人波の一つ先行く赤とんぼ
信号変わりて人赤を追い
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ
沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに
紫陽花を打つ雨を見て指を折り三十一文字を行ったり来たり
オレ抜きで二次会をするつもりだなやけに激しい風が吹いてる
初めての大人の自動販売機やけに激しい風が吹いてる
オモシロクナールを2錠飲み込んだやけに激しい風が吹いてる
絵みたいな笑顔だったよ午後四時に染まったぼくらの玩具の手錠
騙されるのもいいねってきみが言う 野球部とすれ違う うそつき
最後かもしれない名前を連呼する北18条 ....
いまは亡き
父母の遺影に
重なった
ぼくの頬笑み
瞳に映る
妹の
心音はかり
数かぞえ
医師の言葉を
静かに聞いた
胃を失くし
真先に往くと
言い放ち
姉だけ残る ....
癒えた夜
様々想い
明日をみる
しばらくの時
楽しむいまは
たどたどと
伽羅を取り出し
香り聞く
今宵の痛み
忘れるために
甘苦い
香りに漂う
楽しみは
はじめて ....
明日の昼
初めてつけよう
エアコンの
カビが気になり
首をかしげる
今日の朝
のびのび生える
ネコジャラシ
持ち帰りたい
衝動おさえる
眺めみる
アサガオの咲く
垣 ....
オムレツにケチャップで書く好きの文字その上からマヨネーズでバツ
キューピーのマヨネーズ推す雄山に対し士郎の推す味の素
レゴ製のバベルの塔が崩される父の上司の娘によって
割りばしにまとった電気アメみたいに 暗がりのなかをぼうっとしたい
さよならを言うまで朝まで矛盾したい最終回またどこかで
ひとっこひとりいない駅前で七月ピスタチオの価値を知る
....
朝顔の
色をみながら
想うのは
絹に染めたら
何色になる
鬼灯の
ともしび垂れる
夏のよい
線香花火に
願いをたくす
いまはみぬ
巨大ヒマワリ
紅ダリア
入道雲の ....
祝砲に実弾使うバカがいてやけに激しい風が吹いてる
武器としてとんがりコーン指にはめやけに激しい風が吹いてる
帽子から飛び出すはずの鳩でしたやけに激しい風が吹いてる
酔い酔いて
チャルメラさがす
骨格は
化石のように
夜空彷徨う
痩せ痩せて
漂うぼくは
幽霊か
琥珀を啜り
明日をみる
この夜に
生きるか死ぬか
知らないで
なぜ ....
かつかつと
吠える太陽
肩に抱き
きづかぬ母の
やさしさをしる
憂鬱な
空を眺めて
花を知り
今日をみつめて
明日をうらなう
鬱々と
肩抱きながら
想い出す
港に ....
お互いの幸せ願う短冊が寄り添うように七夕の夜
酔いながら
銀河の歌を
口ずさむ
カムパネルラの
涙いずこに
複雑な
記憶の底に
漂えば
見果てぬ夢の
銀河に果てる
何もかも
捨てた我が身は
沈みつつ
アンドロ ....
....
さらさらと
霧雨がふり
渡すのは
銀砂のような
きみの頬笑み
窓越しに
銀の雨降り
珈琲の
苦さに映る
君の面影
てのひらを
静かに濡らす
銀の雨
微かに過ぎる
....
病やすらぎ
紙の短歌たんねんに読みこころ解け又再びを短歌作らむ
寝てばかり考えめぐらし何もせず病いえればまた歌作る
英文を読めば心は弾みつつその先その先眼鏡をとおして
....
森林は強くて深い呼吸する木々の歌声絶えず聞こえる
休日の渋滞抜けて辿り着く海を見下ろす想い出のカフェ
六月の晴れた日に見た紫陽花は雨降らなくても魅力的に咲く
コンパスを使って描くアー ....
錆びついた未来を切り開くハサミ三十一文字の塔がたたない
ワガママをみじん切りするキッチンに誰も入れぬ結界を張る
お互いに歩幅を合わせようとしてカタコト進む七月七日
短歌
タイトル
投稿者
Point
日付
_
プル式
2*
15/7/13 9:30
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ
北大路京介
4
15/7/12 23:33
沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに
〃
5
15/7/12 23:32
紫陽花を打つ雨を見て指を折り三十一文字を行ったり来たり
〃
4
15/7/12 23:32
オレ抜きで二次会をするつもりだなやけに激しい風が吹いてる
〃
5
15/7/11 21:19
初めての大人の自動販売機やけに激しい風が吹いてる
〃
2
15/7/11 21:18
オモシロクナールを2錠飲み込んだやけに激しい風が吹いてる
〃
1
15/7/11 21:18
ロマンス係数X
初谷むい
4*
15/7/11 15:13
残された者
レタス
3*
15/7/11 3:51
香り酔い
〃
2*
15/7/11 2:40
夏日
〃
1*
15/7/11 1:22
オムレツにケチャップで書く好きの文字その上からマヨネーズでバ ...
北大路京介
3
15/7/10 0:44
キューピーのマヨネーズ推す雄山に対し士郎の推す味の素
〃
3
15/7/10 0:44
レゴ製のバベルの塔が崩される父の上司の娘によって
〃
4
15/7/10 0:44
最終回またどこかで
さわ田マヨネ
6
15/7/9 23:49
夏休み
レタス
3*
15/7/9 23:27
祝砲に実弾使うバカがいてやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
2
15/7/9 0:43
武器としてとんがりコーン指にはめやけに激しい風が吹いてる
〃
2
15/7/9 0:43
帽子から飛び出すはずの鳩でしたやけに激しい風が吹いてる
〃
3
15/7/9 0:43
骨格標本
レタス
2
15/7/8 23:20
午後の曳航
〃
0*
15/7/8 0:44
お互いの幸せ願う短冊が寄り添うように七夕の夜
北大路京介
5+
15/7/8 0:19
銀河をこえて
レタス
0+*
15/7/7 23:30
無題
TAT
0+
15/7/7 23:08
銀の雨
レタス
2+
15/7/7 22:34
病は癒えて
生田 稔
4+
15/7/7 20:06
森林
夏川ゆう
1
15/7/7 6:04
錆びついた未来を切り開くハサミ三十一文字の塔がたたない
北大路京介
3
15/7/7 0:19
ワガママをみじん切りするキッチンに誰も入れぬ結界を張る
〃
6
15/7/7 0:19
お互いに歩幅を合わせようとしてカタコト進む七月七日
〃
4
15/7/7 0:18
78
79
80
81
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118
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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