やわらいだ寒さに薄着で出かけたいあたたかいものをいれた水筒


日を束ね春と呼んではいるものの二度と同じ日は集まらない


だれ一人おなじ人間などいない一回きりの春も同じだ


 ....
木製のアタマがらんどう彫刻刀踊る阿呆の彼女はどこへ

靴紐の駆け出す夜のちぎれそう電線乱交ピンクの風船

暗闇に光る桜のAppleの製品ほどに白い呆然

ミニスカートふるえる空の午前二時君 ....
美術館魂揺らす絵に出逢う神の導くままに歩いた

赤信号青信号に変わる時思ったことを君に伝えた

留守電に入れた言葉は生きている寄り道好きなあなたは自由

すべすべの少女のような ....
 .... わめいては死にたいってわめいては死にたいんですってわめけないから

足元にあった空缶ごみ箱に捨てて自分十七でした

どくだみが花咲くころに落ちる人電車は止まり花は枯れない

むなしさと何か ....
するすると滑る皮下にはとくとくと
詰まる水気の多い蜜の脈

悩むのを止める良くはならない違いなど
生まれた幹が違うのだから

寝た後に晴れる身なら良かったの
開いたまぶたに映る霧

 ....
春だから育て過ぎます 槍などが貫いているあいすべき塔 置き去りのあこがれ抱いて朝は来るきみを忘れずそれでも路を 一粒の麦もし死なずばと言われても死して咲く花、われは見られず 今も酒
今も酒だぜ
呑んで書く
指の端まで
痺れて疼く









 ....
君の声冷たい夜に似合わない手を差し伸べてくれる優しさ

春が来る立ち止まることないらしい永遠の中自分を探す

傷跡は忘れた頃に消えている誰も知らない秘密の仕事

頬杖をついて私は考え ....
チューリップに親指姫が眠ってる起こさないでね春はいじわる

さくらさくらいつか鬼になる日まで散りしきる花に打たれていよう

悲しみはヒヤシンスの深い青君との別れを涙に染める

うっすらと白 ....
同僚も




母のメールも









取り合わぬ


















孤高の餓鬼が



 ....
コンパス: 全ての円は固有の中心を持つからちょっとこまるのだなあ

分度器: クリスマスケーキもピザみたいに切れてるとうちは揉めない

クリップ: 今流行りのメッセージクリップ 絵文字は ....
風の匂いがあなたの胸においてある(ヨリソウヨルハイツデモトオイ)
真夜中のこころのようにみうしなうやさしい夢になれていなくて
口づけをしたゆび先におわかれをいうまで春は檻だったのに
白菜 ....
海底の闇に似ている夜の村昔話に出てくる名所

君の癖作り笑いは何処か変神棚に手を合わせて思う

オレンジの黄昏時の香りするエキゾチックな君の横顔

「さよなら」と言った後から始まった ....
ジャックには










ジャックの理窟








 ....
神様に









『様』など要らぬ
 ....
春の日に 落ちる椿の悲しさは
消えゆく記憶に声の掛かりし
おなじだけ
ときめくはずの
おそろいに、
きょうは泣いてる
わたしの背丈
紫の


悪そうな靴





久々の








 ....
傷がある






 ....
早春

雨上がり湿りけのある畠には青草芽吹き目に映える

通り道雨の雫をつけし梅小ぶりの花が数多咲きいる

風もなく曇り空にはうす寒く今朝の大津の早春の道
桜から漏れる儚さ文字になる詩歌になって日本を染める

ピアノから離れられない休日の日常の音楽器になった

繋いだ手離さないように愛込める見た目は美女と野獣だという

鏡には何でも映り ....
コナゴナに





割れて砕けて







 ....
プライドを傷つけられてひとり夜 こわれた護岸をなおしています



音楽も映画も胸に響かない こわれた五感をなおしています



思い出を火にくべ身体暖める こわれた悪寒をな ....
浅ましい魚に餌をやるように君は俺に言葉を与える

殺したいから死にたくて音楽はごまかすために聴くばかりだと

死にたくて動けませんが通じませんだれか俺にゆすらうめくれ。

つらいのは ....
入れ子だよ君は僕のマトリョーシカ
    金環蝕キーンカーンキーン

みかづきがぼんやりうすい場所がある
        爪工場で働くこびと
あの頃わたしが持っていた
やさしい言葉の群れは
ぜんぶ捨てたよ。
曇り空聴き飽きた曲片付けた白いものだけ食べたくなった

午前二時約束しても嘘になる酔いが回って回転遅い

神様の声が聞こえる時がある心に宿る神聖な波動

読み聞かせ絵本の世界旅をする ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
はるについて(ホットケーキ)[group]木屋 亞万5*12/4/7 19:06
春五番nm6212/4/7 15:05
美術館夏川ゆう012/4/6 16:25
ブリザードブリザードブリザードTAT012/4/5 21:17
六月榊 慧1*12/4/5 19:46
桃始笑やや4+*12/4/5 11:07
pisa佐藤真夏2*12/4/5 0:23
木蓮と雨012/4/3 7:19
実のある夢高原漣0*12/4/2 21:28
アルベルト・ジャコメッティ→イーサン・ホーク→桑田佳祐→ケラ ...TAT212/4/2 21:02
冷たい夜夏川ゆう212/4/2 10:25
Flowers 〜春〜[group]未有花13*12/4/2 8:54
目眩が来る程/秀逸なソナタTAT012/4/1 20:22
ステイショナリー梅昆布茶912/4/1 6:15
風、ひゅうひゅう。とろり112/3/31 15:46
名所夏川ゆう012/3/30 9:04
男はつらいよTAT012/3/29 22:46
真剣に使えねぇ奴だ…012/3/28 21:09
プル式0*12/3/28 9:03
あのひとは、ちいさいこがすきらしい藤井浦012/3/28 8:42
『あなたはあなた自身をもっと大切にしなさい。とても見てられな ...TAT012/3/27 19:47
バラライカ112/3/26 19:09
早春生田 稔212/3/26 14:05
詩歌夏川ゆう012/3/26 10:04
硝子の鴎(ガラスのカモメ)TAT212/3/24 23:07
こわれた護岸をなおしていますRT112/3/24 21:57
通常運転榊 慧212/3/24 18:52
ほぼ等身大[group]そらの珊瑚10*12/3/24 11:32
箱の中の女の額の痣の青青土よし612/3/24 3:53
白いもの夏川ゆう012/3/23 9:11

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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