果てる
潮の流れの中で
常温で融解する
金属の雌蕊
見紛う それから
手を差し伸べるように
突き放す
レインコートのひらりひらりと
美しい顔をなでる
レース
この少年の不在 ....
*
よくよく考えてみればぶら下げて歩いている
恥ずかしい背負いだ
禿鷲の後頭部
コウノトリのずるむけ
もしかして生まれ変われるなら
名前も姿もいらない
誰もいない湖面に ....
私は辞表を出して出発しよう
田舎に戻ろう
チャンスの訪れないひどい時代だからと
私は決意して ひとり 下宿先を出た
そして家路には激しい後悔があった
私の弱々しい足取りには
だから ....
母が家にきた
少し前から
3、4日泊まっては
一度帰って
また家に来る
あと半分の人生
ボンクラ親父は
なにを ....
気付いてたんだ
ある朝起きると母さんが味噌をお玉ですくわず鍋に容器ごと入れてスーダラ節を歌ってたんだ
火が強火なもんだからあっという間にプラスチックと味噌の焦げた匂いが台所を支配した
変 ....
丘の上二人夕焼け空見てるの
キャンバスに色を入れるでもなく
写真と記憶のもうちょっと曖昧なオレンジで
黒は足さずに白で割る
その夕焼けを見ている 秋の空
涼しい風が汗を冷やし
冬が来た ....
ちかれた、、、
お疲れさんですお先ですって
エンジンひねってブランキー起こして
....
血管の内壁に致命的な亀裂が走り始める瞬間神経に走る火花の種類、慟哭と憎悪と憐憫と憤怒と悲哀と渇望と安堵が不明瞭な融合を果たすその種類、瞬く内に様々なものの終焉を知る時の震撼する自我、暗 ....
要らないものを棄てる
何の感情もなく棄てる
これでいいのだ
生きることはそういうものなのだから
Old leaves fall from maple trees.
それが生きるこ ....
ささやかな
それぞれの日常 どうか見失わないで
慌しく時間は 流れてゆくけど
擦り切れそうな願い 強く握り締めて
放り込まれる 人混みの中
声を上げる 自分はここだ
君の笑 ....
楽しく笑いましょう
悲しく泣きましょう
口角を上げて
目尻を上げて
誰かが私を呼んでいる。
悪魔には魂は売らない。
主に心を捧げます。
良い事をしても
決して威張らない。
誰 ....
仕事に生きます。
料理に生きます。
勉強に生きます。
苦悩に生きます。
修行の旅に出ます。
遊びを一切絶ちます。
骨皮筋衛門になろうとも
途中で諦めません。
人間関係を再び断絶 ....
笑ってごらん
泣いてごらん
自由にして良いんだよ
怒ってごらん
叱ってごらん
誰も止めないよ
君は自由なんだ
人に迷惑を掛けなければ良い
空だって跳べる。
海だって走れる。
....
ところで、
人間たちは
まだ
言葉を
とうとうと使って
そして、
てんてんと死に続けているんだってね
はじまりを間違えた文明は
無間地獄をさまようのさ ....
あぁラブ
おなかが空いたら袋めん
まぁラブ
さみしくなったら抱き枕
さぁラブ
夢で恋しく羽毛ぶとん
恥知らずったら恥知らず
礼儀知らずもなんのその
ただ浅ましく嘘らしく
....
誰だ誰だ誰だ誰だと喚きまわっているから私だと耳打ちしてやったらすうっとしぼんでいった誰だ誰が死んだんだ?私だ、菊の花まみれで立っている女。あれはもう腐ってるから食べないほうがいいと男。緑の肌の少女 ....
例えばもう
ハルジオンの骨は
土に還ったのでしょうか
わたしの心臓を
掴んだまま
燃え尽きたひと
ゆうぐれに
さみしくなったり
あるいていて
ふと生活のにおいに
あしをとめたり
ゆっくりとしか
すすめないこと
くやしくなったり
生きるとゆうことが
どれだけ不安でも ....
おまえは正しい
人間として正しい
最愛がほかにいることを
そいつにきちんと話したのだから
きっといまの苦しみは昇華される
これが業なら今回のことで消滅する
だから気 ....
ただいま と思いながら両手を下に広げる
林檎畑は収穫のための作業で忙しい
陽があたるように実の回りの葉を取るため
晴天の日曜日 実家に帰る
草を分ける土の道 人の歩いた道
風にそれる 緑 ....
鍾乳洞のような碧がうまれるまで
洞窟のなかでふたり
じっと性的なリズムを聴いていた
ほほ笑みがこぼれあふれ
愛液がみたされるのをいたわり、温めてくれるひと
精神をこすりつ ....
真向かいにすわると遠く感じられた
目をあわせるのが居心地わるかった
スペインの夜はにかいめだった
ぼくはまるで中二の秋だった
彼女のうしろでは予約客たちが
食事を楽しまん ....
デッサンをする
かりかりかりかりかりかり・・・・・・ ・・・・・・ごしごしごしごしごしごしごし
嫌いなあの子の声がする
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガ ....
昔の自分は忘れた頃に
薄っぺらい所から
ひょっこり顔を出して
やさしく今のわたしを
いましめてくれる
もう
だいじょうぶ
なのか
と
おもって
もう
はがしきって
しまった
から
ひろって
また
つけなくちゃ
こんなに
ながく
はなれてる
なんて
どうやって
あさ ....
ナイフと黒い皿
テーブルには
皺だらけ
砂時計と水と消しゴム
メモと灰皿
伝票とボールペン
ぽつぽつと
灰皿と車と赤い花
黒い空には灰の雲
さらさら
風と雨とまざり ....
今日もあたしは
教会の外で祈る
ここは聖なる教会だ
おまえのような如何わしい女が
来る所ではない
そこから叩き出された9歳の冬から
あたしは教会に踏み入ったことは ....
少し早いけど
薔薇を見に行きます
あちこちで咲き出してはいるようですから
薔薇を見に行くのは
ボラの入り江にある公園
水清くして魚棲まず、のいわば正反対の海
どこかかゆいのか
そ ....
ただ言葉たちの声を聞く
作者が託したはずのものなんか知らない
ただ言葉たちの姿かたちに
目をみはる
文字でも
文字じゃなくても
いつも不思議に美しいそれら
ソロモンの指輪とか ....
ローカル線のまだ暗い無人駅
駅舎から少し離れた作業小屋
中ではストーブが赤々と燃えている
長靴についた雪はとけてゆく
庇には
外灯に照らされたツララが生っている
ほの明るいオレンジ色を ....
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