いつのまに
夏みかんは
君の味
青年のヤンキー少女へすがりつく異国の街角金髪な闇


履歴書の渡す自分に行き交いに車の窓に束ねられた雨


いるホテルウミネコのいるベランダのいろいろに犬隅にて眠る
「火曜だから火事なのよ」ってくちびるは誰への意図でうるんでいるの


薬にも毒にもならない恋なんてお前が言うな すみれを喰らう


はじめて言い負かした日の枕元に大量の空メール飛んでくる
 ....
左肩重たい思いのしかかるオシノさんから離れた後で

鏡越し見えた姿はベレー帽「わすれてはいけない」声がした

路上にて愛を売るのが仕事だとオシノさんの書く字は小綺麗

神棚に住み着く祖母の ....
おふぇりあをつきおとせしはことばかな。このまどわしのことばにくめり。


冬の空、オフェリアあざむきさむざむと、恋し心の血のにじむ空。


幽霊は高殿たちていいはなつ「汝が母の咎わすれまじ ....
風揺れるお花畑に蜜蜂の
       羽音近づく目を閉じる


丘陵を吹き上がる風胸に受け
        我白き帆なり海原を越え


奥深い入り江に船を走らせて
          ....
双六の板に振り回されているようでアタシの意思はあります。




みなさまがどこにおるかはいざしらず。アタシは「振リ出シニ戻ル」双六。




その遊び最期の時はどのようになる ....
今朝の思い

早き朝妻が車の出でゆくを帰り待つぞと呼びかけて立つ

朝夕に神に仕うる身の幸を思いつ今朝も聖書を開く

春の陽が豊かにそそぐ今朝の庭妻の手植えの草花かわゆし
君に触れ、焼けた小指に水ぶくれ
さみしと裂けて飲み干す声を
白雨や
ほつれたる心に
針千条
叶はぬ夢みし
罪咎めたり


