萩の咲く
路を彷徨い
君だけに
そっと囁く
戸惑いの中に
わたしにふれてと誘う水銀のふれればおかされてゆく毒

水の系譜もとをたどってゆく指先で、彗星ながれる

熱の朝水銀のメモリゆっくりと伸びてゆく儀式、生殖

だれとも手をつながないでどこへゆ ....
ちょっとだけ君の布団にもぐろうかあした天気になりますように 3分で終わらなかったクッキングあした天気になりますように 線路を歩くと迷わないんだなああした天気になりますように 寂しさの
果てにたたずむ
時計の
音色哀しく
空気を揺らす
キンタマのシワとお前のほうれい線合わせ感じるしあわせ、ナムー
(キンタマ王子 選)
花一輪、波紋を作るみずうみにたゆたう心七月の舟


摘み捨てて赤い花ばかり選んでは水辺の恋の淋しいあそび


白い鳥飛び立つ果てに海がある君の涙をもとめて遠く


いとしくて細い指さ ....
破らずにれんげに乗せた小籠包 箸で突き吸う唇熱く


ラウンジであけたワインの残り香を求めボタンをふたつ外した


前に行きたくないだけで本当は難しいこと言いたくなくて


 ....
満月を見ている猫は何思う遠い過去世思い出してるの

ほんの少しきっかけがあれば思い出す過去の記憶に光が当たる

夏らしさ見せずに終わり秋を呼ぶ雨が降る日々夏に合わない

夏終る海水浴場静寂 ....
連絡の無い夜ほどカラッとして 缶ビール二本で潤してみる


空き缶を握りつぶして三畳間 ささくれ立った鯣と心


コンビニに並ぶおにぎり達までも 彼の名前に見えてしまって


買い足 ....
触れられず見られず聞けず無味無臭 本当にいるの本当にいるの

 
君の部屋 可愛いお部屋 狭い部屋 暗い小部屋に二人と一つ


直感で、本能で交わす愛情に 文法なんて関係なくて


 ....
リップバンウィンクル


目覚める 焦る
行けるどこへでも
なのに何にも忘れれん






やだね


やだねやだねえ
野次を飛ばして
足組んでビール
自分の ....
{引用=無季}

救済の鐘はどこかで鳴るだろう朽ち果てたまま何を祈ろう


防音の音楽室で外見つつ鳴らない雨の音を奏でる


待ち合わせ場所は月面公園で浮き立つ心も足も体も

 ....
 或る日

椅子座り笑顔浮かぶる妻の顔かわゆらしとひとえに思う

伝道にいでゆく妻に声かけて頑張ってねと妻うなづきてゆく

昨夜には二人してとも二杯のカクテルをあけ気持ちよかり

賛美 ....
持ち寄りの言葉をいれたバスケット空になるまでともに過ごした


5分後の自分自身と約束を交わし暫しの休憩時間


階段のスタッカートと大声の挨拶を聞く 懐かしく聞く


あの人が ....
トーストを咥えて走るシミュレーションあした天気になりますように 豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように 卵かけごはんが君の手料理かあした天気になりますように オリオンが
そろそろ昇る
秋空に
願いをかけて
夜は更けゆく
素っ気ない態度を見せる職場では二人の時は甘えん坊に

絵手紙が夏の終わりに飛んできた夏より熱い大きな太陽

蝉の声夏の印象暑くする夏の終わりを感じさせる声

夜の道猫の泣き声響き渡る夜の何 ....
元気にしているだろうか。っておもうわざと思ったいつかのために

うんうんとわたしの横で言うきみのすこし遠くにやさしい鈍器

口ひとつ持ってしまった かなしいなきみの言葉を待てず話した
 ....
1 本を読む三十分ペラペラと百二十頁で付箋


2 アニメ観る可愛い女惚れちまう知らないうちに最後まで観る


3 ビートルズジョンレノンの若い頃古いライブを繰り返し観る


4 扇 ....
なみなみと
注いだ水が
溢れ逝く
別れた白湯が
私の重さ

あんみつの
甘さにまけぬ
君恋し
みつに絡まる
いくばくの豆

一人部屋
雨音の部屋
湿った部屋
花咲かぬ部屋 ....
キラキラと
輝く星に
願いかけ
明日を占い
ひとつ夢みる

秋深く
肩を抱いて
四季を知る
遠い空には
イワシ雲浮く

何もない
時は美しく
透明な
時間がすぎて
 ....
かけひきを手放したあと一本の綱は誰とも手をつながない

おそらくは終わりのない作業と思うどこまで磨くか靴磨くように

憂鬱にふりかけられた粉砂糖かけられたまえこうべを垂れて

つまらないこ ....
左手の小指にまわるトパーズがいつかの夏の空をなぞりて。

一抹の不安枕に眠りゆく終電までの線路の軋み。  ....
昨日から勝負パンツ履きっぱなしあした天気になりますように さんたさんあめにぬれたらかわいそうあしたてんきになりますように 権藤を休ませてあげたいけれどあした天気になりますように
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
恋路レタス115/10/23 2:01
第12族元素よりそらの珊瑚12*15/10/22 11:08
ちょっとだけ君の布団にもぐろうかあした天気になりますように北大路京介515/10/22 0:13
3分で終わらなかったクッキングあした天気になりますように615/10/22 0:12
線路を歩くと迷わないんだなああした天気になりますように515/10/22 0:12
レタス315/10/21 22:07
NHK短歌教室向け短歌1花形新次015/10/21 18:37
水辺の恋[group]石瀬琳々6*15/10/21 13:44
No Exit深水遊脚3*15/10/20 20:32
満月夏川ゆう015/10/20 6:03
まいかい帰る115/10/18 21:47
あいかい115/10/18 21:33
さびき釣りもり2*15/10/18 3:56
廃屋で待つ本木はじめ415/10/17 16:39
 或る日生田 稔615/10/16 11:12
バスケットの乾いた匂い深水遊脚3*15/10/15 21:25
トーストを咥えて走るシミュレーションあした天気になりますよう ...北大路京介615/10/15 1:02
豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように715/10/15 1:02
卵かけごはんが君の手料理かあした天気になりますように315/10/15 1:02
深夜の想いレタス1*15/10/13 20:11
職場夏川ゆう215/10/13 13:58
あの人は、どこか晴れたところで初谷むい115/10/13 1:29
短歌集陽向∮6*15/10/10 11:32
さいかい帰る115/10/10 1:32
静かな秋空レタス015/10/9 18:52
秋のサンダルそらの珊瑚1015/10/8 11:01
リングあおい満月3*15/10/7 20:42
昨日から勝負パンツ履きっぱなしあした天気になりますように北大路京介715/10/6 22:28
さんたさんあめにぬれたらかわいそうあしたてんきになりますよ ...115/10/6 22:28
権藤を休ませてあげたいけれどあした天気になりますように2*15/10/6 22:28

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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