「あの、ねえ、きみ、(白身はいらない)そういうから、すっかり慣れたのよその味に」



殻割りて ごはんにかける 黄身あらば 白身なきものと 君し思はば

惜し ....
真夜中に口笛吹くと出る蛇に毒はあるのか喰えば美味いか 太陽を吐き出す海に浮いてると前世エチゼンクラゲの記憶 亡き母が大好きだったカツカレー御飯少なめラッキョは多め もう海にゆけないかなと病床(へや)のゆめ海よりきみの運転の横 自分から群れから出てもまた群れに部屋に一つもなし自給自足 アスファルトの油断をみつけ生きている風の恋人わたしのこいびと いつまでも幼虫でいる蝶々に自分重ねて渇きだす口 ひからびた大地は花を咲かせない愛が足りない子どものように 昨年は歩いて行けた公園のダンデライオン風に揺れてる 夜になり雨音響き室内のテレビの音を掻き消す強さ

ただ静かに湯船に浸かり心地良さだけを感じて過ごす

折り鶴を丁寧に折りプレゼント一折り一折り愛の結晶

県と県繋ぐ架け橋完成し行き場所探す ....
パリコレに出たい姉貴の唇に寄生している青海苔の笑み 仕事せず酒飲みながら揚げた凧高く昇って宇宙の外へ レトルトのインドカレーを五人前平らげて明日からダイエット ニコライ堂をきみと並んで病院の屋上でみてた永遠の夏 喩えれば路傍の石のわたしには菫は三才からの友だち 清潔なきみたちはやさ(し)い室より崩壊する青、月をふくむ

詩頭は魚をこがしあとくされある語は手にのこり失語前夜


誰か、次、撤収、並びかえられて幽閉された休日の部屋


 ....
ハワイへの旅は三十七ページからですALOHA!パスポートない 人が死ぬ映画以外で君が泣くの初めて見た損した気分 バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く かつてそこは湖だった 生活の毒が冷たい凶風に舞う


ほんの一回噛んだ砂の記憶のために理性で味わう間引き菜の浸し


暗闇も深夜放送も愛せない夜のために砂嵐を録る


撫でた ....
夕暮れにからだ半分置いてきてもう半分は夜にふくらむ

昨日まで空飛んでいた人なのに今日は訳知り顔で立ってる

鬱の字の凝り固まったぐじゃぐじゃを叩いて割って珈琲を飲む

ピンで突く喉の先か ....
ヒグラシの遠い呼び声暮れて行くひとりぼっちの道は遠くて

夕暮れの窓辺に寄って本を読む涼やかな風秋の足音

金色の庭でみつけた木漏れ日のスポットライト妖精の輪だよ

ひとりきり置いてきぼり ....
幸せを祈っていると伝えたが認めたくない君の結婚 鉄橋に明かりが灯る瞬間に独りでいると目を瞑りたい ぷっくりとした唇が紫の花びらだけを吸い込んで冬 真夜中のグランドぽつり佇んで千本ノックしてる妄想 霊的なものがウヨウヨいるけれど家賃低いし寂しくないし 君と見た程よく青い空がない無限に広い世界は消えた 盗撮の画像欲しくてデジカメを盗み捕まるアジア大会
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
しろみときみの二律背反(たまごかけごはん風味)あおはらかん...114/10/10 16:52
真夜中に口笛吹くと出る蛇に毒はあるのか喰えば美味いか北大路京介514/10/9 21:04
太陽を吐き出す海に浮いてると前世エチゼンクラゲの記憶314/10/9 21:04
亡き母が大好きだったカツカレー御飯少なめラッキョは多め314/10/9 21:03
病床の夢もっぷ314/10/8 23:09
群れ114/10/8 21:32
風の恋人214/10/8 21:26
いつまでも幼虫でいる蝶々に自分重ねて渇きだす口北大路京介414/10/8 20:22
ひからびた大地は花を咲かせない愛が足りない子どものように414/10/8 20:21
昨年は歩いて行けた公園のダンデライオン風に揺れてる114/10/8 20:21
折り鶴夏川ゆう314/10/7 6:11
パリコレに出たい姉貴の唇に寄生している青海苔の笑み北大路京介214/10/6 12:06
仕事せず酒飲みながら揚げた凧高く昇って宇宙の外へ114/10/6 12:05
レトルトのインドカレーを五人前平らげて明日からダイエット214/10/6 12:05
ニコライ堂もっぷ214/10/6 3:15
喩えれば214/10/6 3:08
青が崩壊する。阿ト理恵8*14/10/5 22:59
ハワイへの旅は三十七ページからですALOHA!パスポートない北大路京介014/10/5 11:46
人が死ぬ映画以外で君が泣くの初めて見た損した気分214/10/5 11:46
バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く214/10/5 11:45
深水遊脚3*14/10/4 23:06
大人がひとり(2014.2〜2014.10)新嶋樹214/10/4 15:38
黄昏遊戯Ⅳ[group]未有花11*14/10/4 9:26
幸せを祈っていると伝えたが認めたくない君の結婚北大路京介114/10/4 2:56
鉄橋に明かりが灯る瞬間に独りでいると目を瞑りたい214/10/4 2:56
ぷっくりとした唇が紫の花びらだけを吸い込んで冬114/10/4 2:55
真夜中のグランドぽつり佇んで千本ノックしてる妄想114/10/3 2:45
霊的なものがウヨウヨいるけれど家賃低いし寂しくないし114/10/3 2:45
君と見た程よく青い空がない無限に広い世界は消えた114/10/3 2:45
泥棒短歌1花形新次0*14/10/2 20:50

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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