沈みゆく 夕日の中の 僕と君 二人のほっぺは ほらりんご色 錆び付いた螺旋階段のぽるときDNAを踏みつける気分

数えても数えきれない瀬戸の島散りばめられた貼り絵の世界

二人には二人だけの道がある二人の世界二人が作る

寂しさを抱える心重くなる湿 ....
陽射し浴び 小春日和と 喜んで 日陰に残る 雪は冷たく



暖かな 空気と陽射し 喜んで カラフルな布 風と戯れ
寂しさが死に直結した春の日にシュレディンガーは去ってしまった

幸福な未来のことで何度でも裏切られたり期待をしたり

まだ僕は春の終わりにいますので誰かに会える気がしないのです

こ ....
鯛焼きは塩と砂糖の上にあるそう聞いて立つ冬の夜かも 新築の病棟に移ること決まり彷徨う記憶壁に染みつく

漢字書き国語の授業受けている児童等の顔覗く向日葵

友達は逢えばいつでも愚痴ばかり愚痴の塊みたいな素顔

知り合いの言葉に少し傷ついて話 ....
太陽の光輝く朝九時の叡山駅に心静かに

今朝の風あるかなきかにそよ吹きて山の彼方に希望をこめて

対坐してじっと見つむる妻の顔黒髪の房豊かなりけり

木々の間に雲みだれあい青空に風微 ....
小刻みにぽつり親指泣いてるの
     聞こえない聞こえない聞こえな

こんにちは知らないあなた薄い時
     捜して影を踏みつけてみて

ひやり背をフローリングに舐めまわされて
   ....
暗黒の

無の空間に ひんやりと

寂しき星の 青がしみゆく
茅葺の屋根ふきかえる仕事なら
5000円くらい出してもやりたい

赤裸々な積乱雲を食べてみる
グレゴリー・ペックの声色を真似て

濡れ光る僕のあそこのユニコーン
おまえもただの女なりしか ....
{引用=


薄い陽ときみの寝息にかぶさって さみしいからと手首を噛む朝


ふすふすと眠る横顔、あごのライン、ああもう睫毛が溶けちゃう、溶けちゃう


ふたりして夜行性になった一月 ....
稚児みたくみるみる泣いてすぐ笑うきょうもお空は赤くて青い


甘いのが商売なのよべっべつにあんたのためのいちごなんかじゃ


如何様に甘える猫もなぎ払いお前の布団にもぐる試練だ


 ....
広大な地下街歩き出られない昔流行った巨大迷路か?

