小指が気になる

今日この頃



なんかいいな

かわいいな



遠くでも

よく見えてたから

寂しくなります






(不思議な話)
 ....
ひと目星をみるために
今夜も出かけてゆくのです
雨がふってる空は濡れてはいない

窓のうちっかわには
平和があるというのに
こうして出かけるのです
まるで外にある宝物しか
受け付けない ....
もどかしい もどかしい
胸を衝くこの感情すら
言葉に出来ないなんて

信じられない 頭が回らない
不安だけが
言葉を超越して

知らない 知らない
狂ってしまいそうなほど
わからな ....
1階のショウ・ルームには巨大なマシーンが
腹這う竜さながら何台も展示されている
合衆国とドイツの工場から空輸された
これら封入封緘機は全国津々浦々に納品され
封入された郵便物が各世帯に届く仕組 ....
人は誰でも自分の話を
聞いてくれる人を
求めている。
自分の存在を
受け止めて欲しい。

相槌を打って
目を見つめ合って
あーそうなんだと
繰り返してくれる。

聞き上手
相手 ....
父親だけではないのです
自分との繋がりを
こころのどこかで疑ってしまうのは

「おかあさんのおなかから
あなたはうまれたのよ」
あたたかい腕に抱かれながらそう聞くと
母親と自分の繋がりを ....
温められた皿が食卓に置かれている
「私を彩って。そして汚して…。」と
上気した白さで語りかけてくる
アンティパストでは物足りないと言いたげな光沢で
ゆるやかなフォルムの輪郭を際立たせている
 ....
薄く雲を伸ばした空

遠く無垢な空



一塵の風が 木の葉を舞い上げて

それを見事に 汚した

浮力を失して 滑空する枯葉たち

その一端を 引き取る

何百何千の一端 ....
ゾウさんの鼻先あたり
あるべきものが無いというか
腰の高さでぐるっとフェンスに囲われていた

ご丁寧にも幼い好奇心を遮るシートまでかぶせてある

わざわざペットを囲いのなかへ入れて
おし ....
ぼくはいつも作業服を着ている
田舎ではみんなそうだったし 何の不自由もない
社名の入った制服 オフの日でも安全靴
それがぼくの正装だ

そんなぼくの格好を 都会の君は嫌った
ある日 一 ....
ドーナツはだれにでもあるもん

べつに朝から信じてないわけじゃない

ただのドーナツなだけだから

すこしねじれたドーナツなだけだから


あなたの忘年会にいちゃもんをつけたのは
 ....
アイツはこびとのいきのこりだ

おおきななりをしているけれど

アイツは正真正銘のこびとだった

こびとは可愛いことと拗ねることが仕事だ

だからアイツのことは気にしないで

アイ ....
  ぼくは いつも何よりも 彼女のことが たいせつで

  ぼくは 彼女を愛してた

  ぼくは 彼女を愛してた

  彼女の望む幸せが 叶えば良いと 叶えば良いと... 


 ....
お前が私の頭に触れることは
玄関で靴下まで脱ぎ、放ったあとの
一つの儀式だった

おい、納豆の匂いがするぞ
八歳の妹は部屋から顔を覗かせる
お前はその頭も追うのだけれど
 ....
振りほどく袖をつかんで 引き寄せる

下唇のふくらみに 歯を立てて

白く滑らかな顎を 伝っていく鮮血

この乾いた舌で 舐め取りたい

柔らかく包む幸せを 剥いで 

あなたを守 ....
僕は
溶けてしまおうかと思う


うすく藍色に染まりゆく空に
くっきりと影を濃くするビルの形に
電車の窓から
ほのかに浮かび上がる明かりに
我知らず笑んで
僕はまだ
人らしくあれた ....
大人は全然わかってないんだから
そんな風に思っていた
子供のころを覚えている
だから今
わが子と向き合うとき
大人になった自分と
子供のころの自分
どちらを優先させようか
ゆらゆら
 ....
ふいに終わる日
規則と壁の絵
路から径
灯と声の重なり
角から角
持たざる夜に
ひとつ わたす


