太ももの
付け根見えそうな
ショートパンツ
男だったら
ヨコチンはみ出る
朝焼けが今日一日を表したネガティブなもの見つけて消えた
叶いそうで叶わない夢語る君思い通りに動く人生
君の顔少女のようにあどけない大人びた風感じて笑う
朝の風夏とは違う涼しさが ....
政治家も
筆記試験で
選びたい
問題入手の
豪腕含め
新総理
名前を発表
致します
竹島防人
と申します
....
金髪で
肌小麦色
ワキ青い
この取り合わせ
最高ドゥワーイ!!
母曰く福島産は老人が食べればいいと悲しかりけり
むき出しの
アキレス腱に
窺い知る
見た目プラス5
実年齢
古き夜の
唯々諾々とアマリリス
頬杖を解き、覚悟撃ちぬく
小向で
もはや感じる
ことはない
浄土が見えたと
言わせてもらう
麻美ゆま
うしろ姿に
観音様
なんとかと
なんとかは紙一重
イライザに
毒を盛られて
悶え死ぬ
大叔母様の
蘇えるあの日
アンソニー
ステアにテリー
アルバートさん
おまえ相当な
下げまんだぞ
タイガーの
マスクにばかり
気がいって
赤いパンツじゃ
間抜けだろって
矢吹くん
が好きなのよって
コクられて
ホセが待つのに
トランクス下ろす
この国は黄色い豚の屠殺場 豚の悲鳴に豚耳塞ぎ
自殺するまた自殺する自殺する今年も三万匹もの豚が
仔豚啼く 毒に腫れたる腺なれば喉裂きて取れ喉裂きて取れ
豚ならば鼻を鳴らせばよいものを ....
わたしもうやめますと言いたげなもの グラスに残る炭酸レモン
もうここでおわろうと言いたげなもの 曲がった傘の青いビニール
そっとしておいておくれと言いたげなもの ベランダに落ちたハンカチ
....
開けられない
東海道の
車窓から
見える景色が
ぼんやりしている
広い門
は誰でも通る
狭い門
から入るんだ
きっと見つかる
遠いおとこころの音と聞き違えふと振り返れば下りの電車
陸橋を登らずまわる踏切のむこうにみえるあしたの尻尾
高崎から都心をむすぶ銀の矢の止まらぬちいさな駅にたたずみ
湖にうつる一日なが ....
懐かしさ感じてしまう古い町家族が揃うことは少ない
人々の光重なり合う日常自由なものに意識を向ける
仕事終え家に帰れば丁度鳴る柱時計の音闇泳ぐ
眠ってもすぐ目が覚めてまた眠る夢の ....
その1「暗闇の日々」
掴めずに 言葉と音が 聞き取れず 手探り悩む 暗闇の日々
その2「待ち人」
待ち人は いざという時 現れず 寒空の下 枯れ葉散る夜
その3「探し物 ....
山崎白州12年
秋の気配に杯重ね
15の秋を回顧する
回顧すれども何もなく
傍にいて
恥ずかしそうに
していれば
きみの手も口も
何もいらない
剛力の
締めつけ力を
想像し
耐え切れないな
と気弱な私
日が暮れて
涼しさ感じ
しみじみと
見納めだなあ
Bする男女
虫の音に
混じり女性の
喘ぎ声
夏も終わりと
チャックを下ろす
腕時計無くして時間わからないバスの時間に間に合わなかった
友人の猫とカラスは仲が良いひそひそ話毎日の日課
朝刊が届く時間に目が覚める同じリズムで過ごす毎日
ひんやりとした夏の朝 ....
JKの
踵の角質
採取して
小瓶に詰めて
思い出にしたい
美熟女の
鼻の黒ずみ
採取して
何かのときの
お守りにしたい
戀という文字の成り立つ時分には 男は既に分かり易くて
恋という文字の頭はいつも「また」 という言葉で始まってゆく
愛という文字の部首もシタゴコロ 思い出す恩と志たち
浮気野郎
と非難して
いるあなたへ
おまえの方が
浮気相手だ
原宿で
ガールズトークに
参加して
陰核って
呟いてみたい
閉店までコンドーム売ってる棚の前でけわしい顔してるだけのバイト
謝るからリズムよくフィギュアの首を抜いたり挿したりするのやめてよ
第一回写メ撮られるまでカマキリの真似して街を練り歩くオフ
....
今から言う
俺のギャグを
笑わなきゃ
この銃が火を
噴くことになるぜ
秘密だぜ
ポケットに手を
突っ込んで
むれた股間を
掻いているんだ
秘密だぜ
ギュウ ....
妻と居て
秋の日の午後3時に妻と居て今日は彼女がきれいに見える
窓越しのゴーヤは枯れて涼しい日空気は清く部屋は静かな
九月より妻は黒髪あきらめて白髪を抜かずともよしと言う
つじつまを誰かが合わせてくれるのだろう、この人生の終わりに
とりあえずしつけ糸で縫い付けるそこが予定であるかのように
始業式の朝ともなれば小学生が憂鬱のつじつまを合わせて行く
一時間 ....
酢の効いた
靴下彼女に
履かせたまま
山手線を
三周したい
スルメイカ
ポケット一杯
つめ込んで
地下鉄乗れば
火照るOL
ブラインド
からこぼれる
朝の光に
映し出された
素顔見て射殺
ストレート
顎に見舞った
タフガイに
「お願い、もっと〜」
迫られ射殺
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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