逆月を飲み込んでより変顔にナイル川にも鯖がいました
寝てる間にあなたの眉を剃りまして走らせましょう銀河鉄道
四階のパソコン使い無為な歌書くわれの前はにちゃんねる見る
記すためノートに力込め書くもちびた鉛筆筆跡薄く
鉛筆を削る手に込めた力はただ廻す為ではないと思う
キー叩 ....
茎干からび転げる掘り起したままの花園に名もしれず
向日葵が花咲く中潜る蜂羨ましく思う夏過ぎ
自転車の百千並びに差す秋陽その長し影から出れずに寒し
歩き方忘れたように並木道 ....
「いつか止む」雨を見つめて呟いたあなたに逢える喜びは晴れ
擦れ違う人々の波絶え間ないそれぞれ違う生き方がある
飛行機のエンジン音が遮った愛の告白静寂好む
放課後の教室はもう元気 ....
今朝君は
泣いてないって
しょうがない
涙にぬれた
別れを告げた
素麺はすいすい泳ぐ箸などにすくわれるとはつゆとも知らず
うつくしくやさしいひとをひとりだけわたしのそばにおいてください
虫の鳴く声がキィキィ単調に響いてさして美しく無く
今までに積み ....
学校で図工の時間ひとり自慢したやつの色
サムライブルー
男の子も女の子もみなもってぼくだけもたぬ
サムライブルー
ほしいけど文房具屋は売りきれてそれどんな色
サムライブル ....
曇らせた
車窓に
鏡文字で書く
次逢える日と
ハートのマーク
水晶の優しい波動流れ出す身体を包む穏やかな愛
宇宙には愛がいっぱい浮いているどの惑星も元々は愛
住宅地真ん中に川流れてる釣りを楽しむお年寄りたち
降りてくる言葉ポエムに変化する ....
駅前の 賑やかしから 常緑樹
並木をくぐる 若人二人
そのうしろ 散歩する犬にほほえみ
ベンチ腰かけ 寒さ身にしみ
待ち合わせ相手はこない
ポッケから
リ ....
日陰なお
冷え切っている
青ざめた 枯れ枝ふんで
冬の湿り気
木立さす
日差しない中
転がった 小石けっても
飛ばぬ朝
マフラーを脱いだくびもとのあせばみ ....
自由というものが欲しくて歌舞伎町 勧善懲悪の過ぎた夜
連絡は取れないのか取らないのか 私をくすぐるトリックなのか
ゆきがふる もののふるろう そふるーず おふるのだっふる ....
今が好き今を感じて生きる今今の連続今を楽しむ
教室に漂う匂い過去のもの廃校決まり取り壊される
温泉に入れば痛み癒えていく自然の力信じる身体
枯葉落ち風で何処かへ運ばれる何処へ消 ....
ゆるいって言った瞬間殺します小さいチンポ我慢したのに
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剪定を 出来ぬ理由は ここにあり
茎葉新たに 花を付けては
こんなにも 茂るものとは 我知らず
教えてくれる 君は素敵だ
....
アゴひげを生やしているが禿げている奴を逆顔面と呼びます
アゴひげを生やして顔の面積を小さくしようたってそうはいくか
格好いいと思っているのだろうがカビにしか見えないんじゃボケが
この出来の良さなら最低5000部を!あと150万振り込んで
素晴らしいあなたの詩集作りましょう先ずは30万振り込んで
勘違いしてるあなたに冷や水を浴びせかけるの生きがいなのよ
秋の野に草冠をそっと載せ誰もたたえぬここは萩国
五芒星わたくしの摘む紫の桔梗を君は星だと教え
撫子はまわるまわるよ幼子の見つめる先でかざぐるま
日が経てばすすきの紅い穂もはじけシャン ....
今僕は秋に抱かれて色づいた秋の散歩は楽しみ多い
最近は石焼藷の車見ない住宅街は今日も静か
味噌汁が日本の心表した昔は家で作っていた味噌
午後からは雨だと予想されている遠慮気味な ....
「お帰り」と 君に言ったは 夜の街 二人浴びたは 朝の日差しか
名前だけでエロさアピールする奴がしばらくぶりに出たな壇蜜
完璧なうそをつきます君のためたったひとりの女神降臨
レイトショー:スピリチュアルなともだちと遭遇概視感星がきれいだ
砂遊び いまだに君が作るのは壊したはずの両思いの城
....
幾億年同じ軌道を廻ってる地球の上で今日も「しにたい」
八月の溺れる海で彼は呼ぶ寺山修司寺山修司
台風の風に流した万札をだれか拾ってくれたらいいな
赤坂でメル ....
木漏れ日が忘れかけてたもの照らす一筋の道助けてくれる
切れそうな吊り橋渡る村の人「心配ない」とジャンプする人
怖いもの聞いても君はないという愛の法則取り入れている
駅を出た人々 ....
なけなしの力で振り払うことができたのは小さな羽虫一匹
いぼがえるの背中のいぼいぼ
全部あかで塗ってドットにしたい
だん吉となお美のおまけコーナーのなお美はワイン好きのあいつだ
リモコンをとられた姉のひとりごと
「もうこの世は暗闇だ」
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