果ての果て
終わりぎわには何が鳴る?
蛍の光?
笑わせんなよ







 ....
半月の間に二度の葬儀あり一人は身内一人は知り合い

葬礼の献花を貰い帰った日花瓶にはまだ先日の献花

二度の香二辺の念仏沁みたまま一張羅の喪服洗濯屋に出す

念仏も御香も花も間に合わぬ世界 ....
かなしみを束ねたように咲く春と 曇天に鳴るあさましい胸


振り向けば 散りながら咲く優しさを 知っているから前しか見れない
寄り添うは虚ろだと知る夕べから髪と糸の鳥もとめる二人



とげが棘ひかりが光に刺さるのは鉛筆の森はらわたの森



音をただ携えて無の道をゆく冬を後ろにかたちなき ....
 .... かなしみを{ルビ具象=かたち}にすればさくら花 ひととき輝く命の姿  .... 雲もなく太陽はえて春空に八幡掘に妻と来てみた

春の陽の温き陽だまり水流れ妻は心に何思うかな

陽は陰りふと歌詠わんと万葉の歌集をとじてペンを持ちけり

白き根に緑濃き葉の伸びし草水辺に在 ....
でこぼこの




 ガタゴトロード犬の道
道をあけろと









   弾丸撃ち尽くす




 ....
気がつくといつも指先がただぷちぷちと沈黙をつぶしていた。

はずかしいことばからもじもじと指先から落ちてゆくものだから。

いま眼球に接岸されたなみだがセカイに ....
南風















ボストンバッグ



















 ....
スーパーで









値引きシールを






 ....
眼を開ける暗証番号をおしえるから眼を閉じて避難して、

ゲンジツは眼球に触れて犯されるどろどろになみだにまみれて、


「おんなのこ。」と呼ばれるうちはまだ死 ....
問いつめた場面の数だけシェイカーをふってもらおう力いっぱい


あんなにもいとしいすき間があるなんて 知っていたのに君をうしなう


くちびるを欲しがっているわけじゃないきらめく氷 ....
悔しさが
 肋間神経痛をも
乗り越え渡り
めざす道 照る



自転車で
通りすがりの若者ら
元気いっぱい
ヒット曲歌い



さらにまた
歌声 響く
散歩道
 日本 ....
咲き出でて心が弾むとりどりの色なして群るる妻の花壇よ

青空に風と雲との姿見て今日は一日幸せになれ
むすびめを ほどいてむすび また解く 甲にうずまく 視線の熱よ

はじめては さいごのように あとをひき 最後のときにはしることもなく
風は蒼 夜が海なら君は白 どこへも行けない絵筆が僕だ

桃色の裏側に打つ純情を 絞りだしたら赤黒い澱
ライ麦で












ガキ ....
花びらははかなくきれいうすいほど おんなのことは少し似てるね

その間際 はかない音を散らすのは つぼみと脱皮するおとこのこ

女ならひとりでに咲くものかしら 触れられることも触れることもなく ....
誘う手のまにまにのぞくかなしみよ ひとりよがりの罰か褒美か なるほどね、、
よぢり不動に
ゾロアスター
炎の芯の
芯に魅入って
ホープ買い
やや珍しく店員に
『、、。ありがとお!』って
 ....
コンビニに並ぶ牛乳茨城産
買うのためらい自宅へ帰る
知っている
 襟裳の春は
その先を

 なにも無いって

 行きたくなるよ
ありったけの自分を袋につめてニンゲンのふりをする人間。

空白のぽけっとの中でありったけのぐーをつくる涙はでない、

ありったけの妄想をお皿のうえに盛りつけてお ....
100円にも満たないスープを作ってみたら なるほどお湯より温かい

震えているのは会いたいからではなく 家人のいないからこその遊び

冷たい耳を塞いでみると地鳴りのような音がして 血の乾いたさ ....
温排水全戸に無償で給湯し緑地は野鳥に解放しよう

議事堂と皇居を残せば貧乏人だけ残された街にはなるまい

避難円もしお台場を中心に二十キロなら何百万人

避難円もしお台場を中心に二十キロな ....
あしたはさ
天気になあれ
鮮やかに
空を射れ下駄
今は雨だが
板前も厨房もなき休校舎漁師の包丁上手あり

剣豪も抜けば珠散る名刀も大根菜っ葉に歯が立たず

安物の包丁なれど大根の百や二百は活かして錆びよう

包丁を一度持たば芋ひとつ胡瓜一本真剣勝負
 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
デトロイトTAT1*11/4/11 21:39
茶釜2*11/4/10 22:38
ふりむく[group]はるな111/4/10 15:27
夜とむらさき木立 悟211/4/10 12:01
ボストンTAT011/4/9 21:33
何も言わずに眠り羊011/4/8 15:15
ブラック・アイド・スーザンTAT2*11/4/8 1:47
八幡掘生田 稔111/4/7 13:57
十九番ホールTAT1*11/4/7 1:30
「 もじもじ。 」PULL.2*11/4/2 22:29
ラファイエットTAT0*11/4/1 20:55
カーネル1*11/3/31 20:19
「 眼球避難。 」PULL.4*11/3/30 1:25
浅海nenrik...111/3/30 1:12
原動力Wasabi...211/3/29 16:31
昼時の花壇生田 稔111/3/29 12:45
はじめて[group]はるな111/3/29 3:24
カンバス[group]011/3/29 3:21
カンザスTAT3*11/3/28 21:43
みず色[group]はるな011/3/27 1:11
無題[group]211/3/27 0:59
弦楽四重奏曲第15番TAT1*11/3/25 22:39
コルツ011/3/24 20:41
臆病者只野亜峰111/3/24 18:51
Wasabi...011/3/24 17:14
「 フキンシンしましョ。 」PULL.2*11/3/24 8:31
[たんかたたん]東雲 李葉111/3/23 17:43
トーキョーの電気は今後はトーキョーで原発しよう地価も下がろう小池房枝5*11/3/22 10:12
スプリングフィールドTAT3*11/3/20 19:12
茶釜111/3/19 13:39

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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