ひとひらのひとことひとはだのいきをふきこみてんにかえすゆきのひに。


ゆくもゆかぬもかわらぬけれどてのひらにつもるきみあめへとかえる。

こおりつくよびつづ ....
指凍る、夜学は冬の季語じゃない
書けば書くほど散らばる言葉

春遠し、けれど夜明けはひしひしと、
両の瞼に重く被さる



わかります

これは魔法の呪文です
解けば不思議の ....
鍵十字 お前は祈れ あの星を 並べし子らは 目がないだろう

葬列よ 旗を掲げよ 命とも 描いてはならぬ 泣いてもならぬ

凶星に 祈れよ神よ 白痴の子 塔が建つとも お前のではない

戦 ....
ある冬の雪の日の写真の中で二月をとめて待っていて。



二月そうして服役した服は役目を終え野に放たれるのだ。


前転をつづけた雪だるまはそろそろ後転の ....
イラクでは知的障害ある人を爆弾にする輩いでけり 水溜りに鏡の如く映り込む姿は何故か大人の自分

好きな人に素直に好きと伝えたい回り道せず直球勝負で

やや長い沈黙破る君の声重苦しさが溜息になる
もう、これで許してくださいという寒さ。二勝三敗、春が遠のく

見上げれば雲が寒さに蓋をして花はなくとも忍び寄る春

今日という朝の晴れ間におはよう、と、たぶん私は{ルビ明日=アス}も生きて ....
{引用=タイトルが半分くらい省略されてしまった。


日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話をしていると、それが積み重なって、「いつも控えめにだけどよく笑っている、感じのい ....
沸かし過ぎた珈琲に冷めた珈琲足してすするすする深夜淋しさなし 朝がきてカーテンは色思い出す見えてくるもの見えなくなるもの

朝ざらざらと溶けた髪窓を開け枕に落ちた砂を払うよ

あなたのことを一晩中考えた魔物のような雲が出ている

定時どおりにくる ....
打ちのめす
あなたの言葉聴いている

知らん顔して
咲いてる白梅
カレーを食った後飲む珈琲白猫と目が合い午後の静けさ 一日の半分以上仕事して解せぬ短歌をよんで眠るか

社会とは人と人との繋がりで不可欠なので関わっている

高給を羨ましがる貴方には私の責務果たせられます?

漠然となりたい自分が見つかる ....
愛犬ガラス戸に>―<の字に飛び掛り はかなきはI love you



ぬくぬくと陽だまりに眠りを包みをり 若さすら包みをり猫は



襤褸(ぼろ)で作りし偽物(つくりもの)か 戦場 ....
列車から{ルビ放=はな}った鮮花は孤児だから一枚一枚懐柔していく



長針の長さか短針の長さかと午前午後とも振り切れてなお



隣家の瓦のいろを確認する軋む板間にうぶ着の陽光
 ....
帰り道どちらともなく寄り添って愛合傘の出番待つ雨

大空に広く佇む白い雲青い破片が刺さって消える

夕焼けに手首の傷は照らされて思わず光るリスカした夜
ほら、ごらん、寒さのなかのひだまりが「僕に帰れ」と言っているんだ

そうだねえ、最後に見たのはいつだろう。街に消される私の影を

その風の強さを不意に迎え撃つ、来たのね、春が、猛スピードで ....
まだ昨日。聞こえていないフリをした、
あなたの目が忘れられない。


客観を武器に主観を振りかざす。
何が正しいのか、わからないままに。


ありがとうなんて、たくさん言わないでよ。
 ....
新鮮な林檎のジャムを店頭に並べて僕は冬に近づく

朝起きてすぐのあなたは無防備で私を守る強さまだない

朝が来て夜が来るまでクールでも甘えん坊になれる真夜中
おだやかな雨のすきまのファンタジア、合わせ鏡に時計を捨てて




お逃げなさい、鳥のかたちの切なさよ翼が翼を捨て去るまえに




細々と千切れて可憐な嘘ばかり燃やせやしない夕暮 ....
もういいよ 判るよ十分 物語る
 

          連絡来ない  時の 分ほど
こぼさずにすくってみたら戸惑いも愛しく思うバスルームでの

シャンプーの匂いと泡とやさしさもひとり占めする君の後ろで
悲しいと誰にも言えずにトイレの中 ひとりトイレットペーパーを千切る


ゼロでいいむしろマイナスでもいいよ 大凶の可能性何パーセント?


