なみだに暮れていた

ずうっと眠っていた

赤いパジャマはおとうさんがくれた

おめめが腫れていた

じぶんを責めていた

ぬいぐるみがお母さんに似ていた

だれかに必要とされ ....
ひとは あいをもとめるものは あいでくるしみ

財をもとめてた ものは財でくるしむ 


また しあわせにもなれる

それは 一瞬の表裏だ

きずくのは死闘

破壊は・・ ....
あなたの夜風をもらいたい

ぼくの夜風をもらってほしい

それを交換するように

ぼくらはあの部屋に帰ります


ぼくらはふたりでひとつではなかった

ふたりでやっとひとりになれ ....
君が生殖本能からくるアプローチを好むのは
機能を満たしたいという欲求からで
私の子宮はそれを受け入れようと氾濫するので
剥がれ落ちまいと壁を厚くしている
そのせいでここ半年間は不調に悩まされ
 ....
祈り捧げる
オリオンの夜に

わたしはあなたの首輪となりましょう

締め付けて
もっときつく

わたしの憂欝は
すでに蛇のようにわたしに絡まり
両手を合わせるのさえ
まるで機 ....
薄い靴下に 冷気が渡ってくる
凍りかけた土に 残る雨水
青につらぬかれた 空が濁る

遠い所で カラスが鳴いた
歩く頭上を 羽音がかすめる

振り返ると 朱色の実が いく粒か
 ....
轟音が
前頭葉を打撃し
頭蓋は中空に
中空に咲くイメイジ
種子は咲けぬ地平に
飛び散り
干乾びながら
次の運命を待つ
飛散した眠り
目覚めは
触れぬ距離を保ちな ....
家庭教師をしたくない と
いったばあい
りゆうは
微分積分ができないから

かねがなく
10まんを
はらえない
みにくさ

としよりが
わかものじみた集団に
はいりこもうとして ....
乾いたガラスの向こう側。
バイクが通って水がはねる。
はねる。

どこか遠くで救急車。
道を急いで水がはねる。
はねる。

白い空の下
黒い道で
踏みつぶされた水がはねる。

 ....
夜が西へ消えた。

待って欲しいと祈ったけれど、
太陽は容赦なく私の影を伸ばした。

どこか遠くでカラスが鳴き、
人々が目覚め始める。

みなそれぞれに思いを抱きながら、
今日も電車 ....
蜘蛛を見た。

ぼくの左手の親指くらいあるんじゃないかな。
階段下の納戸の天井の隅っこで
何本もの長い足をピクリとも動かさず
じーっとしてた。
パパは、一昨日の夜も同じ場所にいたよって言っ ....
晴れ渡った空の青が濃いのは季節の分かれ目だから
あたしは出かけなければならなかった
剥離は目撃しなければいけないのに
お父さんは寝転がってゴルフばかり見ているし
9月さいごの日曜日だからと言っ ....
「あたしはいつか溶けてなくなっちゃうの」とチュパチャップスは言った。
「俺だっていつか齧り尽くされてなくなっちゃうんだぜ」とキットカットも言った。
「そっか、あんたも」チュパチャップスは同情したよ ....
※誰か適当な女性の固有名詞を入れて下さい















俺はお前の道を照らす一丁のランプになりたい






 ....
何も思わない
何も感じない
何も祈らない
総てが無駄だと知ったから
何も話さない
何も見ない
何も聞かない
総てが、辛い事だと知ったから
目を閉じて
耳を塞いで
口を縫い付けて
自らの楽園に舞い戻ろう ....
僕等は思い出すだろう
とりとめもないことだけを
{ルビ機構=システム}の一員に過ぎないという自覚
この無自覚で人は何でもやる
けれどメンゲレの対象認識、その冷酷は
機構に責任を帰せられるものではなく
導き出された個の資質に他ならない
善き ....
テレビはスポンサーの奴隷か
年金暮らしのお年寄りが
日本シリーズを見られない地上波なんて
どんな地上なんだ

