クラフトワークに銀河鉄道を乗せ 飛び越えてゆく箒星
デスバレーの石が動くまで土が渇き切ったら
プーさんのマグカップはディズニーを裏切らないかしら
たけくらべ 古語じゃ読めない 現代子役
哀しい ....
北海道を走る。走り終わったあとにには、「鈴と油」さえ残っていると言える。
目は見えるるも、それ位ができるが、手はそれつかむことができない。
いくら精密なレンズを用いようとも、その姿、見つけることが ....
市営住宅を取り囲む塀のなかで

ぼくはひとり能の練習をしていた

隣接の公園でこどもたちの遊ぶ声が

やわらかなガラスみたいになって空を引っ掻いている

能を教えてくれたのはお母さんの ....
君のことを
煙草1本分だけ考える
はずだったのに

君のことを
煙草3本分考えてた

煙草の煙は
君への

想いのように
柔らかく漂ったり

ため息のように
切なく漂ったり ....
まんまるの地球の上にある悲しみは
ゆっくりゆっくり転がって
いつの間にか消えちゃうものだよ

まんまるの地球の僕たちは
手をつないでるから
ずっと一緒

君がずっと笑えるように
つな ....
君の喉を
あたためたくて

神様に
今すぐ君に
ホットミルクを届けてって
お願いしたんだ

これが僕の
叶えて欲しい願い事
他の願い事なんて
今日はどうでもいい

君がずっと ....
働かないことの口実に
集中力が一時間で切れる
じいさんが肺がんで
邪魔ですかって言われると
かまいませんよって言う
ジャズバーに行く
古本屋にいって本を探す
図鑑をずっとみたり、時刻表を ....
 
 
かべよ

となりのへやから
こえがきこえる

なんだ

かべがこたえる
わたしのかわりに

おまえは
かべか

かべがとう
こんどはわたしに

そうだ
か ....
喫煙所です
いま二年目くらいです
物々交換をしたことがある、そこだけでしか話せないこと
なんとなくまだ
あのコミュニティに属していない

リアカーを一人でひっぱって
全身と、リアカー全部 ....
食べるものが限られている
記号が多すぎる
道を歩いているだけでも、たくさん記号があって
それは良く知っている道
パターンを見つけよう
月に二回くらい
自分じゃないから、そこにいる人が

 ....
ビシッと七三分けをし


キリッとした眉毛に


眉間にシワ


鼻の下には


ピッとチョビ髭


定番ふちなしメガネ






小学校6年生のときの
 ....
ひとひら
手のひらに乗せてみると
ちっさい象みたいな形で
足の裏がかゆくて
恥ずかしいような
気がして

いつかわたし
旅に出る時の
準備を
まだしていなくて
それは
きっと
 ....
薬包紙を三角に折って
手が止まる
そのまま丸めて
くずかごに捨てる

遠く遠くのことを
そういうように
君のことを月と呼ぶ



{引用=即興ゴルコンダより}
堅い肩が拒んで来たものは何だろう
刈り取られたばかりの田んぼは
まだ優しい黄色で
窓を開けると
稲の匂いが流れ込み
朝の光を浴びて 車は
電信柱が並ぶ田んぼの狭い舗道を
職場へと向かう
 ....
遮光レンズ越しの
淡い背景が
拡散する持ち時間を
しばし彩る
グラデュエーション
緑色のかみ人形の林立に
研ぎ澄まされた
ペーパーナイフの
握り締めた刃先の赤
指の間の憂鬱な黒い ....
バス停の上に
誰かが置き忘れた写真のような
最後の夏空が広がっていた

空の青は澄んだ水色
まるで海の子

雲はこねた白いパン生地のよう
見えない硝子板に等間隔で並べられ
底が平ら  ....
ひび

なくなり

ひび

よくなり

こしまでのびた

かみ

じょきん

かみ

切ったぶん

カミングホーム
無力だから、泣く、泣く
無力を感じて泣く、泣く
何も出来なくて出来ることもなく泣くのです

ただただ溢れる涙を
苦しみ
ぬぐって
泣く

今日よりまっすぐに生きれますように

想 ....
鬼は五稜郭を目指す






パイプオルガンのバッハ







小フーガ ト短調



 ....
愛しい沈黙の最中
それは突如 利己心を振りかざした

真昼の無重力室で
それは機械的に弄り続ける

かけられる言葉は
どれをとっても
私に宛てられてはいなかったし
拒否権をほのめかさ ....
細くても勁(つよ)い芯に
四枚の葉が大きく広がっている
四つ葉のクローバーの形は調和と安定の象徴
故か
かつて飛行機のすべてにプロペラがついていたころ
最終的に四枚羽が理想とされ
それ以外 ....
それはまるで鉄条網のまえで

