かすみそうこんなところに居ないって知ってるからこそ似合わぬ花を


花のかげ虫とる蜥蜴に欲情し不謹慎に{ルビ柏手=かしわで}をうつ


立ち昇る汗で湿ったハイライト噛み締めたってあなた ....
少し位休んでみたらと全身を包んでくれたハチドキュウブ


スイッチのオフばっかりが見えるのは素顔なんだと思い込んだり


満足が疲労を少し追い抜いたとんだ偽善とランナーズハイ
浴槽の壁にじいっとしがみつく表面張力、こわさなければ

義務感の果てに潜んでいる果実「柑橘系なら舐めてもいいよ。」

すっぱくてにがくてあまくて最悪のあじだったってしらなかったの

その辺 ....
大声で花粉症の話をするおとなになどなりたくなかった


雑踏でふと耳をすます。どれが僕の足音かわからなくなる。


工事の人が標識と同じ格好になった。さっき一瞬。


ゾ ....
点の灯と覗くあなたの真ん中がひとつの線になって見とれる


お互いに気付かないまま時は過ぎ自分の中に垂れる蜘蛛の糸


繰り返し再生している様でした新たに録画はしないとばかりに
思いきり笑ったきみの口のなかで光る銀歯が見える三月


にらまれる動物園の蛇の目に何かを思い出しているきみ


ふたりして手を伸ばしても青空の青の部分に届かない春


赤と青、歩行者 ....
分からない回転木馬黒い陰アイダホポテト ツッコミ損なう

誘うかな誘わないかな日曜日 迷う間に 口が勝手に

コチュジャンの名前に惹かれ買いながら 肉蛸胡瓜分の金無し

メガンテと唱えられ ....
{引用=1:声}
暴ければ骨がみえるようつくしい燃ゆる緋色の声みえずとも

{引用=2:色}
郷愁もあざけってくれ雨粒に色などないと笑う君なら

{引用=3:つぼみ}
花つけず逝ってしま ....
レスポールの重さ肩に喰い込んで動かぬ指をもどかしく噛む



ジミ、ジム、ジャニス、ジョン、おれのイニシャルもJならよかった



スタジオの隅で誰かを待っているネックの折れた6119 ....
胸廓を侵されるなら服をぬぎ猛る桜に沈め嘲笑



「エロガッパ」中の結露に書く顔のガラスをすべる花は涙か



白酒とつまむ花びら香りなどわからなくても胎内に秘む
いつまでも星の見えない東京をピンクに塗った兄貴を和姦



声優の違うのび太は土曜日の昼ドラなんかに癒されている



ジーパンのチャックを開けてメギラマと唱える男子トイレの隅 ....
左回転の友情を否定してビンに閉じ込めラッラッラ

黄色の山吹口にくわえた君が歩いてる小川のほとり

ロシアの都に降る雪は白いグラニュー糖溶けて艶めく

絶不調の心を殴り投稿詩を書 ....
楽しいショーの始まりだ!と言いながら僕らは産まれてきたはずだ


僕に名前が無かったころ、魂は行き先を欲してなかった


たくさんの人、たくさんの名前、溺れそうになって君の名を呼ぶ ....
声色を変えてもわかるきみのこと遺伝子レベルで記憶してるから


色々と迷いましたよだけどこれこれにしますよこれはシャケ弁


開花してしまった空をもう一度つぼみに戻す さらば空想


 ....
{引用=
Re:詩歌
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=29702

本木はじめ「優しいひとへ」
http://po-m.com/forum/ ....
のどけきは君の口づけかウグイスかどたどしさに花も綻べ 俺達の 首を締め上げるんじゃねえ それで 晴れてくれなぞ 願うな。 表情を知らないつぼみを唇ではさむ昼下がりの空のした

