泣き止めばポスト入れるの止めとこか

      聞いてますます泣き声高く
ざぁざぁと
降り落つる雨の音を聞き
一人思うは
流るる涙
気がつけば
1年半の
片思い
静かに書いた
小さなピリオド
水清く きらめく夏の 想い出を

   ビー玉にして 留めていたい。
いくつもの
扉の向こうで
声がする
天使と悪魔の
アタシを呼ぶ声



どの扉
開けて進めば
正しいの?
アタシは何処へ
向かえばいいの??
名前無く 灰の被つた 野の華を

独り摘み持つ 哀歌と共に
アル晴れた日にはユカイな出来事が降って(ふって)私は無敵になれる
『涼宮ハルヒの憂鬱』

燃え上がる革命の火に身を焦がし散りゆく宿命(さだめ)の我はオスカル
『ベルサイユのばら』

ウナギ ....
ドアを引く
カウベルの音
マスタ−の
豆を引く音
この席が好き



開けられない
扉の向こうの
君の声
優しいけれど
それでも怖い
かくれたり
ゆっくりゆっくり
すすんだり
あなたになりたい
かたつむりさん



「きのうより
きょうはきれい?」
葉の上の
かたつむりに聴く
紫陽花のはな



泣き ....
荷造りの終わった窓際


目に留まる

私に泣いた朝鳥が飛ぶ
君の名は
眠りの国への
合言葉
4回つぶやく
扉が開く
逢いたいと
想う気持ちの
風船が
膨らむ程に
距離が広がる…



君の胸
腕にすっぽり
包まれて
このまま永久の
眠りにつきたい



誰よりも
イチバン近くに
 ....
こんなにも冷酷ですか青春は
アクセルふかす右手に雨が

風葬の乾く素顔に痛む風
友よ世間は残酷ですか?
じめじめと

こころ繕う駐車場


「会いたかった」は妙に乾いて
脳みそも
胃の中も 腸も
ぐるぐると
吐き出しそうな
雨降りの前



まだですか?
解放されるのは
まだですか?
最期の力で
扉をたたく



この躯
切り刻んで
 ....
「…どこにある?」
探し続ける
その鍵は
君のココロの
トビラを開く
身動きを許してください水底は26時のネオンさえ青


息継ぎを忘れた彼女が電池式だったと知った火曜のメトロ


遺失物届けの欄に書くべきはリセットキーか押す指なのか


「き ....
発車より八分早くついたのは期待じゃなくて不安のせいで


高速をひた走るバスに何もかも異化されていく私を残して


見たことのない看板はわたくしを歓迎してるか分からず怖い


東京に ....
アオダイショウもたげた首のねじ切れて妹は明日七歳になる


夜更けには見るなの鏡なお震えほつれた髪の母で無い母


踏みつける足の重さが違うから大きくなったんだね彼岸


じゅを ....
散歩道触れるか触れないかの指は 誘っているの楽しんでるの

川土手に並んだ黄色い花の名を 聞き忘れたけどそれでもいいや


おおぞらに解き放たれたグライダー 想いを告げたくちびるに似て

 ....
ちょっと見て メイル送るよ 暇つぶし
薀蓄名言 称えているよ

クスクスと 笑い堪えて 見て閉じる
祖父が呆れて 茶碗を落とす

引用の 物知り博士 ステキだな
作文書いて ちゃんちゃら ....
くるくると
形を変える
白い雲
見上げたまんま
ブランコ こぐ君


泣いてない
浮かぶあの雲
見てただけ
君 立ち上がり
揺れるブランコ


ブランコの
向かいのベン ....
『 幾千の

  酌み交わし 月 

  ひきかえに

  三々九度の

  今日 この 日 』




『 君 在りき

  この人生を

  愛しむ

  歩 ....
  心臓に小部屋が四つ
 それぞれに
ひとを愛するための部屋です


  ある意味もわからぬままに痛み出す
 盲腸ですか?
それとも心?


  吸い込んだ空気の中の何かのかけら
 ....
空晴れて上手にさよなら出来たから卵を一つ割ってお祝い


晴れて空開けた窓から草いきれ鳥は去って海は残った


空晴れて二匹のいもむし糸を吐く指に絡まる欲と欲と欲


晴 ....
{ルビ刃=は}はいらぬ
私がここにいることを彼と彼女に知らしめるだけ
窓ガラス流れる星を真似てみた雫が泣いて光る十五時



五月雨の最後の粒がしがみつく「ぼくはここにいたかっただけの」
{ルビ紫陽花=あじさい}の 濡れた葉に這う{ルビ蝸牛=かたつむり}
私のようね のんびり燻る

行動の 大胆な人 恐るべし
踏み荒らされた 丹精こめた

自己主張 認められたし 強引な
 ....
君が逝く
みんなの涙
含んでは
泣き出しそうな
この空の下


なぜ君が?
理不尽だって
叫んでも
君の笑顔は
写真の中だけ


逝くんだね
ピンクの着物に
薄化粧
 ....
ケータイで 読んだフレーズ 気にかかる
いくど探すも 何処に消えたの

その言葉 ピカリと光る 青銅の
雨粒の音 悲しみに暮れ

夢だったの 空ろな思い 宙に舞う
思い出せない 余韻が残 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
脅迫六九郎008/6/21 11:59
雨によせて知恵0*08/6/20 13:33
終わりユメサキハル1*08/6/20 7:59
川風に吹かれてLucy.M...308/6/19 14:20
[group]ユメサキハル1*08/6/18 23:05
梨玖0*08/6/18 21:31
ただの短歌には興味がありません〜漫画・アニメ・特撮で五七五( ...[group]AKINON...108/6/18 20:40
ひらくととじる[group]ユメサキハル2*08/6/17 15:25
曇り空1*08/6/16 19:28
決意桜瀬ろろ4*08/6/15 1:20
夢の扉[group]ユメサキハル1*08/6/15 0:54
誰よりも…0*08/6/14 16:34
青春とは?哀愁冗句2n...308/6/13 15:25
後ろ手に隠した桜瀬ろろ1*08/6/12 12:25
まだ…ユメサキハル008/6/11 7:28
トビラ[group]008/6/11 0:27
「トーキョーアクアリウム」Rin.22*08/6/10 0:45
東京に旅行に行きました高島津諦208/6/9 4:24
怪談ミゼット2*08/6/9 0:30
散歩道uminek...6*08/6/7 21:49
本日は晴天なり[group]西日 茜0*08/6/7 11:28
ブランコユメサキハル0*08/6/6 0:06
今を愛せますようにシュガー・ソ...3*08/6/5 21:06
からだいろいろ【ないぞうへん】亜樹108/6/5 20:48
雨後ミゼット3*08/6/5 0:37
復讐紅林008/6/3 11:40
ぼくはここにいたかったんだアイバ シュ...208/6/2 22:52
蝸牛[group]西日 茜5*08/6/2 2:42
逝く…ユメサキハル2*08/6/1 0:59
キミの詩の[group]西日 茜5*08/5/31 22:40

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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