泣き顔を撮りたくてカメラ持ったまま生まれてすぐの子をじっと見る 後ろを振り返るとだれもいない
たぶん肩をたたいたのは夕暮れ

漆黒が塗り重ねられてよるを待つ
あさの白さに塗り変わるまで

針千本飲まされてもうゆびきりはしないと思ったころ
ぼくは立派な ....
指遣い巧みなひとに抱かれては男など要らないことを知る 愛してよ愛してよ愛してよ中指だけでも良いから

華奢な手の中性的なあの人が男に変わる瞬間が好き

端正な横顔が好き整った髪型が好き全部壊して 

SEXを『性行為』と言うあの人がたまらな ....
復讐は果たされたのよあの人の子どもを産んで唯一とする

幾億年語り継がれる罪などは地球を生んで塗り替えられる

宇宙とは僕たちのこと出会ったら生まれた渦に取り込まれてる

愛すべき馬鹿な男 ....
迷信を信じてあえて爪を切る時間を夜と決めている僕 盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター 時給よりお店に通う青年の顔が見たくて続けるバイト 彼岸花君は見つめる儚げな花に似ていて憂いを帯びる

秋開始気温下がって頬赤いその顔にキス照れている彼

秋は好き葡萄梨柿お裾分け秋の宝石彼の口にも

秋桜を彼に渡され純潔それはあなたに奪わ ....
 .... 焼き肉を


食べに行った


臭い口で


話しかけたって


笑えてたから




お好み焼き


食べに行った


臭い服で
 ....
ぬばたまにぐしそめころのをとめぶりみかけたふしもかたきをばたま

いかにせむやぶれ障子をふたぐとて張形充つる莫迦の居ずまひ
新しく出来たショッピングモールには世界を意識した品揃え

学校の図書室に行き本選ぶ百科事典が並ぶ本棚

夏祭りどんなに文明進んでも昔ながらのやり方変えない

野良猫に出逢えば会話したくなる ....
同性の上級生を誘いたい夜は短いワンピースを着る 君の事を羨ましく思うのは僕が駄目だと思うからだ


苦しいという単語からひた向きに苦味を味わう忍耐を知る


伸び上がり枝を掴む柔らかな君の指先に咲いた桜


他人(ひと)の事 ....
   手を繋ぐソーダー水に寄り添ってただ一粒の泡となるまで 流木に背中凭せて考える去年の九月で地球はいくつ

僕が寝ているときは僕の靴もつかれて寝ている

差し出した君の右手にどんぐりこぼれる秋のどか

馬鹿も休み休み言ったけどやっぱりぶたれた・・ ....
夜が陰る闇が歪んで砕け散る猛毒の花死の光産む 猫よりも猫撫でる君可愛くて猫耳つけていなくても好き 図書カード

フランツ・カフカ

蠅の王



いつもあんたが

















 ....
ただ一つ百の英知に見せたくて専門用語をちぎっては投げ 強風に この身のタガをはずされそうで夜の毛布を抱きしめている

蓋のないボンドはいつしか固まって自己完結を目指しています

貝ボタンはずせばそこはあの海で潮の香りが満ちて広がる

風見鶏  ....
 十月

くもり空台風近づく坂本の今朝のしじまの一切合財

拭き掃除いちおう終わりあとはなくギリシャ語とへブル語を

テレビには女性ゴルファー球を打つ木の幹のよう姿をすれば
 .... 単純に考えてこそ楽になる複雑にする考え方捨てる

朝がきて昼が訪れ夜になる暑さは同じ変わらず続く

何よりも無条件の愛美しい全てを創り出せる万能

願い事星になったかのように現実化して輝い ....
部屋の中君と二人で雨の音寄り添いながら朝を迎える

虹を見て君が呟くこの虹は幸せの色全部あげたい

本当の彼の心は純粋今の内面素直じゃない

絶対に言わないけれど運転をしてる横顔何度もチラ ....
出会い時目に奪われた君の顔自分の中で強い独占

大好きな彼の唇キスをされ抱き締められた涙止まらず

秋初め制服の上萌えカーデ彼可愛いと胸が高鳴る
    紙を折り色とりどりに祈ります三角のかどはぴんとして


    一膳の箸のすがたも美しく背筋を伸ばす五人のしもべ


    夜更けすぎ昨日を連れて散歩する買って帰ろうコンビニ ....
さよならの時期を知らない振りをして私あなたを殺していたのね

もう二度と愛に傷付かないように私あなたと心中します

気移りをしたなら行って構わない影だけ私に残してください

味噌汁 ....
 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
泣き顔を撮りたくてカメラ持ったまま生まれてすぐの子をじっと見 ...北大路京介313/10/27 0:50
蛇行梅昆布茶1313/10/26 19:25
指遣い佐野まこ413/10/26 19:20
性春時代永乃ゆち5*13/10/26 7:35
イヴの頃から2*13/10/26 7:23
迷信を信じてあえて爪を切る時間を夜と決めている僕北大路京介413/10/25 23:21
盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター713/10/25 23:20
時給よりお店に通う青年の顔が見たくて続けるバイト213/10/25 23:20
秋を見つめるふたりくみ113/10/25 22:17
我々は直に来る冬を生き延びる術を持たねばならないTAT113/10/25 0:33
なかうち ま...1*13/10/24 0:34
ぬばたまsalco2*13/10/21 23:21
百科事典夏川ゆう213/10/21 10:43
同性の上級生を誘いたい佐野みお113/10/20 22:54
ショートソング2雨の音113/10/20 8:26
ただ一粒の石田とわ9*13/10/20 1:42
浮浪雲梅昆布茶1013/10/19 17:43
夜が陰る闇が歪んで砕け散る猛毒の花死の光産む北大路京介413/10/17 2:06
猫よりも猫撫でる君可愛くて猫耳つけていなくても好き613/10/17 2:06
蝉が五月蝿い夏にTAT2*13/10/17 1:05
「君、パソコンに詳しいんだね」Neutra...113/10/16 16:05
風の街そらの珊瑚1013/10/16 10:10
十月生田 稔313/10/15 11:37
はぐれながれぼしメタルTAT213/10/14 20:37
単純夏川ゆう213/10/14 8:32
ふたりだけの内緒話くみ213/10/12 2:39
ふりかえる113/10/8 23:13
蜜色の眠り石田とわ9*13/10/7 0:41
殺人狂時代永乃ゆち11*13/10/6 22:03
ショッカーをやっつけろTAT113/10/6 0:37

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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