二人 行きつけの飲み屋では
 入口から一番奥まったカウンター席
 三杯目のグラスを掴み取り
 頬張った氷ひとつ
 噛み砕く彼女
 
 大腿骨を一度骨折してから足腰が弱り
 本人は自覚を ....
もっさもっさ揺れ流れ動く
街道沿いの木々の緑たち、
美しく恐ろしく
色彩を唸らせ
深まる新緑の時、
告知する

時、流れ進み
エネルギー、一定に保ち
命、過剰に流出し
エネルギー保 ....
感覚を受け取りたい
自分ではない何処かの誰かの

詩から
歌から
お話から

自分の周波数のツマミ
いったりきたり変えながら
遠い誰かとつながってみる
昔の人ともつながってみる
 ....
冬が去り
いまから春だという朝は
空いちめんに
やさしいほほえみ

溶けだした
ソフトな氷の色に似て
ふふふとわらう
ななしょくのゆめ

恥じらいの
朱色の頬を想いだ ....
紅葉は散り尽し石段を埋める、丈の短い石の鳥居を潜る際に
山茶花の華を一瞬愛でる、その脇に小さきものを護る後光に眩んだ

幼き頃から見知った丘のような古山に祠が鎮座する
狐様が緩い小道を見守るよ ....
わかっている
つもりに
なっているコト
たくさん
あるはずだ

誤認識
わんさか
あるはずだ
それを
認めれば
開けるはずだ
思考の迷路から
抜け出せるはずだ

それ ....
嘆いて
待って
ちょっと待って
こんなはずじゃ、、
なかったのに

なるように
なればいいなんて
そんなふうな
言葉を
口にするのは
よして欲しいのよ

私は
精一杯
め ....
地図アプリでパノラマ検索
表通りを散歩する

検索エンジンでエゴ検索
裏通りを散歩する

モニター画面の頭巾を被り
足跡を残さず散歩して
スクリーンショットを撮り溜める

透明人間 ....
銀河の岸に
青い花
青い花摘む
小鬼がひとり
私に手をふる


小鬼が言ったありがとうに
私は縁どりをして
「ありがとう」と返したら
小鬼と私は消えて
「ありがとう」がのこった
 ....
まれな望みと書いて希望だった

知恵の実を食べたアダムとイブが最初にしたのは
葉っぱで股間を隠したことだった
下心を隠すことが知恵の始まりだった

そして、人間はいつ発情していても相手に近 ....
家に帰ると ネットフリックスが無くては 生きて行けません
嘘でもいいから 年金が無くては 死んでしまいます
こんな時代に SNSで呟くのが 怖くなりました
世界中に己れを 動画配信でさらけ出すの ....
夜が消えるとき
ひとつの死が終わり
そして新しい
ゆりかごの悲しみが
始まるだろう

時代はいつも
転がりつづけてゆくだろう
世界はいつも
なだらかな平 ....
○「独り言集」

*肺気腫になっても
ぷかぷか
煙草を吸っている友人あり

*買い物と病院通いが
年々大変になる

*ある宗教団体に入ると
老後でも結婚できると
同級生がいう
 ....
AIは文も書けるし絵も描けるしで
最近、覚醒した感があるな

隔世の感ですかな
いやまぁ、そうだけど

しかしまことしやかに
間違ったことも言うな

気にするな
知ったかの人間と思 ....
    1

そのあざやかな緑色の布で装丁された書物はページがかなり茶ばんでいてとても古いもののようにみえた。もうすっかりと桃色のペンキの剝げてしまっている粗末なベンチにベージュの豪奢なドレスを着 ....
深夜 帰宅
車を降りたところで
空を見る 
ゆるり

夜が暖かくなった
深く吸える


春だ

ゆるり ゆるりと
嬉しい気持ち
息と同じに
眠たい感じに
パイプ爆弾に
一杯の自称詩を
詰め込んで
あなたのところへ
届けます
爆発した瞬間
無数の自称詩が
飛び散りますが
安心してください
ちょっと気分が悪くなるだけです
だって殺生能力 ....
地球人ってよ
つまりグローバル人材ってことだろ
それって
英語話せるポリコレ人間を
作るってことなんだよ
下らねえったらありゃしない