村雨に
道を違へて
涅槃坂
逝きつもどりつ
吾にもかへらず


闇惑ふ
私雨に
濡れそぼる
褥よせたる
 ....
この豪雨ゴビ砂漠に降らしたら数種の生き物絶滅しました


雷の母は黒き積乱雲どっしりかまえ頼りになります


死者たちもあわててこちらに引き返す三途の川が氾濫してます



 ....
驟雨来る南の風にハイビスカス
         揺れて揺れて燃え咲き出でて


石垣に焼き付く太陽音も無く
         ハイビスカスは一つ花落とす


ジリジリと攻め来る太陽昼下 ....
紫陽花のトンネルくぐる梅雨だめし ビニール傘が今日は好き


プラスチックの指輪をかざす薄暮の押入れ 胸にうちよせるうそつきの快感
雪解けの水がつるり、と窓にいて
陽射しはひらり
春、うたまつり



じわ、
じわり
布団を抜け出る子のように
ひとつ、ふたつ、と三月の砂利


太陽に追われて ....
知りたくないことだけ聞こえて来てる気がしていく大人になっていくから。。。



いつからか知らないふりを覚えてたそんな大人になりたくなかった。




こんなこと知らなければと思 ....
日本島 天気情報 娘らは
      北から南まで 祝 解説


人人は満ち溢れたり源泉の
         都市保てる人界の深み


転生を重ね重ねて思い出の
       負けた ....
朝なんて来なけりゃいいのに・・・布団だけ僕の見方のような気がした


人混みを抜けて行くのがイヤだから。朝は学校行きたくないし。


めずらしく朝から来たら「おはよ」って君が声をかけてくれ ....
一生の約束使ったあとだからはみがき味のアイスもうまい



あら、貴方、背骨が曲がっていますわよ、パパ、新しい椅子買って、椅子



おなか痛いおでこにおなかの痛さ度を表示でき ....
羽生さんが氏名を説明するたびにやさしい口調で羽が生まれる


初夏がきてみかがみのような水田の空にむかって落ちてゆく羽


ケチャップの湖沼に沈める手羽先をお箸でさくのが彼女の ....
雨粒の一つ一つが糸となり体に絡む梅雨入り宣言

漆黒の髪の手入れをしないまま抜け落ちていく記憶の外へ
鳥籠でアダムとイブを飼ってます つまりは私、神様なのです


神様の役もあんまり楽じゃない。掃除にエサやりもうメンドイナ


あ、そうだ!「試練」とか言って放しちゃえ!さてさて次は何を ....
ナイーブもマッチョもメガネもとりあえず私の中でお眠りなさい


トレモロとトレロカモミロを脳内で比べるあいだにひろがる眠り


ねーちゃんとむーちゃんとりーちゃんと、とか優しくないのよ ....
「ぁあ。今日は急いで準備しなくてもいいんだ・・・」どこへも行かない朝に。





1日中ベッドで寝てた。明日には朝になったら変わる気がして。





変わらない現実だけを携 ....
散る春惜しみつつ緑の露に映(ハ)ゆ初夏の風の色青き 今生も来世も賭ける我が進化
        忘却の河の水上を歩け


脳髄に深く浸みこみ本能の
       爬虫類の群れ我が右肩に


晴れた日に書物と会話見開きの
        ....
異国文読みいたる傍らに見れば謡を低く誦す翁いて

皐月きて半ばをすぎていまだにも冬の衣装をとり出して着る

今妻は何をなすやと思いては瓶に詰めける紅茶呑みつつ
魂の総設計師となりたし
       銀河と地の底 芯に立つ事


一人立つ既存の価値からオサラバだ
          引用引用 坩堝灼熱


仏壇に戦没者の遺影寂しくて
     ....
廃船の流砂に埋もれ影の立つ
         裸婦 髪梳きて太陽を飲む


昏き陽の砂丘の崖より舞降りて
          倒れこむ底に隠花植物


砂嵐 男三人何か為す
     ....
模造紙を押さふる指のかはりなり『ニシノユキヒコの恋と冒険』


取り合へず触れてみる癖おそらくは核爆弾の制御室でも

          エンター
「えい」てふごと押すEnter Keyの ....
気がつけば明日で終わりの夏休み。宿題なんて知ったことか♪



謹慎中。この宿題をほりなげて学校行きたい君がいるから。



宿題をしてくるからと図書館へ行くのはあの子がいるからな ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
_109/5/31 2:13
雨街トリップK.SATO409/5/30 1:50
she said,石畑由紀子1*09/5/29 22:39
どんふぉげっとの妖怪キッチン009/5/29 15:41
ハムレット独白  三首非在の虹009/5/29 0:41
夢見の三首アハウ209/5/27 8:23
人生双六ユメサキハル1*09/5/26 13:21
今朝の思い生田 稔109/5/26 8:01
無題しゅう009/5/25 21:25
雨日和悠祈3*09/5/25 9:44
注意報でてますうみとゆう3*09/5/24 21:40
南の島アハウ009/5/24 20:27
こどもだったね、あの頃みぞるる3*09/5/23 21:40
◆春うたまつり[group]千波 一也2*09/5/22 12:16
大人の階段。。ユメサキハル4*09/5/21 17:57
日本島アハウ209/5/20 14:00
学校なんて。[group]ユメサキハル2*09/5/20 11:28
ヤックデカルチャーピッピ309/5/20 0:02
羽化するうたげあすくれかお...8*09/5/19 21:49
雨粒夏川ゆう109/5/19 9:26
つまりは、飼い主はもういないわけでうみとゆう1*09/5/17 22:17
ネムリィあすくれかお...1*09/5/17 8:58
いらない子。[group]ユメサキハル2*09/5/16 12:44
散る春のフクスケ009/5/16 10:45
幻視の日アハウ209/5/16 10:08
座りておれば生田 稔209/5/15 11:20
総設計師アハウ109/5/15 9:13
夢日記109/5/13 20:18
中山桂209/5/13 8:55
宿題なんてユメサキハル1*09/5/12 21:54

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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