恋人になろうと言えず白い息ただ吐くだけで寒中迷子
大雪で動けない僕を横目に進むコトバの火炎放射器
降り続く雪に言葉が埋もれてる溶かせど溶かせど雪雪雪雪
雨音と優しい声に聞き惚れるカバンで眠れ折り畳み傘
望まれた別れ切り出すゆっくりと冬の階段降りてくように
韻踏まぬラップでディスってこられたらラップで返さず鉈を振るう
マークはユリイカすカスミソウみたい束ねられるのお断りします
わたしがわたしを忘れてしまうまで回転しちゃいますピンポンパン
さがしていますピンクの指輪つけたくまとまく(ら)と ....
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように
コチコチと終わりが終わりはじまったみんなで見つめせーの、おめでとう
重箱で溺れかけてる黒豆を救出に向かう朝だよろこべ
ほらごらん炭酸水の泡たちがからだを巡り、やがて星にな ....
重力は無色透明見えなくて見えないけれど影響受ける
駆け抜ける日々の早さに驚いた春一番が春を知らせる
良い嘘も悪い嘘も存在するどちらも色が全く違う
春が来て桜が咲いて花見する厚着から開 ....
....
浮きがちな
この世の地面に
足をつけろと
我が母のライン
目に染みる
地図を焼べいつかはいつかさようならでもあした朝おはよう光り
深き空見上げ涙の透明は雪に染入り失恋を泣く
濃紺の着物に袖を通しつつ色のない我この笑み遠く
橙を餅にのせる日遠からず思い返すは冬逝きし君
日も昇らぬ日本海の岸に立ち張り上げる人の声こそ朝陽
降る雪の速度に合ったきみのその寝息に耳を傾ける冬
舞い上がる埃かつては賑やかであった部室で目を閉じる冬
きみどりと黒を混ぜれば微笑んだきみの笑顔も見えなくて冬
ひとひとり ....
食いきったフライドチキン鍋に入れその出汁を吸うお正月まで
暗闇に仄かに現れ散りゆくは張り付けの身のわたくしの恋
なにげなく挨拶がわりにキスをした君の肩さきこの手のひらで
ふくれたる下唇のたて皺に我を抑えし格子に寄りて
その ....
山登り都会離れて深呼吸自然と仲良くなれる時間
手作りの弁当が好き開ける時好きなものばかり詰め込んだ匂い
カーテンを変えれば心変化する色の影響受けている身体
春色のセーター着込み散歩す ....
静かなる独りのイヴをむかえおり部屋の冷気が骨をいたぶる
友人との今朝のメールで燃えるごみ無事に捨てたとイヴの報告
ほほ冷える耳が悴む指先が出るミトンして作歌の聖夜
いろい ....
「昨日だよ弘法さん」とボケてきた君を黙ってハグした冬至
持ち主に忘れ去られたものたちの涙の雨は虹を架けない
つよがって朝まで寝顔見てるだけ後悔しても壊したくない
わざとだよ傘とピアスの忘れ物予定通りに逃す終電
×我々は退化しながら進化するHomosapiencからEnjinへ
×悲しみを知って目覚めるその前に新しい罪を用意しておく
×愛か金本をただせば同じ罪飽きてしまってただただ眠い
....
まちがいを ただしくするなら あたためて ねむるりょうてを ひらいてみせて
うつむくの あきたらこんどは みあげるの きみはなんども うなずくように
あおいそら きんとひやして ふゆの ....
指先は頬をすべって触れてゆくやさしい風のような音楽
君の背に耳寄せて聴く森があるざわめき揺れる二人の愛も
黄昏に言葉を失い泣き濡れてモルフォ蝶飛ぶわたくしの夜
白い手にか ....
風呂入り窓から雨の街を見る温泉街で生まれた香り
単純に考えてこそ楽になる複雑にする思考を止める
有り触れた会話の中に愛がある募る想いに光を当てる
唇を乾燥させる冬の時期微睡みの中夢は ....
下をのぞき込むこと
その行為は怖気のたつようで
本当は死にたくないんだと
知る
確める術も手立てもあるはずも九月初めのあけの明星
思い出の星は軽くなりと聞きそうか僕は納屋の日時計
短歌
タイトル
投稿者
Point
日付
恋人になろうと言えず白い息ただ吐くだけで寒中迷子
北大路京介
1
15/1/13 23:46
大雪で動けない僕を横目に進むコトバの火炎放射器
〃
5
15/1/12 23:35
降り続く雪に言葉が埋もれてる溶かせど溶かせど雪雪雪雪
〃
4
15/1/12 23:34
雨音と優しい声に聞き惚れるカバンで眠れ折り畳み傘
〃
1
15/1/10 21:42
望まれた別れ切り出すゆっくりと冬の階段降りてくように
〃
1
15/1/10 21:42
韻踏まぬラップでディスってこられたらラップで返さず鉈を振るう
〃
0
15/1/9 20:03
そして、みんな逆立ちしている
阿ト理恵
3*
15/1/8 23:51
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように
北大路京介
6*
15/1/8 20:02
はじまりの星
石田とわ
7*
15/1/8 2:21
重力
夏川ゆう
0
15/1/6 6:02
ラジオ体操第一
TAT
0
15/1/4 5:19
新年明けて
日々野いずる
0
15/1/1 11:23
おはよう光り
もっぷ
1
15/1/1 11:16
iro
ふわふわ
2*
14/12/31 23:40
ひびけ
フユナ
2
14/12/31 22:13
冬四首
本木はじめ
0
14/12/28 3:33
食いきったフライドチキン鍋に入れその出汁を吸うお正月まで
北大路京介
3
14/12/25 22:51
恋短歌・十二首
游月 昭
1*
14/12/25 20:25
影響
夏川ゆう
1
14/12/24 14:17
「春が一番好きだからです」 2014.12.24 (一二首)
[group]
もっぷ
3*
14/12/24 9:15
「昨日だよ弘法さん」とボケてきた君を黙ってハグした冬至
北大路京介
4
14/12/23 1:11
持ち主に忘れ去られたものたちの涙の雨は虹を架けない
〃
2
14/12/23 1:11
つよがって朝まで寝顔見てるだけ後悔しても壊したくない
〃
1
14/12/20 19:11
わざとだよ傘とピアスの忘れ物予定通りに逃す終電
〃
1
14/12/20 19:11
ingenium
衣 ミコ
0*
14/12/19 6:45
オーロラカーテン、モノクロの
[group]
ゆうと
2
14/12/18 19:22
風のような音楽
[group]
石瀬琳々
3*
14/12/17 13:47
風呂
夏川ゆう
0
14/12/16 18:40
焦げてる命
日々野いずる
1
14/12/14 11:19
_
id=523...
0
14/12/13 3:17
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.14sec.