【ゲーム】
国民がオレだけのためマスゲームなにやらせても満ちないココロ

【堅】
ひとつずつ手堅く勝ちを拾ってく 負けぬ勝負を焦らずつくる

【故】
愛故に君に別れを切り出した 後悔して ....
 

露の世の流れ淀みも知らなくに水面(みなも)に映る鳥の浮き寝や

 
改行を連ねて測るその距離を知った時からその背見送り

待ち惚け待たされ惚けて暮れなずむ町に溶ければさびしくもない

さよならと言わず別れた十字路に右も左も後ろもなくて

木蓮や椿のよう ....
いつまでも聴いていたいと思う歌ずっとリピートしている僕ら


きみがほら、流れ星だと電話口言うから慌ててスリッパのまま


曲線は神の線だと昔々きみから教えてもらったような


 ....
 

闇深しカフェの空ほど青はなし 炎の画家は現代(いま)を描くか

この世をば伎楽と見るやさもあらん 誰ぞ誰ぞの好む筋書

ようやくとおのがじしのみ苦慮せずにすむとなりなば殺しあいせる
 ....
苦虫を噛み潰した顔の猫がゐてもうこんな家出ていくと云ふ 肩を抱く敗残兵の胸に棲むあの雲雀は屍になつた


冬の朝数学者の見た夢は水洗トイレの水とともに消える
うつむせのしずかな背には薄い毛となめらかに降るみじかい死たち

閉じられたまぶた、唇、深い息 明けがたの音が通過していく

触れられず 逃げも進みもできないぼくらを死たちはじっとみている
 ....
 

雪の下 紅梅の如 鮮やかな縮まる猫の寒(カン)と鳴く口


今日は和煦 明日も和煦かと思い染め 猫毛のや宿命 冬衣(ふゆごろも)湧く


なでしこの我を呼ばわる若し声 早朝(つと ....
 

フライパン 貝がなければ焦(こ)ぐもせず 沸ける海にてパスタ泳ぎぬ


和せりかな アルデンテなるナポリタン 彩り添うる朱にパセリかな


行くと来と咳止めがたき病み身をや 耐え ....
 
人の世の脆き狂いぞ定律(さだめ)なら風に桜の散るもことわり


さ丹頬う葉こそ楓(もみじ)に栄(さかえ)あり 花はまさしく『慎み』という


緑なす野辺の川岸涼やかに水煌めきて晶(し ....
 

雄弁という言葉持つ石はアゲート,古びたセピア色はカフェのレコード

 
カラフルな電気の粉をすいこんでヴァーチャれデジタれエレクトリカれ

流星を見送るきみの部屋の前に信号機いっこ盗んできて立てたい

遠い国の禁煙区域に葉巻型のミサイルが落ちたニュースを見ている
 ....
座右の銘 唯我独尊傍若無人 登場曲はダースベーダー

やべ、バレた!緊急避難! 階段を上る足音ティラノサウルス

「コンビニに今行きたいでしょ? 今、すぐに。プリン食べたいな。10分内に」 ....
中央分離帯
空缶の果実畑で
産卵する番いの蝶



シャカシャカと
土かぶせたい一心に
アスファルト掻く犬の後足



超高層インテリジェントビル
スーツ姿行き交うフ ....
感傷を鼻で笑って
逝った君
こんな歌詠む
親父をわらえ



人生をなめてる親父
思い知れ
ざらり血の味
これが現実
緑色多いパステルアートには黄昏時の光が刺さる

平凡な時間はただの飾り物溶けて無くなる夢は哀しい

物事を風に例えて遊びたいオリジナリティ追求したい

飛び跳ねて喜ぶ僕はまだ子供好きな ....
争って潜り込もうとしたものか
互いに庇いあった末にか


何気なく陽向に出した水槽に
重なって死ぬ鈴虫の山
選ばれる そんな夢想にとり憑かれ
髪も梳かずに誰そ彼を行く
 
実態のない言葉はトート,御者もなく転げる言葉はトート

チカチカ光る三色でリード,とりあえず楽な方へ巻かれてリード

首に縄でも眼前にシェード,芋づるでも無差別でも視界シェード

無 ....
チクタクと
正確に刻む
カウントダウン
何に向かってるか

ずっと知らない
【初】
初めては好きな人とがイイんだよ 後に改ざん自分の記憶

【幸】
幸福を感じてたのはいつの日か思い出せない もう何年も

【細】
「細くなれ 細くなれよ」と念じれば痩せていくよ ....
奥琵琶湖周遊ドライブ

若き日々たちまちに過ぎ妻ととも湖畔を走る老年の日々

薄き陽の雲広ごりて平年の23℃の秋のドライブ

稲はみな刈入れは済み黄葉となり一年過ぎてまた歌を詠みいる

 ....
ひとりより ふたりのあさが あったのに ふたりのほうが こどくだなんて

秋晴れが 心の隅まで 照らし出す なにもない部屋 太陽のにおい

降り止まぬ 秋の長雨 涙との 果てないときは いつ尽 ....
生ハムのあぶらのようにこびりつく濁る合図とするどい刃物


明日にはしなびる青の予感抱き ちんげんさいとふたりでキッチン
気が付けばまたルーターの点滅を凝視している


人の意見を覆す度量がないばかりに口癖が「確かに」


言うほど気にしてないことを人に言われてがっつり凹む


どうしても言いたいほどの ....
百万の蛙と同じ数だけの忍者がいると思えば楽しい

この夜の全ての書肆の灯りをも狂って吹き消す風のいじわる

大輪のひまわり折れているばかりこの世の息をあの世でも吸え

舞殿で無心におどる鬼 ....
黒髪の細さで結ぶ約束を、交わした朝はいっそう綺麗

秋の背にさしのべられた手のひらの、影のあやとり、きみの遠さよ

三角の星座みたいに膝をおる、夜に流れた祈りのほうへ
八時九時十時になつても帰らない我が家の猫は時計を持たぬ


壊されたサドルに跨り坂下る秋晴れの下死相が出てゐる
君が逝き
残されて在る
確かさは

もう幸せになど
なることのなさ
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
題詠blog2011 011-020北大路京介9*11/10/23 13:07
一休みmortal...311/10/23 4:15
無題つみき211/10/22 13:33
星屑でいず本木はじめ211/10/22 4:52
saturamortal...111/10/21 22:25
家出冬野 凪2*11/10/21 13:05
冬の朝1*11/10/21 8:53
死たち[group]はるな311/10/21 3:02
mortal...111/10/20 22:56
Scherzo011/10/20 22:47
Seasons011/10/20 22:20
おまけ西行桜011/10/20 18:58
エレクトリカれ魚屋スイソ411/10/20 2:57
我が姉ゆべし2*11/10/20 0:21
ありふれた風景シャドウ ウ...111/10/20 0:05
011/10/19 1:14
緑色夏川ゆう211/10/18 19:56
鈴生りシャドウ ウ...311/10/18 19:49
盆暗行脚faik1*11/10/18 17:20
Rabifer西行桜111/10/17 23:00
カウントダウンやや2*11/10/17 21:31
題詠blog2011 001-010北大路京介13*11/10/17 21:25
奥琵琶湖周遊ドライブ生田 稔711/10/17 17:39
ひつじぐも風音511/10/17 8:49
キッチン[group]はるな311/10/17 8:28
「遂には雨まで降り出したわけで」自由律十伍篇[group]faik6*11/10/17 0:06
まつりのあと春日線香211/10/16 18:22
無題笠原 秋人111/10/15 23:31
悩みごと冬野 凪2*11/10/15 13:23
喪失シャドウ ウ...211/10/15 3:09

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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