雨後の庭朝日に青葉色さえて妻は明るく出勤しゆけり

遠くから近くから様々な楽しき音今朝の坂本陽ざしに映ゆる

後一年妻は最後の勤めなり読書をすると朗らかに言う
しゃららんと空のなる音 見上げれば28個の月の語らい あなたから 耳のピアスを 引きちぎり 真紅の薔薇の 花びらに刺す 枯れていく
百日紅に
夏鳥の
運んだ枝が
花を咲かせる
きみの落
した夕闇に
は誰かの
為にあけられ
たすきまがある
割り箸の
背中を真っ直ぐ
針金の
両手は空を
飛ぶようにして
こわすわけではなくただもとからこわれているからことばは漏れて。


びしょうびしょうに寝しょうべんみたいに漏れたことばあたまのスポンジで。

ココハドコ? ....
麻痺

この線を 越えていくのに 必要な 心の麻痺は 準備できてた


閉鎖

無残にも 俺の巣穴は 閉ざされた 行き場失くした 捨て身の殺し


惨劇 

暗闇に 俺の怒りが ....
 
 
死にかけた
山で吹雪の
向こうには
斉藤の部屋
の灯りがある
 
 
春かすみ藍色の水鳥が舞う湖の架け橋渡りけるかも

枯れ葦の水辺たわむる鴨の群れ飛び立つ音に心騒げり

浅みどり新芽つけたる木々を見つ心新し空を仰ぎて

黄みどりの芽と花が合い桜咲きける ....
春雨に煙り見果てぬバベルの樹の根元の茸か{ルビ業平橋=なりひらばし}駅


「日いずる」国まで来ては魂の香料探すか 雷門


浅草で吉野家入りLunaSeaが小雨まじりにしみる街の灯

 ....
あこがれのバニーガールを追いかけて月まで行った行方知れずの

稲妻がいつまでたっても落ちてこないとぐろ巻いてる 「春なの? バカなの?」

あたらしいスライムを素手で殴りたいきみのしっぽにかじ ....
母親は
誕生日には
一人旅
数日間の
ホテル暮らし
十年も
一緒にいたら
どうなるの?
きみは笑って
はぐらかすけど
軒下の
お地蔵さまと
道ばたで
遊んだような
転んだような
知りたいな 君の内面 輪切りして 閲覧自由の スライド作る 天秤が上下に揺れる様子見て火星の重さ勝手に測る

SFの小説読んで夜空見る広い宇宙は嘘の塊

苦しみを和らげようとする笑顔恋に仕事に拘束される

欲しかった望遠鏡を手に入れて覗けば見える前 ....
 朝早し冷たい空気通り抜け妻の車は勤務にいそぐ

 妻に又何かをせむと心やり描き始めにし昨日の絵

 一人いて心に懸る妻のこと共に料理を作る楽しさ
戦って傷つけるみたいに書く彼女 濡れ光る赤に私は惹かれる


責任はないよ 決まっているじゃない ハードディスクを壊してオシマイ


甘くやわな やさしい言葉 くれるなら 電子メー ....
松の葉が
ささった髪が
うれしくて
飛び跳ね回る
きみとカエル
信じてと
私の文字で
書いてある
眠る私の
手紙、筆跡
水蜘蛛が
枯れ葉の下で
眠るのは
弟のため
妹のため
引きとめて 捧げてくれた 相手には
      目移りしても 浮気はするな
胸はだけ 「愛している」と 刺し違え きつく抱き合う 心臓のKISS 夕闇のインターチェンジを降りたとき「空」のランプに誘われたり

仄あをき灯りの部屋に二人きり黙り込むとき深海になる

おそらくは1969年よりビールを切らした冷蔵庫唸る

忘れるために抱き ....
新しい
ピアスをきみは
くれるけど
あけてないから
つけられないよ
きみの手が
数手前から
ふるえてる
着地点は
すこし遠いね
真剣で
切り抜くような
まなざしで
走ってるのは
二年目の恋
ラップ巻かれ 脛毛が透ける 君の足 万力締めて バキバキにした 人を好く けど愛せない愛せなさゆえ愛されてない 人を好く

人をただ憂うのだから優しさは優しさゆえにやぼに沁みてく

ふた駅の遠さを確認するために虚ろにたるむコードをたぐる

醜美さえ ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
朝のしばし生田 稔410/4/21 7:48
満ち欠けことり ま菜710/4/20 20:07
earringハイドパーク4*10/4/20 17:43
one swallow make a summermizuno...310/4/20 17:16
hollow310/4/20 17:03
your scarecrow210/4/20 16:56
「 コトバハ。 」PULL.1*10/4/19 21:21
愛知県家族五人殺傷事件によせてハイドパーク2*10/4/19 18:53
斉藤の部屋小川 葉510/4/19 3:37
湖の春生田 稔610/4/18 17:52
浅草四首、他一首都志雄3*10/4/17 15:45
稲妻さんsh6*10/4/17 9:47
birthdaymizuno...110/4/17 9:44
10 years010/4/17 9:35
certain310/4/17 8:21
CTハイドパーク5*10/4/16 17:21
天秤夏川ゆう410/4/16 15:55
朝早し生田 稔410/4/16 9:05
ボーダーラインを書いてみるなき3*10/4/16 2:34
夕立mizuno...210/4/16 1:46
ノートの端に110/4/16 1:38
微睡み210/4/16 1:29
藤娘ペポパンプ4*10/4/15 21:10
SHINJYUUハイドパーク4*10/4/15 17:28
HOTEL-TSUKANOMA山田せばすち...510/4/15 10:39
misunderstanding?mizuno...110/4/15 1:19
chess210/4/15 0:52
active310/4/15 0:38
Japanese tortureハイドパーク4*10/4/14 17:52
世界はでかい、でかいしいたいは やしや ...510/4/14 11:08

Home 戻る 最新へ 次へ
203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 

【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.18sec.