上手に絵を描こうとしても
それが思い通りにならないように
ある夜夢の中で素敵な未来を見てしまったら
現実的な未来を考えることは
遥かに遠い星に辿り着こうとすることに似ている
誰にも約 ....
つまがつくってくれた
べんとうをたべるのは
いったい
なんどめなのだろう
けんかしたかずと
おなじくらいに
なったんだろうか
であったときは
いちどきりなのに
....
いきていることに
かんしゃしなさいと
ひとにおしえてあげるのは
ちょっとちがう
いきていることに
かんしゃしてる
そうおもっている
だけでいい
おしつけよう ....
ゆるやかに
もう乾涸びてしまいそうな川の
もう息絶えてしまいそうなせせらぎを
聞きながら
顔つきを変えずに
下ってゆく川面を見ている
投擲する石礫は対岸に届くことなく
力なく落下して ....
長く歩いてくると
道に落ちているゴミの類い
しがらみという糸屑や
負い目というガムの滓
義理という不燃物
扶養義務って言う海綿動物の亡骸
みんなすねに絡み付いて
どうにもこうにも ....
私は子供、刃物が怖い
私は子猫、太陽が怖い
私は綿飴、割り箸が怖い
私は信号、視線が怖い
私は耳、イヤフォンが怖い
私は目玉、テレビが怖い
私は骨、布団が怖い
私は声、壁が怖い
....
たばこのけむり
あいまいのなか
そっと
てをふるもの
ひかり
ふりつもるゆき
とうめいなゆき
ぼくを
ふちどるもの
ひかり ....
満たされなければ
埋め尽くそうとする奔流が産まれて
満たされてしまえば
表面張力に負けそうな不安に
何処までも落ち着く事の無い
彷徨う旅のように
今日も私は貴方の捜索を始める
短くなった
夜をうち捨て
靴の裏で
光をつぶした
だれでも
知っている
夜の次は
朝だ
そして立ち昇る
あいま ....
忘れてください
なんて思ってもいないのに
やっぱりいいです
なんてごまかしてる
言えない言葉ほど
私にとって大事で
言えないからこそ
ずっと想い続ける
ホントにナイスタイミング。
一瞬のためらいもない言葉は 気持ち先行で 認識が後から追いつくぐらい。
隙間を探して 疑いを差し挟むのがもったいなくなる。
受け取る私も 発したあなたも 言葉に置いて ....
あと九作品だ、が目の前を通過する。
あと九作品なんだよ、よ。到達まで。
今まで侮っていた。
こんなに長い道のりだったなんて、思わなかった。
この前初めて気付いて
やっちまったなー。
後悔し ....
息が
詰まりそうになるのです
ワンルームに一人
孤独が
のどに絡まって
嗚咽すら出ない
あめがふっている
あめがふっている
息苦しい
喉奥に水滴があつまっていく
緑色のものがうまれはじめた
くぅら
くぅら
口の中に植物園
木立に紛れて
....
とうとう、
再来年発行されるという、
10万円札に印刷される肖像は、
ジャッキー・チェンに決まったらしい。
ぼくはむずむずと興奮してしまったので、
体育館の友達のところへ駆けて行って、
酔 ....
夜、起きて台所に行く
冷蔵庫を開ける
豆腐が二丁入っている
皿に豆腐をのせる
豆腐を握りつぶす
二丁ともつぶす
皿も豆腐も白いのに
皿を握りつぶすことはない
世の中の仕 ....
〈好き〉ってなんだろうね
*
わたしってさ
誰かを〈好き〉なったことってあるのかな
〈好き〉ってね
愛しているとは違うし
意外と精神的なものだったりして
Like ....
清濁を
決める、のは人。
撓んだ「板」は割れるか、
跳ね上がるか。
吃音ではなく
軍を成す身震いが
国籍を求めて
腹を曝した和やかな州嶼に打ち寄せるとき
メガロポリスの ....
真っ赤な真っ赤な花が
妬んでる
ずっとあなたを妬んでる
避けられないことで
それは逃げられないことで
ずっとずっと
追い掛けてくる
赤い花はずっと
そのことばをまっている
....
小学校の土砂の匂い・・・
覚えてる?あの日校庭で転んだこと?
君はたまたま持っていた一枚のバンドエイドを僕に差し出して
「これで治る?」と笑って言ってくれたっけ
それ以来、治ら ....
光が
目蓋を開き
じっと
私は視られていた
世界に
回想されていた
何も知らない思いでいると
理解すること自体がないままに満ちている
知識はいつも満たされているが
信じていたのは一体どんなことだったのか
たぶん 私は 何も考えていなかった
そこで 何も言 ....
夢は起きたらさめちゃうの?
さめちゃったらナカッタコトになっちゃうの?
気分で ノリで
うん
わかってるよ
嘘じゃないのも
ほんとじゃないのも
あんたなんか ....
真夜中
静寂に耳をつかまれる
今夜は 星も
月も風も犬もない
どこかの
高い塔の
窓の暗闇から ひっそりと
花びらを撒くひとがある
それは恋をするむすめ
それとも
も ....
虹がかかると
いうけれど
ほんとうはぜんぶ
水なのです
風がそよぐと
いうけれど
ほんとうはぜんぶ
波なのです
町が見えると
いうけれど
ほんとうはぜんぶ
光なのです
....
履物を脱いだらきちんと揃えること
食事のときはちゃんと座ること
きちんと ちゃんと
口癖の祖母の跡
入ってきたドアの
でてゆくドアの
閉まりきらない姿が
あくまで悲しいのでなく
....
会社は休みだけれど
早起きをして
いつもとは逆方向の電車に乗り
潜水艦が停泊する港街に来ている
海岸にある公園で
安っぽい
ビデオの撮影現場を横目で見ながら
海に面したコーヒーショップに ....
部屋には窓が必要だ
四方を壁に囲まれた部屋に放り込まれてから
俺はそんなことを考えている
部屋には窓が必要だ
日当たりのいい場所には
きれいな花が咲く
見渡す限り、高層ビルに埋めつくさ ....
怜悧な感覚を研ぎ澄まして
詩人は眠れない夜明けに言葉を紡ぐ
天球と地球と一直線に繋がろうと
懸命に哀れにもがく
その姿は滑稽でもある
天恵はやがてもたらされるのだろうか
詩人はその答えを知 ....
世界の果ては
どこにあるんだろ
時間の果てか
歩いていける果てか
俺が死ぬまでこないなら
迎えにいくから
手紙をくれよ
だいたいいつも思ってたんだ
何をするにも誰かが傷つきすぎ ....
3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074 3075 3076 3077 3078 3079 3080 3081 3082 3083 3084 3085 3086 3087 3088 3089 3090 3091 3092 3093 3094 3095 3096 3097 3098 3099 3100 3101 3102 3103 3104 3105
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
7.84sec.