あしひきの 山路もわかぬ いはがきの
やまぶき散るらむ 嵐ちかづけり
☆ ☆
みちの奥{ルビ=く}の 大白森に
時なくぞ 雨は降りける
山人の杣{ルビ=そま}
....
あたまの中のタマがあたまが痛いというので今日はおやすみです。
あまたのタマがあたまの中であたまを抱えごろごろしているのだ!。
あるかなあるかなアルカ ....
八日月
しろきひかりの
勇むるを
映し足らぬ身
吾に重ねつつ
水夫は、ただ、、「爆睡主義国」、海に見て、、「幻想持続」、、自国遠く
「きこり労務」、、、、、「記念杉1号」の、、山、だけど、「債務整理」に、、、、自、己独立へ
すれ違うあなたの言葉うつろなり私の言葉はすでに死の淵
ペペロンチーノ、
フィトンチッド、
ケロリン、
が
甥の名前の
候補リストに
ついさっき
わたしにんしん
したみたい
いぬとゆうひを
みていただけで
わがままな
こしょうとちきゅう
みてまわり
たどりついたは
かぜのないむら
もういいや
とけいこわれて
おにがしま
さら ....
蛇のように言いたいことば飲み込んで喉が便秘でこまっちゃう。
肛門みたいに口をすっぱくして出てくることばは"SHIT!!"ばかり。
ふぅー ....
≪〜春〜≫
◇パンジーに雪降り積もる寒い朝けなげに小首かしげて笑う
◇待ちきれず眠い眼こすり顔を出し辺り見廻すチューリップ
◇れんげそう髪にかざして春の野を駆けてみたいな ....
ふりむけば植物しか生えていなくてもそこで生まれて生きたわたし
さといもを剥くために研ぐ包丁にうつるわたしさといもがひとり
街と人逢うたびわたし旅をした別れの数とひとしい夜だけ
....
菜の花の黄色でヒツジが発狂し夢の中でも数かぞえさす
菜箸を持つ手は夢を描くけどアナザーハンドがそれを邪魔する
「美味なので、あなたの夢をいただきます。菜越しですが、お許しく ....
涙さえ君がくれているものだから生き抜いてみたいこの人生を
花は咲くのが仕事というのなら人はきっと生きるが仕事
日溜まりにたまる野良猫さわりたい たぶんすごいあったかいだろう
唇に触れた雫がしょっぱくて…
泣いてたんだと気付いたあの日。
思春期の大人と子供がアンバランス
下校途中に雪を食らうな
小泉大明神の大津波来る!
老醜の永田町の溺死体
自民も民主もジジイヤメロ!コール
明日の日本は小池が作る
政界整風 欲ボケ政治屋
世代 ....
家事全般
速くなったと
褒められて
少しはあなたに近付けてるかな
君ながむ嵐に桜は散りゆけど八重にもふくれるこの想ひかな
コンテナハウスすき間から吹き込んで来る砂防ぐガムテーム欲しい
焼けるみたいな喉の痛さに慣れてきて眠れるようになった嬉しい
山が見える雪山が見えるほら陰になったところに父がいる
....
じゅうきゅう歳もうあと少しで二十歳です二の足を踏む小さい子を見て
過ぎし日の忘れたくない思い出もひこうき雲のように消えゆく
振り向けば夜空に広がるスターたち夢を捨てるの早過ぎたのか ....
散ることを急かされている梅の花よ紅梅なれば君も紅さす
公園のわきの草木は繁茂してふくよかなりし君と寝転ぶ
温かい君のからだを引き寄せてただ君の手の冷えたるを知る
色白き君が寝転ぶ真昼 ....
今はもう なにもわからぬ存在の 少女が吐いた 蛤の泡
なつこという 名のある少女がいたけれど あるいはふゆこ だったかもしれぬ
窓のそと 誰もいない景色あれば 虫、花、草、すべて ....
京を出でバスに揺らるる車窓より何とはなくも流れゆく景
我らには旅があれどもこのバスを動かす者はただ労と金
うすぐもり篠という場所過ぎゆきつ遠景の山そして山
世は淋し徒歩に旅せし贅沢を ....
傷埋める作業で埋められていくいちにち 長い影踏みながら
階段を一つ飛ばしで駆け上がる ふさふさ積もる私を捨てて
排水の中ではみんなぬれてぐちゃっキレイなものもぬるっと汚い
「ろくでなし」自分に対して言えるから聞こえるピアノはじわりと宙浮く
水滴はカメラを抜けて光帯びダイヤモンドより美しくって
....
地下茎でゆるくゆるく絡まればこの人生を楽園と思う
離れたい、
離れたいのにかなわない
切っても切れない
二人の関係
わたしたち
二人で一つ
そうだよね
真顔で尋ぬ
君が怖くて
離さない
囁かれたら
それ最後
僕 ....
思い出の箱あけてまだ箱がある君と見た空の向こうにも
大切なものばかりではなかったね今はそれさえ愛しいのに
快速の窓の外に無人駅あの日の母とわたしがホームに
電柱の数をかぞえて歩 ....
ここにいる。知らないけれどそのわけを水が一滴流れるように
ここにいるなんだかんだでここにいる。さくらの花ことしも白いだろうか
雨去りしベランダに線コンクリのビデオデッキの下に茶褐色
色づいて朽ちた花壇に葉を行けば過ぎし日の道新しい街
峰の色流行っているものコンビニに持っているものの様変わり
ガム ....
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