君の胸で飼われるうさぎになりたいと思う今日から欠けてゆく月


思い出を糸玉にして絡めとる 躓かぬよう掬われぬよう

耳たぶに可憐に小さく花咲かす君の愛するパールホワイト


我の ....
コーヒーの代わりに紅茶が来たような今日の雪にも生きてるを知る

また晴れて明日は雨で次が雪、まるで季節が君のようです

もう一度、降るというなら、その覚悟、空と君にと確認をする

 ....
意味なんてどこにもないから書くだけで硝子色した指が震えて


深呼吸吸い込む風の匂いだけ肺をすり抜け消えてゆく丘


くちびるに暗き影だけ塗りつけて躍りだすのよサンデーブルー

 ....
ごめんねって
泣けばよかった
あの{ルビ瞬間=とき}に

いつかきっと
そう思う日が来る
空色のアンブレラだけを携えて田んぼの中を無限に進む



図書館でお勤め始める母さんに「いち早く借りてきてよね 太宰の新刊」

赤い爪とそれが持つ黄ばんだ『人間失格』のコンビをずっとずっと ....
冬色に
汚れた葉々を
雨がかき消す

まるで
きたないものなど
ないかのごとくに
{引用=
いつまでも白でいたいと言ったから、代わりに黒でいようと思った。



熱にうかされて追いかけた影

幸せだったか思い出せない



金平糖を噛み砕く癖・紫煙を燻らせる仕 ....
懷かしき潮流れ込む如月の透かせば碧きステンドグラス
人波に押されし君が目に留まるふららこゆるるふらここゆるる
筆無精してをりまするわたくしの指はタイプに吸ひついてをり
たま風に打たれて昇る瀧の夜 ....
足あとの消えた厳冬 灯を点けた厳冬の中、二人だけいる あの頃に僕らが描いた王国はシャボンみたいな永遠だった?


PH2のコーラの海できらきらと二人のあぶくが輪廻している


レシートに走り書きした名前なら商品棚にあるよ(誰だっけ?)