棄てられた標の山を
風は昇る
地と空の雪
むすぶ波
真昼の ....
私は魅せられていた

催事場へ行き
アウトレットに行き
古着屋にも行った
たくさんの服を見た
でも買ったのはわずか
使ったお金もわずか

それでも楽しかった
楽しかった分
閉店時 ....
しかめっ面しながら
白いノートを探した

理由もなくグルグルイライラしていた
パソコンを何度も何度もリロード
したりしながら
やることないかなと

そう願っていた

最近になってよ ....
出会ったその時から
きみとぼくは
別れるのが当たり前で
目的地に向かう飛行機の中
引き返すことも出来ず
ただ
悲しみの待つ飛行場に着陸する時を
出来るだけ感じないように
ただ一 ....
七月○日

君は誰かに蒸されて出来上がったと気がつく
その蒸し器の大きさにちょっと恐れを感じる
おそらくそういう人が他にもいるんだろうと思う

七月▲○日

富永の笑っているのを見 ....
咽がカラカラよ
潤う体とあがる呼吸に
甘く香る枕が湿ってく


ください、くださいと
髪が揺れる

笑う貴方に
私はそっと泣く


震える携帯電話
一瞬目線を向けただけ
無 ....
コートだけじゃ寒いから
コートだけじゃ寒いから
右手を頂戴
左手をあげるからって
笑いながら言うよ
何年経っても
そうでありたいよ

隣の部屋から物音が聞こえる
こんな時間に
僕た ....
どうか 殺してください
あたしを

延命など しないでください
静かに 死なせてください

チューブで つながないで

キレイなまま
死なせて ください

あたしを
あたしのま ....
「はやくしろー!!」
それは少なくともライトオンではなかった。ポケットには、レズビアン専用のテレホンサービスのティッシュが入っていて、うすっぺらいレシートは無印良品の茶色のノートのものだった。バ ....
デパートの窓辺から幼な児達が歌っている
「あわてんぼうのサンタクロース〜、クリスマス前に〜」
僕も知っているから
この歌は何十年前から歌われている

コンビニエンスストアの店員が
 ....
長かった闇のトンネルも
出口はあるようだ

微かな光が目の前に一点


何度途中で
「闇の中で死んでも構わない」
と諦めかけただろう

やっと

やっと。


さあ今 ....
犬が笑った

そんなことは思い込みかもしれない
それでも事実目に見える形でしか説明されない多くのものを投げ捨てるけど
不確かな現実はうやむやなまま流された
犬は僕を見ているのではないかも ....
   
音もない暗がりは
言葉のない世界だ

言葉のない世界とは
そう簡単なものではない

あらゆる感覚器の受容体の
スイッチをオフにして
体験する世界
とらえようのない間
対 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
_3*10/12/13 23:28
忘れ星朧月410/12/13 21:37
やまい水穏(みおん...1*10/12/13 21:34
インサーターsalco5*10/12/13 21:34
話しに耳を傾けてよペポパンプ4*10/12/13 21:33
子供は身体で世界を、あなたを計り知る明楽210/12/13 20:42
メインディッシュ渡 ひろこ19*10/12/13 20:29
秋 あるところ010/12/13 20:10
砂上のひと恋月 ぴの1910/12/13 20:09
アマメ庵410/12/13 19:22
ねじれドーナツ吉岡ペペロ310/12/13 19:05
こびとのいきのこり110/12/13 18:36
空飛ぶ潜水艦北大路京介9*10/12/13 16:24
失くし物山中 烏流6*10/12/13 15:51
独り占め凪ぎ010/12/13 15:09
夕暮れ由志キョウス...210/12/13 14:01
親心明楽1*10/12/13 10:01
ひとつ はずれ木立 悟210/12/13 9:37
小川麻由美1*10/12/13 9:19
詩を書くということ その21*10/12/13 8:59
悲しみよこんにちわ寒雪110/12/13 8:46
君と蒸し器について考察するこの年月はうめぜき2*10/12/13 3:43
ください、くださいと幼虫バニラ11*10/12/13 3:04
ひとりとふたり2*10/12/13 3:01
静かに 死なせて森の猫2*10/12/13 2:40
サークル仲間とカラオケボックス番田 210/12/13 2:19
慌てているのさうめぜき010/12/13 1:51
ヒカリ蒼井真柚110/12/13 1:40
遠藤杏4*10/12/13 1:29
言葉の墓標シホ.N110/12/12 23:55

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