しんという音身にまとい天空とダム湖に浮かぶ寒月ふたつ
うららかな小春日和に鬼が棲むおれとあなたと隠れた月に
手術から九年目の冬いまめぐりきてきみは喋らず食べられもせず
不幸など笑って ....
ありきたりなことを言うけど疲れたりすることもだいじだと思うんだ
{引用=(そういうきみも)}ぼくはすきだったけどなあ、けっこうすきだったけどな、わるくなかったよ
離れたりする人もい ....
許されて溢した水の それ以上逃げようもない泡の内側
ニシコリが日の目を浴びるその時も少年隊を忘れないでね
ハブよりもハニュウの方がメジャーだとハニュウはずっと主張していた
好きですと囁くように言えてたらサナギのままでいられたかしら
押し寄せる波をぼんやり見ていたい理由などない心が望む
春になり優しい陽射し降り注ぐ心の奥の哀しみ溶ける
洗濯や掃除を終えて一休み再放送のドラマを見ている
寒さ減り暖かさ増す春の日々足 ....
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる
青空を掴んだ赤いハイヒール点滅してる少女の子宮
会いたいと呟く声はすぐに消え白い塊だけが残った
わたくしのこころはどこにやればいい?爪先に光る雪と涙よ
朝礼で社長のボイパ聴かされてレポートまでも書かされている
傘の下輪唱してるふたりには神の祝福すこし遅れて
返せない言葉の熱がたまってく「君に会いたい」それさえ言えず
飯を炊く量が半端じゃないからと原子力ジャーを開発中
イスラム教信者以外が感染する生物兵器を開発中
恋人になろうと言えず白い息ただ吐くだけで寒中迷子
大雪で動けない僕を横目に進むコトバの火炎放射器
降り続く雪に言葉が埋もれてる溶かせど溶かせど雪雪雪雪
雨音と優しい声に聞き惚れるカバンで眠れ折り畳み傘
望まれた別れ切り出すゆっくりと冬の階段降りてくように
韻踏まぬラップでディスってこられたらラップで返さず鉈を振るう
マークはユリイカすカスミソウみたい束ねられるのお断りします
わたしがわたしを忘れてしまうまで回転しちゃいますピンポンパン
さがしていますピンクの指輪つけたくまとまく(ら)と ....
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように
コチコチと終わりが終わりはじまったみんなで見つめせーの、おめでとう
重箱で溺れかけてる黒豆を救出に向かう朝だよろこべ
ほらごらん炭酸水の泡たちがからだを巡り、やがて星にな ....
重力は無色透明見えなくて見えないけれど影響受ける
駆け抜ける日々の早さに驚いた春一番が春を知らせる
良い嘘も悪い嘘も存在するどちらも色が全く違う
春が来て桜が咲いて花見する厚着から開 ....
....
浮きがちな
この世の地面に
足をつけろと
我が母のライン
目に染みる
地図を焼べいつかはいつかさようならでもあした朝おはよう光り
深き空見上げ涙の透明は雪に染入り失恋を泣く
濃紺の着物に袖を通しつつ色のない我この笑み遠く
橙を餅にのせる日遠からず思い返すは冬逝きし君
日も昇らぬ日本海の岸に立ち張り上げる人の声こそ朝陽
降る雪の速度に合ったきみのその寝息に耳を傾ける冬
舞い上がる埃かつては賑やかであった部室で目を閉じる冬
きみどりと黒を混ぜれば微笑んだきみの笑顔も見えなくて冬
ひとひとり ....
短歌
タイトル
投稿者
Point
日付
寒月
草野大悟2
3*
15/1/19 20:08
そういうきみも
[group]
ゆうと
2
15/1/19 17:42
泡
はるな
2
15/1/19 10:25
錦織短歌1
花形新次
0
15/1/17 17:10
好きですと囁くように言えてたらサナギのままでいられたかしら
北大路京介
1
15/1/17 11:52
押し寄せる波
夏川ゆう
0
15/1/16 20:18
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる
北大路京介
4
15/1/16 11:24
青空を掴んだ赤いハイヒール点滅してる少女の子宮
〃
3
15/1/16 11:24
会いたいと呟く声はすぐに消え白い塊だけが残った
〃
4
15/1/16 11:24
雪たちよ
すみれこ
1
15/1/15 18:48
朝礼で社長のボイパ聴かされてレポートまでも書かされている
北大路京介
1
15/1/15 0:17
傘の下輪唱してるふたりには神の祝福すこし遅れて
〃
3
15/1/15 0:16
返せない言葉の熱がたまってく「君に会いたい」それさえ言えず
〃
1
15/1/15 0:16
開発中短歌1
花形新次
0
15/1/14 19:00
恋人になろうと言えず白い息ただ吐くだけで寒中迷子
北大路京介
1
15/1/13 23:46
大雪で動けない僕を横目に進むコトバの火炎放射器
〃
5
15/1/12 23:35
降り続く雪に言葉が埋もれてる溶かせど溶かせど雪雪雪雪
〃
4
15/1/12 23:34
雨音と優しい声に聞き惚れるカバンで眠れ折り畳み傘
〃
1
15/1/10 21:42
望まれた別れ切り出すゆっくりと冬の階段降りてくように
〃
1
15/1/10 21:42
韻踏まぬラップでディスってこられたらラップで返さず鉈を振るう
〃
0
15/1/9 20:03
そして、みんな逆立ちしている
阿ト理恵
3*
15/1/8 23:51
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように
北大路京介
6*
15/1/8 20:02
はじまりの星
石田とわ
7*
15/1/8 2:21
重力
夏川ゆう
0
15/1/6 6:02
ラジオ体操第一
TAT
0
15/1/4 5:19
新年明けて
這 いずる
0
15/1/1 11:23
おはよう光り
もっぷ
1
15/1/1 11:16
iro
ふわふわ
2*
14/12/31 23:40
ひびけ
フユナ
2
14/12/31 22:13
冬四首
本木はじめ
0
14/12/28 3:33
94
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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