く野辺のみち
春寒の今日三月終わる

寒の水一口飲 ....
ニッポンの原風景がそこにある 日曜夕方7時の家族

父さんの座る席だけ座布団がある食卓も今では稀で

じゃんけんぽんウフフと笑う朗らかな声は週末終わりの合図
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
腹中ネ々コ207/9/18 22:58
恋愛焦燥007/9/18 17:56
秋の額縁快晴2*07/9/17 20:34
降参唐草フウ5*07/9/16 20:53
「サイダーの泡われわれは」キキ8*07/9/16 10:29
■共同作品■ 世界名作劇場[group]Rin K10*07/9/15 22:10
淋しさA-292*07/9/15 0:32
■共同作品■  GUN blue[group]Rin.10*07/9/14 17:19
おきなわ紅山「そわか...307/9/13 18:45
群青の朝に0*07/9/13 0:04
こぼれおちるもの(其の六)快晴1*07/9/12 20:41
こいのおもてとうら夏川ゆう007/9/12 17:59
京都駅ビル10th ANNIVERSARY POP UP! ...[group]北大路京介7*07/9/12 13:15
季節を知る山桃007/9/12 1:04
「 みのみのもへじ、、 」PULL.2*07/9/11 12:04
「 かなしみ未満。 」2*07/9/11 10:57
腐卵臭ワルツ殿様が得る007/9/11 0:01
「 触欲の秋。 」PULL.3*07/9/10 20:12
九月A-292*07/9/10 1:21
59P 「短歌2」よりむさこ3*07/9/9 18:19
■共同作品■ 時の花いろ[group]Rin.10*07/9/9 16:48
「 触業安定所。 」PULL.2*07/9/9 8:05
「 ぼくの生殖器は「なまもの。」なのでお早めにお召し上がり下 ...3*07/9/8 15:03
森川仁司1+07/9/8 14:28
夜長A-292*07/9/8 0:10
銀の雨Rin.907/9/7 23:22
からだいろいろ亜樹207/9/7 20:16
これがしあわせアイバ シュ...507/9/6 23:55
58P 「短歌2」よりむさこ3*07/9/6 19:55
お茶の間の向こうのお茶の間〜サザエさんで五七五[group]AKINON...107/9/6 13:34

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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