君はもう忘れたんだろ角にあるセブンイレブンでキスをしたのは
冗談にならない嵐 外に聞き“永遠はない”わかってはいる
「もしもし」とのろい私を罵ってくれるウサギが君ならよかった
....
+桃色檸檬+
辛いもの好きだけれど激辛を中辛と言えないあたしは甘い女
左胸青と赤が輝くくせに澄ました顔でピンクレモネード
+泡沫檸檬+
ビーフカレー当然のように辛口な ....
格闘技観戦が吉 おひつじ座
リングサイドで熱を感じて
無理をせず健康管理大切に
おうし座の君 野菜足りてる?
双子座の陽気な魅力曇りがち
楽観的に甘えてごらん
恋愛はフォロー大 ....
移動どき
居心地良かった場所なれど
さよなら言わず
我 先へ泳がん
少年が終る目蓋裏海広げただ泳いでる一人だけの忌避
少女の目覚め真っ先にゆく天の色少し憂いそして嵩ます
あの色がキレイと爪先に段々畑の紅(あか)藍(あい)そして白
踊るのは山林森海空人 ....
夕されば高き帳に望月の影透けて咲きよいやみを待つ
ゆくへなき水だに君に恋すてふ命のなごりに青霧となる
秋と言ひ長き夢路を眩ませし霧は瀬に立つ蒼き陽炎(かげろ ....
{ルビ八咫烏=やたがらす} 鞠の神社に引き連れて
{ルビ金糸雀=カナリア}に勝つ想い高める
瓶に鉢にポトスは生を渡しけり窓に風なき秋の{ルビ朝=あした}の
頭がね、わるくてわるくてわるくてさ 文系左脳で本も読めない
戻らない失ったなら何もかも それならミルクを床で舐めよう
やったのかやってないのかやったのか ....
東風吹いて
「 松や竹より梅が好き 」
上七軒に 水色の華
ちょっとだけ涼しくなったね君は言うまだ信用はできないんだ、僕
明日もし
京都が海に沈むなら
鈴虫寺で バルサンを焚く
信号の青が延延続いてて
都大路を駆ける跳ね馬
つれづれな
よるにあきたと
いざなえば
ひとようべなう
とかいのむすめ
ぐらすから
らんはんしゃする
まいらばー
らいとがはえる
すいーとはにー
いいなめを
いやしさ ....
宮島の鹿に案内されるように観光地巡る人は賢い
雨上がり光差し込む弥山から見下ろす瀬戸の島は目覚める
東京の路線図を見てすごろくと勘違いする幼稚園児
新宿の高層ビルに阻まれて目的地には ....
袋売りで「ナイルの神秘、モロヘイヤ」冒険の前に裏書を読む
食卓にトルコ風の変化球、漬け物ばかりに箸はこぶ父
昼前に起きて強気の勢いのまま揚げ始めるイカリング(えいっ)
菊 ....
沖縄の海上の雲に穴ありてその下の海原は金色である
きみと僕 ゼリーポンチと珈琲と
喫茶ソワレのブルーの中に
目の前の妖しき影に いぶかるも
あげ羽蝶なり 思はず和む
草の実も少しふくらみ見えてきし
秋に入りゆく風の移ろふ
目の前に子蜘蛛落り来てテーブルの
上を正しく距離おきて飛ぶ
....
ぶっ放せ オートマチック ガガンガン
極彩色の 俺の左目
確かなる音して机上にベコニヤの
花ガラ落つる物読むときに
賀茂川の段差の水も春めきて
吾が影長く 流れに写す
草伸びて 足にまとえる散歩路に
踏み行く処 つつじ咲きつぐ
雨 ....
真向ひし雪大文字に息呑みて
崇高なる美に心洗わる
鴎には雪が似合ふと久々の雪積む
景色川辺に立ちて
乙女子が幸せそうな顔をして
隣に座る夜の地下鉄
口紅をつける事なき此の日頃
....
透明だな。全部見えているはずの瞳で猫はわきすり抜けて
苔色の追憶をすくい雨風にさらします宣言の日は晴れ
青黒いふくらみ撫でる指が止む君の痛みに目をこらすため
今あるのはピ ....
アカ抜けた紫式部 連れ出して 都上空 歌詠みデート
あたたかな
はらから
あいのじかんから
さようなら
うまれたのです
行方不明の洗濯機が二番線のホームで脱水していた
振り返ると家電フロアーの主任が裏口でまだ手を振ってる
今日もレンジの平和を願う君が両手でものを温めている
「いつも利用する ....
いつだって 心奪われ
浅はかな こっちの期待
華麗に スルー
まず君の
誕生日だけ
試そうか
京都タワーを
アオく光らす
窓ガラス葡萄一房啄む鳥の風切り羽根がいやに華奢
あこがれを現実にする
十五の夜
早いね、人一倍
足早に
あっけない
265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305
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