雨にうたれる哀切なる群衆のようだった

おまえとキスをして

おたがい探しまわって

ふたりして群衆を見つめていた

哀切./i

それがまるで鉄 ....
子犬の小太郎を
弟が散歩に連れて行き
人を噛ませてしまった。

それ以来弟は噛ませた事は
なかった。
小さい弟には屈辱的だった。

輪ゴムのパチンコで
弟の目を失明させて
しまった ....
影の尾を掴み
痴呆する夕方
ぬるい病みの連続と
意識下の模索の交錯
爪を噛みちぎりながら
肉食の夢に
ひとしきり溺れた刹那
見下ろした欠片は
一滴の血液を滲ませることもなく ....
大すき
って気持ちだけで生きていたいよ

嫌うのも妬むのも恨むのも嫌いさ
だって向いてないみたいなんだ
どんなに憎いと思ってもほら、
もう忘れてる

まじめな人は辛いのだろう
だけど ....
あきらめることを覚えたら
なんだか世界が優しくなった

へらへら笑って受け流すことを覚えたら
怒る人もいたけど
なんだか生きるのが楽になった

だけど、たぶん

同時に何かを失った
たくさん青く
たくさんまぶしい
なのに幸せということではない
とあなたがいう

冬 なのかもしれない
風はやはり厳しく
光り満ちていても

歩く足 多く
両の腕 振られる公園で
 ....
かつて、私の泣き声の
代わりに歌ってくれた小さな川
その横を闊歩する

今の私の泣き声は
私の子宮にうずまいているから
軽やかに
川縁を散歩することが
できる
水の流れる音
さらさ ....
2004/03/04(Thu) 19:50 投与物質無し

詩とアフォリズムとの架け橋 その過程であること

今回に於いては ただ実験自体であること 
その未完へ向けての 矢の飛行であること ....
年二回の定期刊行物である其れが
冷たい丸い石に寝ている猫のようにひっそりと届いていた
其れは小さな宇宙
僕の掌の中で命が明滅する

ゆぐどらしぐ
ヴぇずるふぇるにるに逢ったのもこ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
平成女子日記佐和210/11/4 1:54
中から得ようとするも、外からでしか開けられない (2紀田柴昌010/11/4 1:54
お父さんだった吉岡ペペロ610/11/4 1:20
煙草1本分ミサイル・ク...710/11/4 1:08
まんまる110/11/4 1:07
ホットミルク110/11/4 1:06
避難8カエル110/11/4 0:57
かべ小川 葉210/11/4 0:33
避難7カエル110/11/4 0:09
避難6110/11/3 23:38
先生のひとことくゆら010/11/3 23:35
ひとひら遠藤杏4*10/11/3 23:20
硫酸の月AB(なかほ...310/11/3 23:08
秋(2010年)M&...010/11/3 23:01
老い……とある蛙11*10/11/3 22:56
カメラチック・ワーズ # - 最後の夏空佐倉 潮210/11/3 22:55
ひび阿ト理恵1*10/11/3 22:22
坂道なトンネルからまきちぇり010/11/3 21:53
国道2号線に捧ぐTAT2*10/11/3 21:36
じゅんけつモリー210/11/3 20:43
四つ葉のクローバーyumeky...2*10/11/3 20:43
哀切./I吉岡ペペロ310/11/3 19:21
故意か過失かペポパンプ6*10/11/3 18:26
メモリアルホロウ・シカ...3*10/11/3 17:38
ゆず110/11/3 15:12
1*10/11/3 15:09
公園朧月110/11/3 15:08
川縁にてナカツカユウ...9*10/11/3 14:22
臨床詩作法 / ****'04小野 一縷3*10/11/3 13:37
春秋分点透明な魚210/11/3 12:33

Home 戻る 最新へ 次へ
3180 3181 3182 3183 3184 3185 3186 3187 3188 3189 3190 3191 3192 3193 3194 3195 3196 3197 3198 3199 3200 3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 3211 3212 3213 3214 3215 3216 3217 3218 3219 3220 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.19sec.