いつのまに内緒話は死語となる 左下がりの枝に梨の実


「信じてる」 秘密のありか探る手で 画面で乾く目を伏せたまま


民族の衣装は乳を隠さない 壁が嫌になり踏み込む裸身

 ....
リセットを押したつもりがコンティニュー、なんて無慈悲なタイム・トラベル





失くせない言葉のような「あのひと」に会える夜です、月が積もれば



果てるなら果てよロマンス ....
虫の音は過去から届くメッセージ紐解きながら浅い夢みる

つかめばするりと逃げてゆくとかげのしっぽに似た夜だ

まだら雲見ている猫の背中にもまだら雲がひとつぽっかり

朝起きて歯医者の予約を ....
竜宮は暴れん坊の子だくさん18番目呼ばうキャスター

ぐるぐると天気図の渦の巻く週まわせない吾の服とその山

過ぎ行きし暴風雨の日蜜柑から柿に沈なむ虹の出る暮れ
八月は夏本番と君が言う大型バイク空気を揺らす

アスファルト黒から白に変えていく街中に熱溜めないために

滝を見て滝の後ろに回り込む夏にぴったりな空間がある

古い靴新しい靴に変えた朝足取 ....
おぼちゃんやさむらごうちの系列に入れられそうなさのけんじろう 中国の軍事パレード見て何も感じない奴平和語るな なみだってでるんだあついなしょっぱいな知らないバンドのインスト曲に



死んでいる証拠なのかも。ばかたちは夜にはひらく瞳孔を持つ



記憶喪失はたのしい空き缶のプル ....
誰の声? 誰の顔? 覚えられない 自分を責めて塞いで狂気


黒と白 進むためだけの前向きさ求め私は黒に隠れる


訥々とした呟きで始まった歌が絡まり吸い込む涙


大切な人 ....
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる 銃口を突きつけられた一休にやけに激しい風が吹いてる カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる 指の股すり抜ける夏とどまらぬ羽毛のごとく軽くなる水

いつの間に居なくなったの、わたくしと部屋に棲んでたコバエさんたち

はちがつの森林浴はイメージの虫に阻まれ果たせない夢
選挙だけ毎回欠かさず参加する引きこもりって許せないだろ?

戦争がどうとかほざくその前に自分の力で稼ぎやがれ
とくに仲よくもないけど足の裏いつかみたことがあったよ


大丈夫? あ、大丈夫です。 いや、血いでてるけど。 大丈夫です。 ポトポト


泣き虫なきみのいいと思うところかぞえてミートボール ....
暗い夜に .... 半そでの白さをひとつ武器にして、僕らは夏に向かっていくのだ

不戦とか書き連ねるような思いなど、カレーライスに混ぜてしまえば

ほら、鐘が聞こえるようだ、この日には、この地に、俺ら、めざめゆく ....
狭くなる階段 明滅する灯り 迂闊に晒した腕が冷え行く


イカ焼きを分け合う二人 唇のおたふくソース言い訳に 吸う


「左様なら」字を確かめて噛み締める 繕う理由なんてなくても
 ....
トロイの木馬作戦が漏れているやけに激しい風が吹いてる 長かった髪をばっさり切った夜やけに激しい風が吹いてる 無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる 青臭い時代遅れの言葉だとあの日隠したメモ掘り起こす


書に溺れ町に安らぐ溜めきれず流れる玩具ひとつ磨いて


記録され得なかったもの吸うために固く絞ってもっと絞って


透 ....
 ある秋近い日

秋の声きくとはいえど青葉する木々も残りて日差しも熱く

白い雲青い空にも天高く空気清浄正午の堅田

口すすぎ昼食たべて満腹の気分は豊かめざす温泉

今日もまた比良トピ ....
本当は教えたくない場所がある癒やしの風が吹き抜ける丘

二人して自転車に乗り海岸の側にあるカフェ目指して進む

心から溶けて無くなる不要なもの学び尽くした後の残骸

影が濃い真夏の色は全て ....
 友と妻とわたしと行く

わが心気分が重く曇り空湿りいて風も吹かぬも

黒雲と風吹きだしぬ夕空をカラスが一羽飛び降りてくる

雨音が車の屋根に当たる音聞きつつ街路過ぎてゆきけり

若き ....
やや黄味を帯びつつ光る宝石が恋しい海を呼んでます、ほら

台風のあとの野原の美しさ触れればくずれ珠の水々

絹糸でつながれた白玉の一番端にわたしをくくる

宝石箱のいくつかはイミテーション ....
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる 長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる  ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
足跡深水遊脚4*15/9/13 21:23
◆タイム・トラベル[group]千波 一也415/9/12 2:32
秋のあをぞらそらの珊瑚1015/9/11 9:15
天気予報凍湖(とおこ...0*15/9/9 20:01
八月夏川ゆう115/9/8 6:03
おぼちゃん短歌 多分1花形新次015/9/7 22:23
戦争短歌2115/9/7 20:59
生活と、その未満初谷むい3*15/9/6 20:36
深水遊脚3*15/9/5 19:27
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる北大路京介415/9/3 0:46
銃口を突きつけられた一休にやけに激しい風が吹いてる315/9/3 0:46
カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる615/9/3 0:46
まだ半袖を着ていたい 凍湖(とおこ...215/9/2 23:14
引きこもり短歌1花形新次015/9/2 18:12
さようなら さよなら じゃあね また明日さわ田マヨネ515/8/31 17:25
無題TAT015/8/30 22:58
半そでの白さが夏と戦う武器でしたたにがわR115/8/30 20:46
挨拶深水遊脚2*15/8/30 8:38
トロイの木馬作戦が漏れているやけに激しい風が吹いてる北大路京介515/8/27 12:15
長かった髪をばっさり切った夜やけに激しい風が吹いてる415/8/27 12:15
無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる415/8/27 12:15
夏の終わりに深水遊脚4*15/8/25 21:36
ある秋近い日生田 稔015/8/25 16:37
真夏夏川ゆう215/8/25 6:02
友と妻とわたしと行く生田 稔115/8/24 10:55
真珠のうたそらの珊瑚9*15/8/22 9:26
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる北大路京介815/8/22 0:33
長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる215/8/22 0:33
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる215/8/22 0:33
無題TAT015/8/21 18:15

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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