蔦に覆われた家 虹色の蜥蜴がキラリ そしてその残像  空、雲、切り取る銀の窓枠 溶け合う風のように笑って


(不安なの)押し込めるために目を伏せた意味持たぬまま言葉を紡ぐ


一番に伝えたいことはいつだって音にすることすら叶わない


 ....
実の程を視る手がかりは

出会う人 知ろうとすれば 

自ずと判る
はりついている嘘を汗で流す夜 抱き合うまえにシャワーを貸して

恋情の重なりつつも馴染まずに 暑さの為せるわざと知りつつ

かけあしの短い夜を折りたたみ 胸もとにさし日常へでる

 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=259343 ゆうるりとただゆうるりとそそがれる刃から青とどろく夕べ




五の橋も四の橋もまた傾きぬ異なる生の軋みあう街




壁ひとつ扉のひとつも越えられぬこ ....
脳みそ携帯ともに静寂 言葉も思いつかない真夜中


「忘れたい」君を想っているうちは「夏の読書もままならない」


積まれてく言葉のブロック切り崩す為す術もなく閉じ込められる


 ....
朝は早く小鳥は鳴き清涼な空気の中に目覚めるとき

昨夜は聖書詩編を読みすすみ心地よく二人眠った

今日は英文を読もう教会の本、文法がさわやかだ
 吸血は性交渉の隠喩ですンならナースの採血はB

 吸血は性交渉の隠喩です蚊取り線香蚊取り線香

 太陽も水も苦手な吸血鬼平均寿命は案外ショボいな

 垂直の壁をするする登れても自分の城に ....
忘れては夏の水底のぞきこみまばたく広さまばたく遠さ



無音から無音に至る無音には尽きた灯の色ただ打ち寄せる



激しくも涼しき雨を走り抜け糸ぬぎ捨てる ....
畳の上
四角い日時計うごいてる今は朱色の長四角

藺草くさい
桃とぶどうと線香とまわり灯篭お盆の浴衣

渦巻の
蚊取り線香の灰落ちて焦げ付いた跡ほじくって

8畳の
カーペッ ....
新人が
下露吐いて又
倒れたぜ
マジふざけんな
日当寄越せ
{引用=



きみに咲く色を今日も決められず温い水に絵具を流した


六時から弾けた部屋の真ん中でわたしもラジオも終わりを待ってる


利き手から最短距離で触ろうとしているきみ ....
この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない



悲しみは もうたくさんだと 花は言う 僕は自分に 水をあげた



いつまでも 帰らぬ温もり 待っている 隅で眠る ....
兄妹か 親子か 友か 知らぬまに
 古(いにしえ)越えた 引力のあいだ



たいせつな なにかを手放す その瞬間
  しろいホコリが ひとつはらはらと
スプーンを傾けるその角度さえ愛しいままに百年が過ぎ

カーテンの揺れるはやさに追いつけず取り残されて百年が過ぎ

指さきにのこる温度をたぐり寄せ記憶撫でるだけ百年が過ぎ

晴れわた ....
少しだけ君に真夏を予感したパステルカラーのやさしい光


私から私へと語る真実の意味はいつでも矛盾している


手を取って笑い合うことが現実(いま)なのに遠くの声が疲弊している


 ....
これ以上
歩かれへん!と言い放ち
おんぶせがんだ
君が居た頃、、、
もう一度
障子戸にぼた雪のあたるカサカサという音聞いて寝たい

楽器はね
唄うように奏でるんだよ高校二年のヒゲのはえた青年

あのひとの
帰ってきた車の音聞いただけで胸が詰まる愛情の ....
君の名を呼べば呼ぶほど腹が空く
早くばらで売られないかな


いろんな肉がパックに詰められ並んでいるのに
どうして人を食べてはいけないの


落ちそうな頬を垂らす老いた婦の
か細い手 ....
 淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る



 凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して



 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
七月二七日

詩篇読む妻の前にて心楽しいつまでもそうしたかったのに

ぶどう酒を共に飲みつつ聖書を妻と僕と最上の時

妻は勤務讃美の歌を聴く朝は心静かに時は過ぎゆく
悲しみを 満たした夜は 月明かり 星を眺めて 夜更かしをする



目隠しの 隙間から見た 日常に 僕らは居場所を 探している



小さな街に寄り添って 小鳥みたいに歌う 不器用な僕 ....
鬼の棲む
胸にわが子を
かき抱く
悲しき名前
アヴェ・マリア

八刀に
裂かれた叫び
肉がよぶ
わがこ わがこが
わたしの名よぶ
夢はゆく

 少女のわたし原っぱに

 シロツメクサを ふたつ残して
 .... なんでかな

ソンナニ嫌われる理由

親になったら

忘れちまったよ




東京に

人の意のままなる似せ

緑を造って

生きるってなに



マネキンが ....
死に向かい命に向かいどこへ向かう兵士は何も考えられない

今すぐに私は僕に戻りたい大人のままで子供でいたい

生命を君にうつしてみることで私は私を終えたかったのだ
検査課のパグ似のオヤジ「タカサキ」の
         つぶやく声する 今日も「バカバカ」

人様の ミス見つけては小躍りで
         バカがバカがと 嬉々としながら

仕事はね  ....
抜けられぬ肌いちまいも超えられず「苦しい」と笑う夏 午前二時
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
真夏ハイドパーク1*10/8/5 21:56
盛夏/内包なき0*10/8/5 20:11
現在位置Wasabi...310/8/5 4:00
炎天はるな010/8/5 2:47
八月は歌の葉月 人と人外の巻[group]小池房枝5*10/8/4 20:34
めぐり ふたつ木立 悟510/8/4 19:55
熱帯夜/形成なき0*10/8/4 15:43
また朝が来て生田 稔110/8/4 7:37
吸血鬼幻想藪木二郎110/8/3 12:08
めぐり ひびく木立 悟510/7/30 11:04
畳の上蒼木りん210/7/29 23:55
現場の土方のブルースTAT010/7/29 23:41
カラースケール。あぐり5+*10/7/29 23:24
自由にミツバチ13*10/7/29 19:07
報(しら)せWasabi...110/7/29 4:53
千年[group]はるな310/7/29 2:47
初夏/分裂なき2*10/7/27 23:59
ぼくらは幼く、そして曲がり角の手前に居たTAT3*10/7/27 23:53
愛情の量り蒼木りん210/7/27 22:54
『ディナー』東雲 李葉010/7/27 19:12
雪月花 夏嶋 真子29+*10/7/27 13:18
聖書と讃美の歌生田 稔1*10/7/27 8:58
不器用ミツバチ3*10/7/26 8:51
ピエタ紅糸010/7/26 1:32
_Wasabi...510/7/25 15:32
【R−18】SからMへの命令TAT2*10/7/24 2:32
独立願望蒼木りん110/7/23 22:19
Journey from me to lastきらく010/7/23 16:25
タカサキ雨音些末2*10/7/23 11:07
熱帯夜[group]はるな210/7/23 3:01

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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