後れ毛を引っ張り君をつかまえて触れるうなじの柔ら ....
もう少しだからと笑って嘘をつく僕を泣かせられるのは君だけだ

窓から見えてるあの水色は何という名前ですかって君が尋ねた

「窓ガラス割って飛び出してしまえたら」ここからじゃカーテンすら開けない
馬鹿みたい馬鹿みたい
君はきれいなくせに僕に嘘つく

あの時君の指先が摘まんでいた
チョコの形覚えてる

何処までだってつれてくよって
私それが嫌だったの

またねと言って走り去る背 ....
あの時に初めて気づく君の愛今まで僕は何してたんだ

夕べ観た夢に出てくる湖で泳げないまま壊れた続き

泳げない魚になんてならないと必死に泳ぐ僕の人魚

雨の中きっとこないと思いつつ「もう少 ....
ほしいのは鋭く研いだ剣よりも手製のやじりで衝くようなキス


唇をあわせたままで手を握り締めても離れてしまう気がする


このキスがオープニングになればいい どうやったってエンディングだか ....
ただ流れ落ちる鼻水は淡泊な/セックスのようなやつだ。


頑張る鼻水はティッシュちゃんにひとめ惚れをしてしまったのさ。


きみの鼻水でてかてかの袖口さえも ....
捨てられるものより捨てられないものの方が多いと気付いて泣いた


流れ星 まばたく暇さえ与えない またたく間にぼくらをスルー


きみのこと嫌いになれると思ってたのに目が合うことが えへへ ....
お別れの手紙もらって読んだ後小さくたたみ無きものにする

伝えたいことは一つも言えなくて雨降り続く日々そこにある

空というワイン飲み干し酔いもせず季節外れの風鈴鳴らす
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
「 ひとひらのひとこと。 」PULL.2*08/2/4 8:08
一夜漬け曳舟008/2/4 1:13
下手ですまん!奥津 強108/2/4 0:13
「 二月をとめて待っていて。 」PULL.8*08/2/3 12:39
無惨A-291*08/2/2 22:34
直球勝負夏川ゆう008/2/1 17:53
もう、これで許してくださいという寒さたにがわR208/2/1 10:27
日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話 ...ピッピ2108/2/1 3:10
冬季深夜A-293*08/2/1 0:15
朝がくる肉食のすずめ008/1/31 23:17
白梅風音4*08/1/31 21:51
冬季昼食A-291*08/1/31 13:24
労働歌乱亭カラス008/1/31 0:17
愛玩・動物音阿弥花三郎108/1/30 19:25
初夜簑田伶子14*08/1/29 23:02
夕焼け夏川ゆう108/1/29 18:55
猛スピードで、春がたにがわR5*08/1/29 10:33
眠れない夜アキラ008/1/29 3:57
夏川ゆう208/1/28 18:51
◆幻想連鎖[group]千波 一也5*08/1/27 23:25
「ひとり恋」結川菜青408/1/27 18:45
Peach Milkユメミ リル108/1/27 15:37
くびすじ春日3*08/1/27 14:31
優しさ408/1/27 12:39
嘘つき008/1/27 9:33
人魚夏川ゆう108/1/26 16:56
一線越える町田アキラ3+*08/1/26 4:07
「 恋と鼻水といくつかの、くしゃみ。 」PULL.0*08/1/26 1:02
ハイソックス春日9*08/1/25 19:57
手紙夏川ゆう108/1/25 18:50

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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