ぼくはプロ野球なんか見ないけれど、
巨人ファンの親父が、
見るテレビ番組がな ....
「詩を詞を志を視を私を刺を死を」

 安易に扱うなどぬるい逃げだろう

「その滑稽さは小1ドリル」

 詰めろ詰めろ

 まだまだまだ

 それ以外の何かを

「何が表現で ....
悲しげな{ルビ表情=かお}から
垂れる蜜に
舌を差し出す僕は
酷く莫迦げて見えている?
生き物が好きなの
命が好きなの
でも物も大切に
したい。

好きだから
知りたいのです。
好きだから
大切にしたいのです。

好きだから
喜んでもらいたい。
好きだから
役に ....
死にたいヤツが死にたそうな顔してると思ったら大間違いでしょ
七福神のようなお顔で笑ってらっしゃるお父さんやお母さんやおじさんおばさん
うんうん頷く鳩だって眠れない午前3時は死にたくなるでしょ

 ....
意図を孕まない
言葉が
意味を持って
君を傷付けて
ヌルッとした
鯢のように
砂利の上を
ズルズルと
這いずり廻る

深い闇は
無いものとして
そこには在って
有るものとして ....
  1

ロケットエンピツになりたいけれど
あんまりアポロンは遠すぎる
ノートから顔上げて

頭から落ちそうな地下室へ下りて
天井まである古い冷蔵庫に触れ
ナマの中身に話しかけた
 ....
あなたの言葉を
きかないままにいる私
あなたと
別な世界にいるのでないと
いいきかせる

さみしいとか
そんなものではない
空気がなにも
響かせないことで
私という人間のなにも
 ....
『LOVE』と叫んでみたところで
返ってくるのは鉛の刃

陰鬱な空を見上げれば
額に当たるのはRed Rain

未来からの使者は
苛々怪獣ばかり連れてくる

『薔薇色』という名のU ....
        静かな窓のまえに立って
       汚いことばをいくつも吐く
      うす甘い空に雲がたなびいて
     鏡のようにつるつるの水の上を
    あかるい色の羽を ....
小さい子どもを間に挟んで手をつなぐ、なんて


最初で最後かもしれない
そう思ったら
なんだか泣きそうになった


明日の保証なんてどこにもないし
想いを伝える日もきっと来ないだろう ....
自分の生まれた意味が見出だせなくて、
自分の生まれた意義が見出だせなくて、
僕は今日も、世界の真ん中で問い続ける。

嗚呼、本当はその問いに答えがないことを知っているのに。


自分 ....
いつも一人ぼっちのあなたは
悲しいのっぽさん。
いつもいつも好きなのに
あなたは悲しいのっぽさん。

一人でいないで二人でいてね。

あなたは悲しいのっぽさん。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
こんど会ったら吉岡ペペロ210/10/21 1:27
もとめるもの森の猫1*10/10/21 1:21
あの部屋に帰ります吉岡ペペロ310/10/21 1:04
あてのない生殖西日 茜3*10/10/21 0:37
首輪乱太郎15*10/10/20 23:44
朱色の記憶 落下砂木8+*10/10/20 23:19
引力ホロウ・シカ...3*10/10/20 22:52
カルブ ココリーナa010/10/20 22:21
灰色の朝さつき4*10/10/20 22:21
ガタンゴトン1*10/10/20 22:16
蜘蛛とチェルシー0*10/10/20 22:12
少女詩 さいごの日曜日salco6*10/10/20 21:52
真夏の菓実佐倉 潮110/10/20 21:52
あの頃に書いた詩TAT5*10/10/20 21:04
_詩月010/10/20 21:02
共有吉岡孝次210/10/20 20:59
メンゲレsalco2*10/10/20 20:53
テレビはスポンサーの奴隷かはだいろ010/10/20 20:01
嘲笑、だがそれはまだ甘い222010/10/20 19:31
夜誰ひち1*10/10/20 19:21
生物ペポパンプ3*10/10/20 18:44
クーデターカチキ410/10/20 18:10
Oz110/10/20 17:40
タマシイの地下室ゼロスケ010/10/20 17:40
音の無き道朧月210/10/20 17:33
空想科学小説うずら豆1*10/10/20 17:33
穏やかな日はるな410/10/20 17:24
あたたかな夢ゆず2*10/10/20 15:58
悩み敬語110/10/20 13:35
のっぽさん。ながぐつ長靴...110/10/20 11:02

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