風が走っている、この胸の中で
指先で奏でてゆく夜の心音
私を呼んでいる遠い声が
耳もとでこだまするたまゆら
そっと指をのばす、頬に触れたなら
夜明けのはじめの光が胸へと届く
あなた ....
いろんなものをもってるわ
なのにまだ足りないの?
雨が打つ
まんべんなく
大事なものがかけてるなんて
わかってるよ
雨が打つ
まんべんなく
だったらあなたはもってるの? ....
日々を同じとかたまりとして捉え
線を引いている大人
日々新鮮な学びがあり
拡がっていく子ども
きのうと今日とあしたは違うんだ
だから
大人は子どもに負けてしまうんだ
僕はいつ ....
昨日までの激しい雨が
嘘のように澄み切った青い空
なのに気分はブルー…
昨夜のデートで彼女が
「その紺のスーツとスカイブルーのネクタイ、すごく似合ってるよ」
って言ってくれた ....
私はもう、おんなでいたくないのです
*
夜中になる前に、
私がまずすることは
夜の空気に右腕を入れること
ぐるぐると掻き混ぜると私と化学反応をおこすので、そこでゲル状にな ....
写真なんてキライ
思い出に固執して生きるのなんて真っ平
いつも新しいことに目を向けて生きていくべき
そんなことを言っていた
ロクなこと無かったし、しても来なかった人生だもん
ハサミでちょん切 ....
さがしています
わかりやすい たいど
わかりやすい ことば
澤にいたのでしょうか
青筋アゲハが よこぎります
そんなはずはないのに
蝶番のように 澤の景色が見えました
....
甘いシュガーロール。
彼女はまだ一口も手をつけずにいる。
「私、これ好きなんだよね。」
朝は誰よりも早く起きて綺麗な顔をする。
そんな彼女が赤い目をしてうさぎみたいに笑った。
僕 ....
真夏の赤い闇に閉ざされた狭くて重い部屋の中にどこまでも続く一本の道がある、砂利/土/アスファルト/石畳、それらの悲壮な交替、反復、沈殿により、きらめく闇の粉からささやかれた32mの格子窓に映る病人の内 ....
どうやらあなたの思惑どおりだよ
森口さん
俺は失敗してしまったようだ
いつもみつめていたのはこうなる事を予想していたのか
それとも こうなれと
思っていたのか
とにかく ふと、 ....
誰もいない街で語るべきものなどあまり見あたらない。川に身を投げたいと思った。代わりに、持っていた新聞紙を放り投げた。コイが食べるのかもしれないと思った。そして夢を見た。持っていた笛を吹いた。誰も仕事な ....
/AM2:00
天国って宇宙のどっかにあんのかな
と僕がたずねると
女は黙って指をさした
窓辺においたベッドから
起き直って首を曲げる
ちょうおどろいた
世界の破滅みたいに大きな ....
真っ直ぐな視線じゃなくて その少し斜め上
空中にある 円錐形を採用している 銀色の小さな突起物。
扉を開けば シチュエーションにそぐわない着信音が鳴り
詰め込まれていた伝言が 近所迷惑を心配させ ....
これでもかと雨に濡れそぼっています
浅き息の根、レストインピース
エアーフィッシュがゆらゆら讃嘆
遠き夢の芽、キャッチンリリース
墓石に腰掛けてましますはわたし
寄り添うのはあな ....
いよいよ
しのうとおもい
いしょをかきに
やまおくにきました
まさかはちに
おそわれるとは
はちのじをかくはちも
いしょのつもりなのでしょう
眺めれば
外は雨で
いつもの場所
いつもの時間
それが合言葉
合言葉だった
眺めれば
外は雨で
気付いたけど
動けなかった
そこで終わり
終わりだった
....
110511
金曜日に助けたから
フライデーと名づけられた青年は
ロビンソン・クルーソーの従僕となり
しばらくは一緒に暮らしたという
絵に描いたような仕合 ....
いまは
なんごくのきのように
ぽつりぽつり
はまかぜにゆれている
あんなんたくさん
かたをよせあい
いきていたのに
ながされた
まつのき
ながされなかった
....
隠された寝台で
黒衣をまとい 彼女は眠る
やがてその眠りに霧が立ち籠め
その中で 鬱蒼とした森林と
銀と透明にきらめく都市とが
ゆっくりと近づき
そして静かにまじり合う
....
きみの心に呼ばれた時だけ
ぼくはきみに話し掛けるよ
それ以外に話し掛けても、きみ
ぼくに気が付いてくれないからね
いつもぼくは
きみと誰かをくっつける役目
上手 ....
蛍光灯のタイムラグ
青白い光の中で
斜めになった椅子の
神経質な輪郭に
目を瞑る
自分が書く詩に
....
窓辺の席で
遺書を書いていると
一匹の蝶が
入ってきました
蝶はしばらく
便箋の上を飛び
再び出て行きました
わたしはふと
誤字に気づき
その頁を破りました
少し音が ....
欲張らない方が幸せをいっぱい感じることができると
最近気が付いたので
今日は右手をつなぐだけでいいよ
あの頃はまだ
山ガール
なんて言葉
なかったかなって思うんだけど
あのひとはなにか
そんなニュアンスの言葉で
自己紹介したんだ
二つの同人誌グループの
合同の飲み ....
野原に言葉を放したい
青空の下で
道行き人に言葉を預けたい
街灯の下ででも
わたしは「わたし」を捨て去りたい
「わたし」が
わたしを拾う時まで
わたしは
「あなたがた」の影 ....
私の愛の色と
あなたの愛の色は違うけれど
愛し合えば二人の色になる
静かに育まれた愛
綺麗な花のような存在感
夢から覚めて
本物の愛に気づけば
二人の色になり愛は加 ....
●
いったいこれは何の会議だろうか。ただ、つい最近もこういった会議に参加した気がするので、きっとわたしに無関係ではないはずだが。しかし、みんな一体何を話しているのだろうか。な ....
「もう、電車に乗れない。かもしれない。」
「どうしよう」
吊皮
を、
握って、下見たら、青色の液体で埋まってたんだ。
ブルーシートみたく青色で
ブルーシートよりずっとなめらかで ....
あなたの存在を
あなたの不在によって
より一層実感する
今此処にない腕や声の
あたたかさを
心で抱きしめる
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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