怜悧な感覚を研ぎ澄まして
詩人は眠れない夜明けに言葉を紡ぐ
天球と地球と一直線に繋がろうと
懸命に哀れにもがく
その姿は滑稽でもある
天恵はやがてもたらされるのだろうか
詩人はその答えを知 ....
世界の果ては
どこにあるんだろ
時間の果てか
歩いていける果てか
俺が死ぬまでこないなら
迎えにいくから
手紙をくれよ
だいたいいつも思ってたんだ
何をするにも誰かが傷つきすぎ ....
あなたはすぐ
先にいってしまうから
私は追いかけなきゃいけない
私の湿った場所を
どうしてくれるの?
早いことは罪だから
あなたのその手は
私の突起と柔らかい丘をまさぐって
....
あなたの苦しみを目の前にして
わたしは何も言うことができない
憐れみや慰めの言葉
あるいは
勇気づけの言葉さえ
そんなものがいったい何になろう
あなたの苦しみを目の前にして
わたしに ....
何もない時代に
何もできなかった私は全く幸せではなかったのかもしれない
何もできなかった
私は
時の中で 何故 何もしなかったのだろうと思った
未来について 何も考えなかった私は
そし ....
ものを知るほど
自分に語れないものが増えた
声にしても唇の先ではじけて消える
子どもの頃は
うすくても
熱を持っていたから
声が空気の中を通っていけたけれど
自信をなくしてようやく
....
アナル、いわゆる肛門の奥には
秘密のスイッチがあって
それを押すと
あの町に行ける
真っ赤な部屋を抜けると
あの町、独特のモノクロの世界
娼婦の塔
高架を走る思い出
そして、涙に濡 ....
生じる現象としては同じはずなのに
その仕組み上 先に生まれるから この先ずっと後ろ姿しか見れなくて
捕まえて振り向かせても 滑らかな感情の曲線描く その横顔しか覗けない。
外部に反応して ....
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(一)
大きな風は流れ
黄色い砂を運び
赤い砂を運び
緑の大地へ至る
(二)
街に砂が ....
じんるいが
たんじょうして
はじめて
おまえはこのいしを
みつけた
それいがいに
いしはなかった
かのように
カナリア
寂れた街で暮らしてる 配役は奪われてしまって
ここじゃもう 本当の君を知る人も居なくなった
賑やかなレコード屋で 隅に追いやられたCDに
救いの手を差し延べるのが趣味 まるで自分 ....
にんげんかんけいって
なんなんだ
はながさいたとか
むしがうるさいとか
そういうことじゃ
ないのか
はるは
とくにうるさい
さかなかった
はなのこえが
....
けものたちが順番に目覚める
芽吹き始めた草木も
長い眠りから醒める
こんこんと湧き出る水に口をつけ
唇を濡らすと
また新しい路に出会う
まだ見知らぬ誰かに出会う
新緑とは、出会い ....
ひととして
といわれても
もはや
ひとではないのだから
しかたがない
ひとさまのたべものを
ぬすみぐいしてる
むしよ
おまえのおやの
かおがみてみたい
....
さみしいね
そういうと君は黙り込む
まるで口をひらけば終わるみたいに
はっと顔をあげるから
僕はたちあがれない
まるで夜が明ければバラバラになるみたいに
僕らの手はなぜ
こんなに ....
どれだけ君のなかに沈み込めば、君の温かさを感じられるのだろう
僕は
君の胸の上で産まれ腕の中で育ち
まだ、
手を離せないでいる
君が纏う風を
穏やかに感じ
苦しく感じ
嫌悪すら ....
連休の予定・・・全部キャンセルされた。
時間がたらたらと過ぎてゆく。
体調を崩した私を気遣かってくれているからだろう・・・たぶん。
足手まといだから
めんどくさいから ....
我が国の
女は 懐胎を知ると
結わえられた何本もの糸が ぶちぶちと
引きちぎられていくのがわかる
やがて 星型をした陽だまりを我が手に抱き上げ
母となる喜びを知るのもつかの間
....
見覚えのある
トレンチコート
変な液のせいで
染みがついてた
はやい足取りで
近づいて来て
いきなり前をはだけた
あの人なのね
よみがえる恐怖心の一歩手前で
こみ上げる強い怒りに
....
それは腕でした
ベッドは空を飛ぶいきものになったので
わたしのライフカードからは
にんげんが外れました
それは腕でした
ブランケットの内でまどろむわたしを抱き
耳を塞い ....
黄ばんだ細い幹の先
辛うじて育む古の緑
枯れ切らない生が
美しい朝を
美しい夜を
何度も
心待ちにしている
如何わしいことばかりの森の奥で
白いワンピースの裾が揺れていた
小 ....
だんだんと 曇る空の下で
力強く、ステップをきかせて
この濁っていく空のもとで
踊る様にして、駆け出したいのだ。
可愛くて実用性のない傘だから
靴が濡れてしまい
....
今日は落日は見なかったな
見なかったな。小雨に覆われて
道行くケンタロウも見なかったな
ケンタロウの紐に引っ張られていくおじいさんも
やっぱり見なかったな
観察という行為が
とても少なくな ....
不遠慮に繋がるシナプスが
六番目の感覚を取り戻そうとしている
天恵を得るために
そして悪意は背中を刺す
それはまるで
怜悧な刃物で身を裂かれるような
それはまるで
身体中の神経が外に剥き ....
i
水を撒く、
あなたの地球儀を
絞殺したのは
わたしではなく
わたくし、
であって
緻密に、
ただ緻密に、
あなたは欺かれ
白紙になった
太平洋で
立ち止まった海水は
沈没 ....
制服を脱いだら普段とは違って
タンスの奥の方から取り出して
芳香剤と昔の匂いのする服を着た
その服を着て鏡を覗いてみると
無性に髪を結んでみたくなった
これで準備は整った
でも ....
近所の商店街で買った、
手羽先を食べながら、
ゴールデンウィークの最初の3日間で、
遊んだ女について語る。
ジョン・ウェズリー・ハーディングを聞きながら。
初日。
って、もうおとついに ....
カキコすることで気が楽になるなら
楽になれる瞬間があるなら
そう思う
カキコできないくらい
思考停止するのも
また あり
そんなときは 眠る
眠れぬときは
無理矢理に 目を閉じ ....
神社はパワースポット
全ての気が 集結する場所だから
全ての気が 終結する場でも
有るのかも 知れない
大きな杉の木に 寄り添い
今じゃあ 誰もが
雄ですか 雌ですか なんて
空を見 ....
なんだかなあ
が、
白い布にしみて
たやすく
夜
かなわんなあ
って、
放りなげたこと
ひるがえって
雨
....
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