僕は産まれるまえからエロ事師だった 。
その名はクレマシス 。
いまでも覚えている。
テレビの踊り子をじっと見てたとき、思わず口から 「カタクなったぁ!」 と ウィンナーのようなオチ ....
視聴率と人口比率を省みないテレビの占い。口コミ。
寝起き女の話す声と、受話器の向こうの笑い声。
ベットの上で本を読んでいた男の、内容とはほとんど関係なく
呟かれた声は 煙に巻かれて為すがまま。 ....
補修工事のライトにかき消され
お役御免となった橋の上の街灯。
真っ赤なタクトを持った指揮者によって
流れるばかりの車―ナンバーから始まり
彼らの相方に至るまで―あることないこと
吐いては飲 ....
鏡に 明るい日差しが差している
私は 何者だろう 水色に 手をやる
姿を 想像させる 踊り子たち
私には 誰もいない
何をすればいい
どこかに 出かければいいのだけれど
立っていた ....
しかめ面の空の下
排気ガスが充満する都市の片隅を
少年時代の自分が駆けて行く
らく書きだらけのノートを
大事そうに抱えて
裏通りの路地を縫って
山道を抜ければ
大人たちの知らない
....
そして夜が更けて俺は考え込むのだ、詩なんてものが俺をどこにも連れて行きはしないことに
それは痛みを鎮めるためのモルヒネと、ほとんどなんの変りもないことがあるのだと、そういうことについて ....
経営コンサルタントが不細工な顔をしている
目がもいでつけて
しわがあって頬骨が出ており
つねに角度がおかしい 顔の
ただし経営は経営するらしいので
もんだいがない
美しさがいらないから ....
セックスが穢らわしいものだとは
....
君と口づけを交わすことはもうない
さよならを言うこともできない
静かな夜
歌声をこしらえて
仮初めの言葉を携えて
夜空に光を放つ
反射
また反射
どこへ行くのだろう
どこに逝くのだろう
秒針を追いかけて
雪崩のように降り注ぐ太陽も
やがて白熱電球並にしおらしくなる
浮かれた喧騒も一休み
恋も沢山弾けて飛ぶさ
閑散としたビーチ
僕はその方が好きだな
風は少し冷たいけど
海は澄ん ....
けさ見つけた虹の分光率を
記憶のプレパラートに照らし合わせます
虹は厚みを持たないので
それがふさわしい隠れ家なのです
もっとも似ている屈折率を
大地の公転軸に合わせて傾けながら
夕日 ....
グラスにいっぱいの涙を集めて
枯れていく緑にふりかける
きらきらと
音をたてて結晶になる
とげとげしたさきっぽに
やわらかい皮膚を近づけて
涙の意味を知ろうとしたのに
あと少 ....
隠す必要あんのカコって 大事そうに囲って悩む秘密に
理屈抜きに理性が防御 過保護だったんだんじゃねぇのって疑われそう
将来犯罪者として新聞のって されんだろ精神鑑定
家庭環境とか生い立ち ....
つきがこうばん たべました
けいかん ギャングをついせきちゅう
あとの あきちはタンポポの
しゅうかいじょうに なりました
+
かたちのない としょかんで
かたちのない ほんを ....
死んでる顔
隠して
目をおっきく開いてる
笑って見せる
道化の犬
僕は何をしてるんだろう
誰の足で歩いているんだろう
首から下の感覚が本当にない
ロックが僕の心に届かない
煩い
戻 ....
かなしいくらい思い出が鮮明なんだ忘れられないよあれから二ヶ月近く経つのに
どうすりゃいいの 頭をよぎってしかたないんだよ 嫌いになんかなれないんだよ
君はもう好きな人できたかな
陳腐ないい回し ....
残暑
残暑
サイザンショ
あんまり暑くて
ノーブラユー
とは言っても、
「トニーさん、
秋はもうそこまで
やって来ているわけで・・」
ガー、ガー、ザ、ザザザー
ここ ....
あんまり研究がはかどったとは言えないけど、帰宅中。
まぁそう簡単に出来るなら卒研に1年かける意味がないしなぁと、帰宅中。
でもわざわざ日曜日に頑張ったのだから少しくらいは進んだはず ....
くたびれた下校時間
竹林を抜ける石造りの階段
いつまでも濃い陰と木漏れ日が
白い制服を斑模様に染めていて
吹き降りてくる風がさくりと
汗で湿った襟首を引っかく
みん ....
あの日
会うはずだった
あの雨の日
血まみれのあたしを
あなたに見て
ほしかった
血まみれのあたしを
あなたに抱いて欲しかった
なんども
なんども
自分に問い返し
....
at 4:00 PM
渇き疲れた 繭の空
絹糸が
照らす
遊歩道
南の国の
入口を抜けると
幼いわたしが
立っていた
冬に咲く
紫陽花のような
ちぐはぐな気持ち
....
夜からは逃げられない
街に降り注ぐ 煙草の吸いガラの雨からも
見上げて立ち止まる人の 夢を汚す
雨からは逃げられない
傘を差してすれ違うときの 憂うつなドラマからも
なぐさめにもな ....
けっこんできなければ
わかれなければならない
それはだれから
おしえてもらうことなのだろう
彼女から?
彼女の友人から?
おれの妻から?
おれのこどもからか? ....
駅でモノクロが笑う
見逃してしまいそうな一瞬の隙に
夕暮れに口紅を塗りたくる
張り詰めた不安を化粧で隠して
私は女
悲しいくらい弱くて
切ない
切ない
と
ただ馬鹿みたいに繰 ....
からすは海をわたる新開地で暮らしています
近くに海があっても泳げません
桟橋があっても泳げません
魚は暮らせても泳げません
浮き輪をつけても泳げません
水着にな ....
君がその女子高生の自転車のサドルに生まれ変わるなら
僕はその女子高生が三十路を過ぎたぐらいに使う勝負パンツに生まれ変わる
君がその女子高生のワイシャツから透けるブラに生まれ変わるなら
....
予報では猛暑日という朝
雨戸とガラス戸をあけても
レースのカーテンは脈を打たない
我が家の血は死んでしまったのか
隣りの公園から主婦らしい会話が漏れてきた
犬の散歩同志というだけのようだ ....
お休み、白い夢
あまい音楽のなかで
呼び出しのベルがどこまでも続いている
ぼくは、ねざめの黒い籠に
人びとが起きていくのを聴く
沈み込む星の胎と
平衡にあなたがほほえんでくれる
光の進む ....
(てらてら笑うニンゲンはたいがい……)
ずっとむかし叔父のいった
そのつづきを思い出そうとする
(てらてら笑うニンゲンは)
(たいがい……)
(たいがい……)
....
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