唇に花びらの裏の淡い色ついたと騒ぐ君が剥がれて

太陽を閉じたつぼみで隠すとき熱がしとしと茎に滴る 

置いてきたひかり、はるかな百合 ....
春分の朝のひかりが桃色に染め上げてゆく雲を見ている


結んだ髪に椿を挿して出掛けましょじんこうてきなダムを見ましょう


最短で森の迷路を抜ける道あなたが選ぶ毒の木いちご


ばた ....
寄りそったつもりが股間にローキック
        うずくまる顔面にもう一撃
この道は誰が奏でる笛なのかさみしいばかりかなしいばかり



雲のない空を見上げて歩きゆく光を知らぬ光の穂の道



はたはたと星をつかんだ曲がりかど野をわたる声ふりかえ ....
「人間て、恋する機械なのね」って指でアポロを割る君の声

親指と人差し指についている二色のチョコは既に乾いた

表面のぎざぎざが消え無秩序になってしまったアポロに「ごめんね」

四文字のあ ....
粉ふるい男女のそれは喉に目にあれよあられに今年せつなく

マスタード月夜騒ぐよいつ帰る黄身にゆられて白身のぼくは

真夜中に詰めた音響ぱらぽろり明日の隙間かまだ夢かもし

戯言のぼくはとこ ....
マスカラと 聞き役づかれ 寝癖立つ メンズのセーター 股をひらく


こえたかき ことにつかれ 願わくは 地に足をつけ スカートを脱ぐ


胸広げ 走り出す婆 みつけては これも芸術と あ ....
モズクガニのことを考えながらパスタを食べる深夜のデニーズ


明日の朝何を食べようか、と手をつなぎ 春の屋上からダイブする


バスに乗り行ける所の限界は終点までと終点で気づく


 ....
失恋の 3分後には 何もなく カップラーメン 出来あがる。 形状を記憶しているつもりなら今すぐ夢の断片ひろえ


轟音の低音ベースが鳴る部屋で無音のきみがほほえんでいる


失った真夜中ひとり花園で紋白蝶を両手で潰す


密葬す巨大な木々に囲 ....
ケツの穴の話ですか ええボクは申し分なく小さいですとも キッチンをピカピカにして良い女演じて見せる吾にウインク

「待ってるよ」その一言にスロープを心が先に駆け下りて行く

其処からも「ちがねえだろ」君の言う我は其処から違う距離有り

本棚に並 ....
眠たくて思考回路がぐにゃぐにゃとマーヴル模様に溶けてゆく午後


コウモリが戯れている春の宵ゴーストたちと花見してます


黒い文字無数に踊るタンバリン片手に踊れ闇の俳人


携帯の ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
祖母の墓前(八月に)待針夢子505/4/1 12:35
へいれつ ひろうねいやん105/4/1 10:23
表面張力で夢をつくりながら詠むうた3*05/3/30 21:55
春と呼ぶにはまだ早い日バカ男9*05/3/30 10:00
てんと せんとねいやん2*05/3/29 20:55
春の花嫁本木はじめ705/3/29 20:31
小一時間ヤギ1*05/3/29 18:20
題詠マラソン伴走 001-010待針夢子3*05/3/29 12:28
DISTORTION AND FLANGER大覚アキラ1*05/3/29 10:56
よざくら待針夢子2*05/3/28 18:01
eternityピッピ8*05/3/26 22:32
意識の果てにあおば005/3/26 1:42
誕生バカ男23*05/3/25 9:47
春のきまぐれ本木はじめ10*05/3/24 22:56
幸せが続けばいいピッピ605/3/24 15:33
上達はしません待針夢子105/3/24 4:11
てるてる坊主くしゃみ3*05/3/23 22:59
指で色づき始めたつぼみを撫でながら詠むうた4*05/3/23 2:39
春の背泳ぎ本木はじめ10*05/3/22 1:50
恋人達の午後加藤泰清3*05/3/21 12:32
ノート(道)[group]木立 悟805/3/21 9:37
アポロで弧を描きながら詠むうた5*05/3/21 2:46
初春五夜nm6205/3/21 0:24
両性捨持1*05/3/19 12:00
春のグラウンドバカ男10*05/3/18 13:15
失恋くしゃみ3*05/3/16 22:11
むらさきせかい本木はじめ705/3/12 19:39
何を隠そうヤギ1*05/3/9 22:29
無い心しらいし い...4*05/3/9 11:26
グエロ本木はじめ605/3/8 15:04

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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