地球人ってさ
自称詩人が好きそうだな
はっきり ....
揺らいで
虚ろに
核心、抉り

白い未知

私たちは生きる、
今日も 一つになれず

違いと争い 際立たせ
見せかけの平和を装着し、

街は洪水でいっぱいだ。
          - impromptu


ひと月すぎてしまうけど


あたし冴えないなあ


先輩たちも課長もやさしい


硏修はねむい


社食のお昼は今日も美味 ....
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
 雨の止んだ朝
 影を含んだ滴が
 街路樹のてっぺんから
 次第次第にころがって
 葉っぱをかすかにはずませていた

 背の高い少年が二人
 昨夜みた夢の話か
 声を低めてさわやかに微 ....
生後四ヶ月の娘を朝の5時からあずけれるような
保育所をさんざん探してさんざん電話をかけたあと
少し詩を読んだ


被爆者のケロイドを体に負うことが
物事を理解することではない
とりだされ ....
少し、日常を離れた
千葉の港のポートタワー
展望階に近い小さなレストランで
遠いビル群のシルエットに沈む
夕陽をみつめ、ワインを一口

やがて
鼓動の小波は・・・聴こえ始め
いつもより ....
いくつもの
顔のない詩が
この胸を通り過ぎてゆく、
新宿の夜。
この貪欲な
植生、
アスファルト割り
生え群れ栄え

その過剰な発芽力、

宇宙に流れ出て
新たなる宇宙、
創造する
エネルギー源となり


この貪欲な
植生、
アスファ ....
まるでそれが天からの恵みのように
一日一日を丁寧に生きよう
悲しいときは悲しいまま
うれしいときはうれしいまま
一日一日を愛おしむっように
○「自治会花見」
4年ぶりの自治会花見があった
青空に映える満開の桜を眺めながら
僕たちの中学時代の思い出のいっぱいつまった
旧中学校跡地でグランドゴルフを楽しんだ後
桜の花のもとにブルーシ ....
  


柿が落ちてきて、
そこに蟻がたかり出して
もう寒いかなと想いながら
軽めのジャケット羽織って
庭に出たんだよ。

あたし、
アリさんのひたむきさが
好きだわ。

 ....
 
 月の出の頃
 舗道が西へ向って遠遠とのびていた
 この途 にも果はあるのか?

 あれは人気観光スポットの側にあるカプセルホテルの様な
 街路樹の一本
 椋鳥が まるで人の心もおど ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
水割りリリー5*23/4/22 17:28
新緑の瞬間ひだかたけし323/4/22 17:24
ラジオ日朗歩野2*23/4/22 15:16
春の色秋葉竹123/4/22 14:54
蛇行した影を刻んであらい1*23/4/22 12:42
ルルカ的社会批評ルルカ023/4/22 12:41
Le Couple023/4/22 11:46
幽霊散歩イオン023/4/22 11:21
※五行歌 二首「小鬼と私」こしごえ8*23/4/22 10:19
パパ、パパ、パパ、ゼッケン123/4/22 8:42
僕の私の『 私の世紀末カルテ/サザンオールスターズ 』秋也023/4/22 7:51
予言(君の寝言を)秋葉竹123/4/22 6:31
4.22独り言zenyam...0*23/4/22 6:11
口説けどもりゅうさん2*23/4/22 5:02
年代記本田憲嵩323/4/22 2:22
夜に春だと気がついた日朗歩野0*23/4/22 0:01
自称詩爆弾花形新次123/4/21 23:19
自称地球詩人1+23/4/21 22:55
白い未知ひだかたけし423/4/21 21:25
新人墨晶4*23/4/21 20:51
溜息橋アラガイs10*23/4/21 19:56
少年リリー5*23/4/21 18:12
新・保育所を探してモリマサ公123/4/21 18:08
望遠の日々服部 剛223/4/21 17:13
新宿ダグにて123/4/21 17:10
過剰ひだかたけし3*23/4/21 16:57
_渡辺亘123/4/21 10:23
独り言4.21zenyam...2*23/4/21 9:44
秋の夕暮れ秋葉竹123/4/21 7:00
月の出の頃リリー1*23/4/21 5:01

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