痩せこけた椅子から生えたペニスに跨りおまんこ裂ける午後には。
犯されている視線感じて娼年は胸をはだけおまんこ誘う。
おまんこに憧れる娼年のこころはひだひ ....
腐臭ただよいフェリッペ四世の御世
崩れゆく洋梨をスプーンで潰す
女戦士マドンナの愛歌に射られ
恋情の徒花は胸に赤赤と咲く
裸で生まれ裸で死す ....
鎮まった生命の月回り無機質の
エンジンの音冴え冴えと下弦の夜
一片の銀河の記憶この書物
前世の我もまた読みしか
風雨強き漆黒に蝶の幻見る
....
カルマ・業と言ったところで何ほどぞ
日々を磨ぐ如く行為するのみ
一人静かに霊感を待てり雫降りて
傘開き始めた歩道の先
街に電 ....
貝殻のように丸まりうずくまり
鉱石さがすイギリス海岸
行き先のない汽車に乗りひた走る
どこまで行っても通過駅のみ
夜すでに企み隠すコランダム
見知らぬ ....
ペンの銃座から覗き見る世間ランボー
昏がりの街に羽綿の引き金
その弾道を解析せよ!ランボー発砲
....
そこにいるだけでしあわせ君と居るだけで
ボートは次のたのしみに
すぐにすぐにまた逢おうね
くちびるが感触を忘れないうちに
たそがれ時「愛してる」言い忘れたと
....
満月を見上げて涙を流すのは
かぐや姫だけ
そう思ってた
月見上げ泣いてくれるな
その滴遠い僕には拭えないから
満月よ
世界を優しく
包み込め
....
眠れない今夜は何を数えよう…昨日はひつじを数えてたから。
膨らんだ雨のしずくが気まぐれに時を刻んで夜を動かす。
プ−さんのぬいぐるみを抱く君の名を何度か呟く夜がこたえる
....
裏打ちの歩調が他にいないんだ僕一人置いて逝くなよナタリー
言わないできみの足裏のサイズなら想像で測れるんだからね
暴力は嫌い だから見えない弾丸で撃ち抜いてやる右の心臓
....
噛み付きたいようなお尻の彼の前で読む本は「ハンニバル。」
自称ヤリチンの彼へのオススメ本はアン・アンのセックス特集。
性癖は口に苦くザーメン飲ませた ....
とんぼうがヤゴから生まれるものならば起死回生のアヴァンギャルドを
煩悩の夜は長くて成長の軌跡を描く地図を楽しむ
陰毛の和毛(にこげ)震えてその上の行政権を心底悔いる
我ペニスの冠かぶる 裸形で秋めいた
都市を走りきる野人なり
喫煙喫茶のテーブルがくねくねと波打って
ミルの自伝は読み始めたばかり
ビルデ ....
あの方を
コントラバスの弦の上
孤独にさせた
「{ルビ悪魔=わたし}」を憎む
せめて汁男優よりも濃厚なお罵倒を顔にぶっかけて!。
口角泡を飛ばすっていうより喋る前からもう射精大会?。
あなたのことひとことで言い表せば穴の開いたコ ....
亡国の坂は洗面所の鏡に映る君の笑顔
雪だるまの様に転げ落ちて歯ブラシ
国 亡びの顔顔に小沢の連中いいじゃない!
理念 理想もなく忘却の彼方 日本国 ....
骨 透かして見せて秋の日の
豊穣の肉体が季節を刈り取る
遠く南海の暴風に思いを馳せており
日和 麗し洗濯をなす
日差しが部屋に染みいりて書架 ....
十五日 伝説の波が 来たらしい もう広島は 残っていない
「誰しもが就職しないとならない」と書いてある本捨てられずいる
君はいつも「注文なんてしないわ」と僕の心を試そうとする
....
リンゴの皮を剥くようにクリトリスも剥ければいいのにねと童貞。
ロールキャベツみたいに包茎の皮も巻ければいいのにねと彼女。
アダムとイブになればこの男だけは絶 ....
好きって漢字はすごく好きだってあたし女の子しか愛せない。
きみのこと嫌いになったから嫌いという字が男兼になりました。
肩に糸誰かが手ぐすね引いて待ってい ....
いそいそとウサギがやぶを駆けていく。「なになに用意するだっけ〜」
「お団子とススキを用意するんでしょ〜」追いかけるまたウサギが駆ける。
「重要なこれを忘れちゃ駄目でしょう!!!!」 ....
炎の舌は短歌となれ呪を帯びて
放射能の妖艶 細胞を変質す
原子爆弾落とされても訳のわからぬ
ファシスト日本 たぶん根絶やしに・・・
衣装住足りてま ....
目をとじてそれでも残るまぶしさを手もかざさずにすい込んでみる
透明な音が響いて瞬いて少年の胸のかけらが落ちる
ほうきぼしテトラポッドのうえ踊る波のリズムでステッキを振る
....
首の毛は抜けくちばしは開いたままボロのカラスが飛ぶには飛んだ
一人では泣くなよ。
君の悲しみは僕の哀しみ。
ふたりの絆
ナインインチの檄 我を撃ち つっ立って
和歌の熱狂ばかり欲しかりき
猟銃を背負う姿ショーウィンドウに映りて
煌めく都市は解禁されたる書架 ....
網戸から冷たい風がひゅるりきて布団をひっぱる秋の明け方
この風に吹かれてどこまで飛んでいこう・・・雲ひとつない秋空の中
お日様もなんだか優しくなったから窓際がいいまるまった猫
....
秋の陽気に口説かれ一葉が輝き
我も少し武装解除したし
どこまでも透ける空には有ると言う
天空の都 仰いで汗流す
はにかむ陽に首かしげて微 ....
全席でセブンスターの煙立ちブラヴォが響く深夜のガスト
世界には苦痛もあると知るだろう彼女もきっと母になるから
根を張ればAV機器が増えすぎて自分探しの旅も出来ない
昨日か ....
遅咲きの
最初で最後
朝顔が
私の心
群青に染め
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