惨めでも
負け戦でも人生は
続いてゆくよ
モルヒネをくれ
















 ....
はらはらと
時雨る皐月の
けしなるは
うきわれぞ泣く
情けにやあらむ

あやにくや
さうなき人の
情けなき
果つれば果てぬ
袖ぞ干ざらん




五月だというのに時雨 ....
白濁が白濁に午後つらぬいておまえを息に刻む刃の先




一時から一時半にてひとり縫う花の棘の指つぎはぎの指




夜が消え夜の代わりの夜が笑み早すぎる星に刺 ....
春くれば妻といでゆき新緑の野に憩うらむその新しき世

えざし甚句の勢いに若い自分に返りおりふとつまおもう

妻と共指のふれあうひと時もいつも変らぬわれらが夫婦 
流れ星
鮮やかに降れ
今すぐに
僕の心臓
射抜け貫け







 ....
季節はずれの立ち枯れの薔薇の木と 似た者どうしで冬の日に二人

日が落ちて からむ寒さにあわす両手のひびわれがいつもより深い

何もなければよかったね なにひとつ持たずにここにいられたら
 ....
愛しても
届かねぇなら
諦めな
ガラじゃねぇんだ
色恋沙汰は













デトロイト
シカゴテキサス
殷プラハ
 ....
魂も 涙と一緒に溢れ出て ワタシが消えてしまえばいいのに


歴代の別れの傷が開ききる 最後の恋が散ったサヨナラ


胸刺して ココロが消えるわけじゃない
えぐり取っても 残る哀しみ
 ....
言の葉 と 言の水とで咲く花を 君と僕とは 育てていける

太陽も燃え尽きた夜 月だけが 光輝き キミを照らした

落ち込むと間髪入れず『大丈夫?』そんなキモチが届くシアワセ

べろべ ....
あの人が
教えてくれた数学と
陸上の為
今日も生きるよ













佐久間君
よく頑張った
よく獲った
 ....
一休寺

小豆の海に浮かぶ雲

枯山水に広がる甘味
狂人の如く踊れよあしたには踏まれ汚さる白き言霊

雪あかり足音迫り我を抜きドッペルゲンガー玄関を開く
しずく落ち、揺れる花びらおもたげで母の手のひら思い出すとき 君恋し
思い煩い
一片の
たゆたう心
弄んでる
白々と
冷めるお前に
がむしゃらに
カラダ重ねる
惨めさが倍























 ....
あのひとの
素とか
あんまり知らないが
好きなタイプと
思う心理
もう これで
よしとしたなら おわりです
精進ショウジン
休んでいいから
なにひとつ問題ない日なんてないことを知らない人を知らない

探偵になってみるのもいいだろう春は失踪するのにちょうどいい

僕たちがアベルを継いだはずもない きっと今でも愛は足りない

もう ....
パンツ脱げ
いいから降ろせ
パンツ脱げ
何なん?急に、、
いきなり挿れる













ガキガキの
バッキンバ ....
遠花火 君が誰かも 知らないで 手を握っていた 君とは知らずに ふくざつな夜に藪酔いできなくて

 ただひたすらにチロルチョコ食す
ほんとうの
愛の大きさ 
見えねども
 自由にさせる
 待つ身 気遣い
 

ほんとうの
愛の深さは
計れねど
 許せるこころ
 戒めるこころ
ボツリヌス菌がポツリと呟いた。僕、ボツリヌス。ポツリじゃないもん。

白鳥の王子の翼を手まくらに金の梯子をほどく娘子

ビロードのつぼみは輝くモクレンの裸体のための毛布だそうです

その彼 ....
午後4時に並んでぽわっと浮かびたつ燈籠に出会うたびにあいさつ


参道のそばの図書館『風の婚』たずさえ帰るわたしはどこに


ゆらゆらと歩く母娘はチワワには好印象でも我は好かない


 ....
ピアス開け笑った君は震えてた 胎児が眠るような右耳

何もない空き地は少しそっとして テレビの声が虫の音のよう

迷うたび「答えはない」と人は言う わずかに強く握る吊革
たったいま はるかな星が 消滅したの。 あたしたちもきっと 何かなくした。



小鳥にも 性器はあるの?と きくきみに きらきらまぶしい 木漏れ日の花びら



ポケットに 愛を握り ....
ひと言の代わりに振った手のひらを降ろせずに一人振り続けている

わがままを言えば最後になるような気がして噛んだ唇から血
僕はまだひとりぼっちを探してる夕暮れ帰る道の途中で

一番星ジャングルジムのてっぺんで見上げた空はなんて大きい

懐かしいあの日のメロディくちずさむ二人の影が夕日に揺れて

黄昏はいつでも ....
「海をみに」 だからといってくちびるがこんなに冷えるわけないじゃない じんわりとバターのしみたトーストの上にあなたの奇跡が躍る


湯面には浮かんで匂う花たちの浸るおんなのやさしい胸の


公園でトランペットを吹いている野良猫を代表したひとが

 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
今日の短歌TAT3*11/2/20 22:27
わずらひて青井とり111/2/19 19:50
触れずに木立 悟311/2/19 3:20
新し世をのぞみて生田 稔411/2/18 12:39
のび太くんったら本当にしょうがないなぁTAT2*11/2/16 22:43
立ち枯れ[group]はるな111/2/16 1:13
ドーベルマン・ジャックポットTAT1*11/2/14 23:32
さよならフラッシュバック北大路京介6*11/2/13 22:59
恋愛フレッシュパック5*11/2/13 22:59
出刃包丁のブルーズ(今日書いた短歌)TAT011/2/13 22:30
平安ブルー 31  一休寺[group]北大路京介4*11/2/12 12:52
salco3*11/2/11 21:58
手をにぎるかんな2*11/2/11 16:39
あわいこいそらの とこ511/2/10 22:19
『二人でやる』と書いてセックスTAT3*11/2/10 22:00
好意Wasabi...311/2/10 3:51
111/2/10 2:31
春空サヴァンきらく111/2/9 17:19
今日のゴミ箱TAT2*11/2/8 22:46
遠花火小川 葉111/2/8 20:55
ノンアルコールWasabi...211/2/8 5:37
愛の表側211/2/8 5:13
時のこちら側のフェブラリー[group]小池房枝2*11/2/7 20:20
参道参りnenrik...1*11/2/5 1:53
都会の辺境小林 柳011/2/5 0:41
貝殻の時間。青色銀河団611/2/4 0:28
弱むし[group]はるな311/2/3 9:45
黄昏遊戯Ⅲ[group]未有花9*11/2/3 9:42
どこへ行ってきたの[group]はるな111/2/3 9:36
nenrik...211/2/2 0:24

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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