 ....
噴水が零した星屑かき集め君の名の星座夜空に作る


伸び始めた前髪の隙間から見えるきみは幾重にも刻まれている


まっしろなしんしんというねのなかで記憶をこわさずとどめていたい


 ....
沈んでく夕日みつめてひとりきり誰を待つのか知らない黄昏

さよならと言えないままに日は暮れて君と二人でどこまで行こう

終わらないあの日と同じ夕間暮れ悪夢にも似た遊戯は続く

いつまでも日 ....
こめかみにあてたガラスのピストルの引き金を君に引いてほしいの


さびしさに湿った獣を飼っている、解かれた鎖、と投げ出した足、


両親の祖父母の曾祖父母の骨でできたリコーダーを吹く小学生 ....
燃えつづけ光の穂になる音になるこがねもとめるけだものになる



穂の陰に白と鉛のうたがあるまだ見ぬ夜へまだ見ぬ海へ



曇りから水と光が去るたびにひとしく遠くし ....
文字数にならない(ぁぃ)を数えつづけてとうとうHighになりました「はい。」


都合の悪いことはいつも聴こえない何度でも言ってあげますぃゃょぃゃょぃゃょぃゃょぃ ....
辞書もなく百科事典も家になくネット繋げば怖いものなし

人間の後は人魚が浴室を独占しては謎の儀式す

夢に出る君の匂いがそこにある忘れたはずの愛の産物

ネクタイは少し固めの色だけど顔は流 ....
ひとひらのひとことひとはだのいきをふきこみてんにかえすゆきのひに。


ゆくもゆかぬもかわらぬけれどてのひらにつもるきみあめへとかえる。

こおりつくよびつづ ....
指凍る、夜学は冬の季語じゃない
書けば書くほど散らばる言葉

春遠し、けれど夜明けはひしひしと、
両の瞼に重く被さる



わかります

これは魔法の呪文です
解けば不思議の ....
鍵十字 お前は祈れ あの星を 並べし子らは 目がないだろう

葬列よ 旗を掲げよ 命とも 描いてはならぬ 泣いてもならぬ

凶星に 祈れよ神よ 白痴の子 塔が建つとも お前のではない

戦 ....
ある冬の雪の日の写真の中で二月をとめて待っていて。



二月そうして服役した服は役目を終え野に放たれるのだ。


前転をつづけた雪だるまはそろそろ後転の ....
イラクでは知的障害ある人を爆弾にする輩いでけり 水溜りに鏡の如く映り込む姿は何故か大人の自分

好きな人に素直に好きと伝えたい回り道せず直球勝負で

やや長い沈黙破る君の声重苦しさが溜息になる
もう、これで許してくださいという寒さ。二勝三敗、春が遠のく

見上げれば雲が寒さに蓋をして花はなくとも忍び寄る春

今日という朝の晴れ間におはよう、と、たぶん私は{ルビ明日=アス}も生きて ....
{引用=タイトルが半分くらい省略されてしまった。


日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話をしていると、それが積み重なって、「いつも控えめにだけどよく笑っている、感じのい ....
沸かし過ぎた珈琲に冷めた珈琲足してすするすする深夜淋しさなし 朝がきてカーテンは色思い出す見えてくるもの見えなくなるもの

朝ざらざらと溶けた髪窓を開け枕に落ちた砂を払うよ

あなたのことを一晩中考えた魔物のような雲が出ている

定時どおりにくる ....
打ちのめす
あなたの言葉聴いている

知らん顔して
咲いてる白梅
カレーを食った後飲む珈琲白猫と目が合い午後の静けさ 一日の半分以上仕事して解せぬ短歌をよんで眠るか

社会とは人と人との繋がりで不可欠なので関わっている

高給を羨ましがる貴方には私の責務果たせられます?

漠然となりたい自分が見つかる ....
愛犬ガラス戸に>―<の字に飛び掛り はかなきはI love you



ぬくぬくと陽だまりに眠りを包みをり 若さすら包みをり猫は



襤褸(ぼろ)で作りし偽物(つくりもの)か 戦場 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
うさぎ 月の[group]さくらほ14*08/2/8 22:38
きまぐれの雪たにがわR308/2/8 15:05
小集 「枯れ葉舞う丘の上で」紫音3*08/2/7 21:15
現在が過去になるとき風音1*08/2/6 20:17
レイン春日8*08/2/6 20:08
冬色風音1*08/2/6 20:06
名前をつけて保存*.txt[group]士狼(銀)11*08/2/6 15:45
鞦韆Amelia008/2/6 15:17
厳冬歌乱亭カラス008/2/6 0:57
あたらしいうそしろいろ3*08/2/5 23:00
リセット春日6*08/2/5 18:57
黄昏遊戯[group]未有花12*08/2/5 12:59
あれは春じゃないしろいろ5*08/2/5 8:03
冬午木立 悟408/2/4 19:55
【ひとり短歌祭参加作品】「 文字数にならない(ぁぃ)を数えつ ...PULL.2*08/2/4 19:03
君の匂い夏川ゆう008/2/4 16:55
「 ひとひらのひとこと。 」PULL.2*08/2/4 8:08
一夜漬け曳舟008/2/4 1:13
下手ですまん!奥津 強108/2/4 0:13
「 二月をとめて待っていて。 」PULL.8*08/2/3 12:39
無惨A-291*08/2/2 22:34
直球勝負夏川ゆう008/2/1 17:53
もう、これで許してくださいという寒さたにがわR208/2/1 10:27
日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話 ...ピッピ2108/2/1 3:10
冬季深夜A-293*08/2/1 0:15
朝がくる肉食のすずめ008/1/31 23:17
白梅風音4*08/1/31 21:51
冬季昼食A-291*08/1/31 13:24
労働歌乱亭カラス008/1/31 0:17
愛玩・動物音阿弥花三郎108/1/30 19:25

Home 戻る 最新へ 次へ
254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 

【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.15sec.