三日前の君との出逢い必然で遠い前世でも恋人同士

守りたい守り切りたい君が逝く冷たい雪が降る真夜中に

紫陽花を植えた所で変わる色変身好 ....
あの、
アルビノの
冬の御空の
アルコホルは
暗き手椀に
満ちて香ります

また、
鉄による
シロツメクサの
賛美歌は
キリキリ宙に
足を揃えます

また、
蒼褪めた
 ....
{引用=

「さみしい」と言ったらわたしは何円で 買われるんだろ、さみしい、さみしい。


深呼吸、溺れてしまう、はやくほしい。 そのぬくもりに名前はないよ。


カプチーノみたいなキ ....
{引用=


夕闇が溢した色は夢だった 羊水でみたひとりの夢だった


猫足のバスタブの中ふやけてく わたしの小指を食べちゃえば良い


ひとりきり生きてる夜はおなかの中 呟いていた ....
 一月三日

コバルトの湖にさざ波白く立ち一月3日並木道ゆく

さびしげに男が一人道よぎる生業は何をなすかとふと

「がんこ堂」面白き名の書店あり名に惹かれ寄りたく思う

珍しくな ....
{引用=


笑ってない、笑ってないけど(笑)マーク つけてあなたを笑わせてみる


会いたい。と送ったあとの沈黙が 咽の真ん中ぎゅうっと固まり


今はただ「愛してる」の文字よりも ....
遊星にあそぶ有人飛行体。君の言葉は○や△。


声高に春春と鳴いても、僕の耐えられないのは凍る鉄塔。


街に現れたオーロラは、三夜輝き消えた。僕はみえなかった。


古い写真は砂漠 ....
大花火合間合間にキスをする笑みを浮かべた天使に出逢う

髪染めて気分変えれば鏡には綺麗な自分こっちを見ている

最終の列車に揺られ見る月に疲れの度合い示す円グラフ

ワクチンを打つため並ぶ ....
沈む森空覆う森踏みつづけ隠れる陰なくさまよえる象




足跡のかたちに残る氷から時かき乱す水の手を知る




母を呼ぶ子を呼ぶ誰も居ぬ道の果ての果て ....
{引用=


理由しか言ってくれない舌先に 角砂糖一つ乗せる雨の日


小さくて子猫よりもやらかくて 明日には消える初雪みたいで


五月雨の震えるような優しさは 今日よりも先、明日 ....
{引用=


ごめんねとさよならばかりを繰り返し わたしの傍で疲れて眠る


なんでかな、沼のような沈黙は 全部わたしのせいだと思う


20センチ高いとこから見られると おなかのう ....
六本木合成麻薬再逮捕保護責任者遺棄容疑だね 真っ白な ノートの上に 書く文字は 私の記憶の 旅をしている



思い人 お元気ですか 文字に込め 白い便箋 黒く染めゆく



冬空に 浮かぶ白雲 風に乗り 行方を見つめ 夕日が沈 ....
朝露の広野に向けて旅立ちし若者の背は広くたくまし


船出その時刻せまりて早鐘の心臓打てりつよき若者
先生が悔いを残さず生きろと言うたった一度の人生だから

浴衣着て線香花火一つ持ち飛び散る夏に切なさを見る

言いづらい質問されて聞こえないフリして実は心に刺さる

母親に男を見る目ないのだ ....
寒いねと出したその手を繋ぎ合いふと空を見る夜半11時

お互いにサヨナラ言えず見つめ合う終電憎しクリスマスイブ

もう二度と触れ合うことは無いけれど忘れ難いよその指の温度
二人して旅の魅力を満喫す地獄巡りに堂堂巡り

今も尚禁止している遊びするばれるばれないスリル味わう

浴衣着て一人孤独に火を灯す線香花火に想いぶつける

三階の窓から見える赤い花名前も知ら ....
降り積もる桜も雪も徒にその行く宛を知る者は無し

床を離れつとめて見入る曉雲の紅白藍の極彩あらむ

ビル群の山々より吹く木枯しの歌声を聴き今日も歩く
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
りんご色ミツバチ8+*10/1/25 17:53
DNA夏川ゆう110/1/25 17:32
小春日和ミツバチ5*10/1/23 17:31
三月の空になるからきらく310/1/20 23:16
鯛焼きA-291*10/1/20 0:10
壁に染みつく夏川ゆう110/1/19 18:56
京都懐かし生田 稔1*10/1/19 9:16
ひめもすとりっぷ依々れんこ1*10/1/19 1:29
地ノ球くろきた210/1/18 20:24
ハーモニクス瀬崎 虎彦510/1/17 19:23
春がくるよあぐり5*10/1/16 23:24
Re: 先   日 はあすくれかお...6*10/1/15 7:30
巨大迷路か?夏川ゆう110/1/13 17:59
冬の印象(小さな祝祭の)六崎杏介710/1/13 9:23
さよならする夜あぐり1*10/1/12 23:20
産まれるきみには1*10/1/12 23:19
年頭に生田 稔110/1/11 10:37
恋を打ちながらあぐり5*10/1/9 19:32
ARE THERE?kawa510/1/8 15:45
天使に出逢う夏川ゆう210/1/7 17:20
Dark Magus木立 悟310/1/6 23:40
降りゆくものはあぐり5*10/1/6 20:10
嵐舞う4*10/1/5 15:22
六本木オクスリA-293*10/1/5 0:44
ミツバチ8*10/1/3 21:02
旅立てる若者非在の虹010/1/3 16:41
先生夏川ゆう309/12/31 17:19
冬恋〜とうれん〜河井 曉雲109/12/30 21:29
地獄巡り夏川ゆう309/12/30 18:39
徒花・曉雲・木枯子河井 曉雲209/12/29 19:41

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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