子どもみたい そう言おうとした私のことを
 子どもみたい と君は言う


都合よくさみしいときに君のこと
 思い出すなんて言えやしないよ


手をつなぐ そのことだけが重要で
  ....
・国語

休み時間 机の上に伏せられた教科書はみな鳥のかたちで

「死」という字を習い17年経つが何故か未だにうまく書けない


・算数

「算数は嫌いなんだよ数式の突起みてると痒く ....
「さようなら。」君の言葉に泣けなくてガラスを磨けば透きとおる月 水まくら ゴムの内から ノックする 気ままな水に 又知らん振(ぷ)り 猫のひげ、五線譜にして奏でるの。エリック・サティ『あなたが欲しい』  忘れようと 強く強く思うのに
  思い出にさえ 笑われる日々


 君がもし 覚えていないと言うのなら
  忘れてしまえよ 今日の記念日


 大切な あなたの生まれた日でさえも
 ....
虹色のしゃぼんの中にうずくまり うたかたたちの秒針を聞く 笑うなら 笑えばいいさ 好きなだけ そうできるだけの お前であれば

悪いのは 上司だ会社だ世の中だ それならお前は 何故そこにいる
地球儀でサッカーをする少年は3005年エウロパ生まれ 眠っても眠り足りない月曜日二日酔いすら知らない私

旅先で妻が楽しむ顔浮かべ仕事帰りに居酒屋に寄る

今日一人明日も一人なのだろうあなたも一人あなたも一人

山奥の表札のない平屋建てお茶一 ....
人の真似やめられたなら自分へと何かをするとああ違う自分

歩いてくプールまで空青い足感じてた青い色へと似た

絵の具パレットの太陽に君ゆえそれとも黄色は威張りたいから

僕が立つとき僕に旅 ....
表札の少年院という文字の金の輝き傍は森かも まよなかにしっぽをゆらすくろねこは星をつってはすいそうで飼う あかい花、血の滲みただかなしくて
    唇ぬすみ逃げる夕焼け


あかい花、きれいだねってつぶやいた
    水に落ちればいつか見た夢


あかい花、口にしたなら消えてゆく
    ....
立春と節分分ける風邪の夜 大吉目指し水まくら漕ぐ 目があってコトリと胸の音がして儚い恋の散る散る満ちる スプーンの凹みがきんと冷えていて/くっついちゃった舌とバニラと


水銀の湧き上がる速度いつもより遅いの、ぜんぜん熱なんてない


「純正のクーベルチュール」を用います。失敗しては、買いに ....
十兎追うものだけが持つさもしさを笑えるやつは笑うがいいさ

はきすてる言葉の意味を履き違えはく息白く僕ははだしだ

ミンティアをいくつ詰めても笑わない ねぇ午前中 何かあったの?

 ....
「きらいなの、グリンピースは。」発芽して豆の木になる僕のお皿で 「牡羊座」

恋したら猪突猛進どこまでもちょっと待ったは無しの恋なの

「牡牛座」

石橋を叩いて渡るこの恋をゆっくりそっと見守っていて

「双子座」

あの人も好きだけどこの人も ....
居所がもう私には少なくて台所では片足で立つ

それは嘘マイナスイオンの存在とかも君が残したぬくもりさえも

僕たちの心ちぬちぬ降る雪の積もる重さに少し似ていた

イヤホンの耳にソフトな ....
鳴き雪がきゅっきゅとうたう銀の道、負けじと春の歌くちずさむ。 寅の君 顔の湿りゆくサルコメア暑く冷たくて無しを知るなり

古典読む 時の幼児に脅えてるタールのなかの私のワイフ

乳母の声叩いて叩いて海苔を撒く明日の涙に雪は降りつつ

九つの晴れの ....
真剣な 君の眼差し 恋をした 息をするのも 忘れる程に 夕暮れの窓辺に雨がそぼ降りて灯りのともる大津の市街

今日もまた伝道にきし坂道のそばに植えらる蝋梅黄色し

立ち寄りて見舞いの品を二人して渡せば顔にむくみの見ゆる

夕食を吾らはとらむ ....
{引用=「同じ日は二度とこないね。」かさねあうくちびるに降る星状六花} 何ハナゲ? 股間蹴られてうずくまる僕が彼女に惹かれる理由

舌出してぐぅって噛んでもっとほら その後ごめんて百回言って

ちょっと右 そうそそのまま踏み込んで ああその目線 最後まで見て
 ....
街の中強い意志持つ台風は木々を倒して我儘放題

大切な人を亡くして目を閉じる闇を彷徨う思い出掴む

夜遅くメールで別れ告げられて打ち込む指が何度も止まる

後悔を先に立たせて擦り抜ける不安 ....
木枯らしが鳥居吹き抜け「おはよう。」と風の 形 でささやく7時 {引用=

君がいて ほどけるきもちにつくなまえ 留めるホチキスさがしているの



君がいて 境界線を塗りつぶす その為だけの世界地図買う



君がいて きゅうにほしくなっ ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
ボーダーラインの上に立つなき3*10/2/9 14:42
教、育吉田ぐんじょ...3710/2/9 8:48
さよならことり ま菜210/2/8 20:29
水まくらみずまくら310/2/8 14:10
Je te veuxことり ま菜210/2/7 23:48
忘れ物なき6*10/2/7 1:26
うたかたことり ま菜310/2/6 22:22
権利一酸化炭素1*10/2/6 12:00
A.D.3005ことり ま菜3*10/2/5 20:54
二日酔い夏川ゆう710/2/5 17:12
意地っ張り番田 010/2/5 0:59
A-294*10/2/4 23:08
くろねこことり ま菜310/2/4 22:44
あかい花[group]石瀬琳々9*10/2/4 13:34
風邪の夜みずまくら410/2/4 13:16
あおいとりことり ま菜310/2/3 21:57
風に舞う雪を見ていることこ12*10/2/3 1:07
バカおと子は やしや ...210/2/2 22:33
すき、きらい。ことり ま菜110/2/2 20:20
恋占い[group]未有花16*10/2/2 12:51
ふしだらな夢キッチン310/2/1 21:31
-17℃(swinging snow)ことり ま菜4*10/2/1 17:48
小春日和CAMILL...010/2/1 14:01
ミツバチ5*10/1/31 23:34
夕暮れ生田 稔110/1/31 20:21
スノークリスタルことり ま菜310/1/31 16:33
こいするこいするこういするは やしや ...010/1/30 18:29
強い意志夏川ゆう210/1/30 17:14
かたちことり ま菜010/1/29 7:52
あいしてるって言っても良いのあぐり5*10/1/28 13:07

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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